先週末の地上波で、ワールドプロレスリングを見ました。
一言で言うと、猪木愛に溢れた内容でした。
30分という短い時間でしたが、1972年の新日旗揚げからテレ朝が猪木と共に歩んできた歴史が凝縮されていて、感動しました。
私の中でこれまで受け入れられなかった猪木逝去の実感が、ようやく湧いて来ました。
昨日放送されたCSテレ朝2のNJPW Liveでも、追悼ゴングが鳴らされましたが、「炎のファイター」が流れると涙が止まリませんでした。
試合前なので、レスラーも涙を堪えてたと思いますが、よく我慢できるなぁと思いました。
思い返すと、世間の偏見と戦ってたのは猪木やレスラーだけじゃなく、テレ朝も同じだった気がします。
親からすれば、相撲や野球と違って、新聞に載らないプロレスは子供には見せちゃいけないようなスポーツと思われてたかもしれません。
今でこそ多チャンネルで色んな媒体が育って、視聴者に選択肢が与えられましたが、テレビやラジオしかなかった時代に、毎週金曜夜8時に定期放送していたのは、テレビ局からしても英断だった気がします。
昨日もNJPW認定TV王座が新設されましたが、今後もテレ朝が新日をバックアップする姿勢が感じられました。
今週末にはCSテレ朝で猪木の追悼番組が3日間放送されます。
週末にこれを見ながら、猪木を偲びます。