税務署的粉飾の見極め | 資金繰り道場 別館

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粉飾決算の場合、金融機関に提出する決算書の殆どが利益を上乗せする粉飾です。それに対して税務署に対する粉飾は、税金をとにかく抑えたいとの考えから、”逆粉飾”といえるでしょう。売り上げをできる限りなく過小に。経費(損金)を限りなく過大に。が基本的な考え方です。


 ある実例ですが、飲食店の売上げの過小申告を見つけるためにごみに捨てられているその店の焼き鳥の串を数えて売上げの過小申告を突き止めた例があるそうです。仕入れの実態や必要経費などの所謂変動費から売上げの実態を逆算する手法です。


 税務署の例は”逆粉飾”を見極める為の手法ではありますが、このような手法は実は金融機関でもよく用いられる手法なのです。在庫の動きを把握するため、商品の間にこっそりと名刺をは挟んでおいて、何日か後に同じ場所にその名刺を確認して、在庫の回転状況を確認したなどという話も聞きます。


 実態を見極めるためありとあらゆる手法を用いて確認する習慣が銀行にはあります。粉飾がすべて悪とは思いませんが、(もちろん許される経理操作の範囲ですが。)後ろめたい気持ちで決算を組んでいるとどこかで足元をすくわれかねませんのでご注意を!


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