勘定科目の行き所がない | 資金繰り道場 別館

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複式簿記というのは本当に良くできている仕組みだと思います。


お金の出所。

出たお金の行き所。


出所と行き所が明確です。


例えば

出所:会社の通帳から現金を引き出す。


行き所:その現金で出張の交通費を支払う


つまり会社の現金が交通費という経費になります。


現実に良くあるお話


出所:会社の通帳から現金を引き出す。

行き所:いろいろと飲み食いしました。レシートは残っています。


一部は会社接待。でも一部は接待の後自分一人で呑みなおした費用

一部は出張費用。でも一部は家族旅行の交通費。


良くあるのが全部経費で落としちゃえ!!なんとか理屈付けて経費計上は可能かもしれません。(程度によりけりですが)


でもこの手の考え方をする人はレシートを残していなかったり、どこでどんな風に使ったか等几帳面に記録しているはずもなく長期にわたりたまり溜まって曖昧だったりします。


お金が出たまま、勘定科目の行き所のない、または良く解らない場合はどうするか?


会社の通帳からお金は出ているので


社長さんに会社がお金を貸している形にしたり(これは資産)

・社長が会社に返済する様子も意思もないのにご丁寧に利息計上してますが実際の利息(会社からみて)は未収金で処理。


帳簿上現金があるような形で放置したり(これも同じく資産)

・現金の残高突合はやらないのが前提。


こんな処理で辻褄を合わせます。


どうでしょうか?


違和感ないと思うか?

こりゃ少し変だぞと思うか?


このあたりの感覚って非常に重要なんですね。このような処理をする趣旨を伺うと、黒字を維持したいから。社長と中小会社は一心同体だからと言います。


確かにそれも然りですが、前提として会社の事業が上手くいっているのが条件です。さあ困った!!というときどうするか?少し頭の片隅に留め置いて欲しいなと思います。


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