この2年間、使う機会がなかったペンギン印の
Suicaです。
先日の京王電鉄線の事件といい、夏にあった小田急電鉄線での事件といい、新横浜〜小田原間で起きた東海道新幹線での事件といい、列車内での異常な殺傷事件がとても怖いと思います。私が学生の頃は駅員さんや車掌さんのアナウンスに従っていれば安全と教えられていたのですが、事件を起こす犯人の異常さやサリン事件を体験していない若い世代の駅員さんや車掌さんが多い時代となってしまい、いざ事件が起きてしまうと会社のマニュアルに従うことしか出来ず、対応が遅れてしまう傾向にあると感じています。
万が一乗っていた電車で非常事態が起きてしまった場合、どの電車に乗っていても車両ごとに緊急事態を車掌さんに知らせる赤いボタンがあるので、そのボタンを押して知らせるのがセオリーと言われていますが、実際には車掌さんも上司に許可を得ないと列車を止めることが出来ないために今回の京王電鉄線の事件の様に対応が遅れてしまうことが想定されます。停車してから約10分間扉が開かなかったのも、とても上の上司の対応が遅くなってしまったことが原因のようですが。
もし、この運行体制でサリン事件が起きていたとしたら、想像もしたくないくらい恐ろしいことになっていたと思います。サリン事件の時の霞ヶ関駅に停車中の丸の内線の車内に放置されていた破れたビニール袋を霞ヶ関駅の助役さんが車外に持ち出してくれたおかげで被害を最小限に食い止めることができたと言われています。マニュアルに縛られない乗客の命を第一に考えた対応だと言われています。今の鉄道の仕事に関わられている若い世代の方々がマニュアルに縛られずに人の命を最優先にした対応ができるようになってほしいと願っています。
不特定の方々が利用できる鉄道だからこそ、
どこの誰が乗車しているのか確実にシステム上で管理をすることが出来るようになるなどの安全対策を実施して欲しいと思ってしまいます。
改札を通る時に刃物や揮発油を所持していたら要チェックのセンサーが鳴るとか、ITの技術を活用したセキュリティを施すことも考えるべき時期なのだと思ってしまいます。
小さな護身術としてバッグの中に折り畳み傘を入れておき、無差別に刃物を振り回す人が接近してきた時に傘を身体に対して垂直に開いて顔や首や心臓など急所を刃物から一時的に防御する技があるそうです。傘がない場合は座っていた椅子の座面が外れるようになっている車両が多いそうなのでいざというときは座面を外して防具にすることもできるそうです。各車両ごとに消火器が設置されているので犯人の顔に向かって噴射するなどの方法もあるそうです。
これが昭和堅気の武州から上州方面に走っているローカルな列車内で、このようなテロ行為を起こそうとする輩がいたとしたら、車掌さんや駅員さんがホウキや緊急処理バケツ(中身入り)を持って追いかけ回し「テメェ、今すぐ鉄火丼の具材にしてやる」と怒鳴りながら頭上からバケツを被せてしまう結末になっていたはずです(ほとんど実話だそうです)。
自分の身の安全は自分で守らなければならない世の中になってきたことが、なんとなく悲しいです。