おかめさんで有名な千本釈迦堂 | あるちゅう司法書士の思うまま

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アルコール依存症のどん底を経験、現在は司法書士として第4の人生を歩む。アルコール問題のほか旅行記、鉄ネタ、たわごと…
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 中華でお腹を満足させたあとは南へ下りていきます。途中で何度か時雨に会い雨宿りをしながら千本釈迦堂へ来ました。

 



 千本釈迦堂は正式名称を大報恩寺といい、毎年12月の7日と8日の無病息災を願う「大根炊き(だいこだき)」は、京都の年末の風物詩のひとつになっています。

 境内のソメイヨシノはまだ蕾でしたが、本堂の正面にある枝垂れの阿亀桜(おかめざくら)はぼちぼちと花を咲かせていました。

 

 



 「おかめ」とは誰もが顔を知っているこちらの「おかめさん」です。



 「おかめ」は本堂建築で棟梁を務めた大工「長井飛騨守高次」の妻。

 高次が重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎた際、枡組で補えば良いと助言して、窮地を救いながらも「専門家でもない女性の知恵で棟梁が大仕事を成し遂げたと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に自害したという伝説があります(千本釈迦堂HPより引用)

 悲しいお話ですが、ふくよかな笑顔に表れた優しい人柄を伝えているように思います。



 千本釈迦堂は「おかめ塚」に因み縁結び、夫婦円満、子授けにご利益があるとされ多くの参拝者が訪れます。

                                         ※写真は3/25のものです。