なぜ、道路が混雑しているのでしょうか。 | kimagurenarumamani

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なぜ、道路が混雑しているのでしょうか。

ロイズの生チョコを数箱通販で購入したら、
おすすめ商品のカタログが、
定期的に送られてくるようになりました。
とても気になるフェアのお知らせが入っていたので、またポチッと注文してしまいました。
このショップの商品はロッテや明治のような大手とは違いコンビニやスーパーで日本全国どこでもすぐに買える商品ではないので、
ショップへの来店者や私のように1度通販を利用して名前や住所の分かる顧客への定期的なお知らせをしてくれています。

1960年代後半から確立されてきたランチェスター戦略のひとつです。生命保険の外交員さんや地域の個人経営の電機販売店、車検や自動車保険の取次を行なっている小規模の自動車販売店の営業さんなどが、顧客の獲得と商圏の確立のために、このランチェスター戦略を活用されています。
ライヴ活動をされているミュージシャンの方や私達のように、CDを定期的にリリースしたり、配信を行なっている方の多くが、やはりこのランチェスター戦略を活用されていると思いますが、音楽活動の中での活用については、解釈が少し異なるように思います。
ライヴの会場で配布しているフライヤー(チラシ)や、SNSでのライヴ告知、CDの発売をお知らせするDMや、ライヴ会場でのポスター告知などがありますが、例えば、ライヴ会場で30人のお客さまが集まっていたとして、30枚のチラシを配り、そのうちの2割りである6人以上の方が次のライヴに来て下さるという法則になるそうですが、自分がホームにしているライヴハウスだった場合、そこは自分の商圏になるので、その6人が更にお客さまを呼んでくれるので、安定して来場者が見込めるという計算になります。
ですが、その中にはお友達や義理で来てくれている音楽仲間も含まれるので、毎回30枚のフライヤーを配り続けても、新規のお客さまを獲得できるとは限りません。そのような理由から私達は早い段階からフライヤーの配布は控えていました。
ライヴの場合、ランチェスター戦略に囚われるのではなく、いかにオリジナリティーやベストなクオリティーを追求する方が、より広く聴き手の方の気持ちを引き寄せられると考るようになりました。ウチのスタッフが今のマネージャーさんと初めてお会いした時に、ランチェスター戦略について意見交換になったそうですが、弱者が強者に勝つ戦略などは考えていませんし楽しく新しいものを作ってけたらいいなと思う所で意気投合されたそうです。その後で「CD買ってくださ〜い」と宣伝する代わりに、「欲しい方はどうかもらってくださ〜い」という、宣伝費を無料配布に充当してしまうという、ランチェスター戦略とはまったく異なる発想による展開が始まりました。強者(大手)と競い合うのではなく、大手ができない事をコツコツと積み重ねていくなど、聴き手の方の気持ちになった制作や流通に重点を置くようになりました。