簿外債務ほど企業の決算書で厄介なものはありません。なにせ簿外なのですから、決算書上で見つけることは難しく、極秘の社内資料や経営陣のヒアリングをして始めてわかることなのです。会社ごと買いたい売りたいといったときには詳細な調査が必要になります。
そんな簿外債務の実例を挙げてみます。
●買戻しの約束がある不動産。(買戻し特約の登記をせずに、●年後に所有者の請求に基づき買い戻す約束をしている。)商品の買戻しの約束がある場合も同様です。
●代表取締役が、出資者の株を定期的に一定金額で買い戻す約束をしている。代表者が実質的に出資者からお金を借りている。買い戻すお金が会社から代表者への貸付になっている場合はさらに要注意です。
等々ありとあらゆる手段を使ってある意味資金調達を図っているのですが、共通していえることは、このような隠れ蓑を使って資金調達を図る会社はあまり業績もよろしくないといえるでしょう。
やはり外から見て?がつくような資金調達は極力避けるのが宜しいかと思います。
