今もあまり変わらないかもしれませんが、私がメキシコのメリダに行ったのは今から約14,15年前。随分と経ってしまいました、今振り返ってみると。
海外旅行をよくする人ならわかると思いますが、異国の地に足を踏み入れる瞬間というのは何回経験しても特別なものですよね。特に私たち日本人にとっては異国に行くには海を渡っていかなければならないわけで、大陸続きで他国に入るのとではその感動も違います。そういう意味では日本人にとって海外旅行ってほかの国の人よりも特別な感情があるのかもしれませんね。
メリダという国はとにかく湿気が多い国で着陸する前からその雲の大きさとおおさに圧倒されたのを覚えています。とにかく空気の濃度が濃っくて、日本以上でした。
メキシコの国の多くは以前スペインの植民地であったので、街にはその面影がたくさん残ってます。街の中央には必ずと言っていいほど広間があり、その一角には教会があります。その周辺の道はみんな煉瓦造りのようで、とても雰囲気が良く、高くて葉っぱの多い木がその広間一周をかこっている問感じです。タイムスリップとはまさにこういうことを言うのではないでしょうか。
メリダは観光客も多いですが、少し街を外れると、土着民も大勢います。特に目を引くのが今も健在のマヤ人。彼らは伝統的な衣装を着ているのですぐにわかります。
マヤ人はメキシコ人と違ってとても恥ずかしがり屋で、おとなしい感じです。スペイン人が来た当時もこうだったのではないかなと思ってしまいます。そこだけ時間が止まっているような不思議な空間をこのメリダはもっています。
日本人に多いかもしれませんが、いいものがあるからちょっとうちの店まで来てといわれても絶対についていかないでください。殆ど裏があります。もちろん中には本当にそういっている人もいると思いますが、もしそうなってしまった時は自分の一番大事な命を第一に考えるようにしてください。
物はいつでもまた手に入りますので。命のが大事ですよね。意地になってケチらないことが大事です。でも基本的にはメリダの人々は人懐こくて、いい人が多いです。とても旅をしていて、「ああ、人間ってこういう感じなんで」と今更ながら人間の本質を感じられると思いますよ。