なぜ、また道路が混雑しているのでしょうか。
自民党の総裁選の話はともかく、
こんな時にそのような報道ばかりがされていて、
がっかりとした気持ちにさせられてしまいます。
10月にG20が行われる関係で衆議院選挙は11月になってしまう可能性もあるそうです。
ところで、衆議院選挙などの投票率は悲しいことに高くても50%前後だそうです。
雨が降ったり行楽シーズンに重なってしまうと20%台後半にまで落ち込んでしまうそうです。
ひどい時は有権者の7割以上の人が投票をせずに棄権をされてしまっているのが現実なのだそうです。
実際に投票される方のほとんどが60歳以上の方々だと聞いています。
若い世代の方々も自分たちのこれからを決める大事な選挙なので
この人だったら信用できると思う人に投票をしに選挙に行って欲しいと思っています。
60年代のアメリカでは、公民権運動と言って黒人の方が選挙権を持ったり政治に参加ができるように平等を求めた運動が行われていました。選挙に参加したい1票を投票したいという願いのために本当に大変なご苦労をされたそうです。
戦後の日本でも、それまでは貴族、華族など一部の男性の方にしか選挙権がなかったのですが、
戦後の民主化で20歳以上の男女全員が公平に選挙に参加できるようになりました。
そのような中で、市川房枝さんが女性初の国会議員として当選されたり、民主化が確立されていきました。
国民みんなに良い国を作りたいという志があったそうです。
その頃の小学生や中学生くらいだった方が今は80歳前後になられているそうです。
もし、間違った政治思想の方にたくさん票が集まってしまったら、
お騒がせウイルスを抑えるために憲兵の制度を復活させてしまったり、
テレビのチャンネルが2つくらい、ある朝突然映らなくなってしまっていたり、
ロックアウトと称して全ての経済活動を強制的に停止させてしまうような法律を作ってしまうかもしれません。
もし20歳から50歳くらいの若い世代や働き盛り、子育て世代の方々がきちんと投票していたら
今のような政局にはなっていなかったかもしれません。誰がやっても同じとは思わずに、それぞれの候補者の言っていることをネットなどでも少し目を通すだけでも観点が変わるかもしれません。
自分が信頼できると思う、きちんとした実行が可能な公約を掲げている方や、
確かな実績のある方に投票をして欲しいと思っています。
日本は議院内閣制なので国家の総理大臣を決める時に、
国民が直接投票することはできません。
私たちが選んだ国会議員の方々が、
投票で総理大臣を選出しているのです。
ちなみに、世界の多くの国では、
形式上の選挙しか行われていない独裁国家や選挙権のない国民が沢山いる国、
まだ政府が不安定な状態のままの国など民主的ではない国家が沢山存在しているそうです。