GWなのにブログ書いてます

北海道に住んでいる都合上

まだキャンプするには肌寒く、どこに行く予定も無いんですが

昨日、北海道日本ハムファイターズ戦を札幌ドームまで観戦に行きまして、ダルビッシュ有の好投と少し調子の上がってきた打線を見ながら酒を飲んだせいで、帰ってきてからすぐに眠ってしまいました。
んな訳で、朝3時頃から2時間程愛犬と遠出の散歩をしたのは良いものの、未だにこんな時間・・・途中2時間昼寝をしてもこんな時間
 
で、時間が有り余っているので、今日は製版の資材の内、
感光乳剤の事を一つ纏めてみます
感光乳剤には、
耐水性・
対油性に加えて
耐水対油両用乳剤があります
 
お使いになられるインクに応じて・・・
水性インクや、水性バインダーを使うなら、耐水性を
油性インクや、プラスチゾルインクを使うなら、耐油性を
お使い頂ければ良い訳ですね
 
これは基本の基本ですが・・・・
さて、耐水性感光乳剤にも色々有りますが、水性に関して言わせて貰えば・・・・・・
ほとんど違いはございません

露光時間にしても、それほど微調整が必要な訳では有りませんし。というのも、特に水性バインダーで使用する場合は、低メッシュの版を使用する事が殆どで、高精細な版を製作する必要が見当たらない為なのですね
 
これに対して耐油性感光乳剤には色々な特徴を持ったものが、メーカー各社様から出されています。
一般的なもの・・・細かい柄まで焼けるもの・・・厚膜製版用のもの・・・
これらは、微妙に露光時間が短かったり長かったり・・・
時々「・・・の乳剤は何秒焼けば良いのですか

」というご質問を頂きますが、正確にはお答えできません

だって、お使いの露光機の事を何も知らないので

せめて、今お使いの乳剤位教えてくださいね
 
あと便利なのが両用乳剤。
水性・油性どちらにも使えます

でも、やはりデメリットがありまして、ピンホールができやすい・・・とかやはり専用の物より耐刷性(何枚刷れば壊れるか)が劣っていたりします

ですので、ほとんど水性なんだけど、どうしてもたな~に油性を刷らねばならん・・・という様な場合に重宝しますね

「たま~に」のために専用乳剤を買って、残りを腐らせるよりは。
大概はジアゾ・・・若しくは感光剤なるものが付属しています。感光乳剤はそれだけではけっして固まらないので、いくら露光したり、お天道様にまる一日当てても、感光剤を混ぜないで使ったものは、水洗したら跡形も無く・・・下水道に直行します

時々、主剤と感光剤を別売りしている所を見かけますが、どういう訳

主剤+感光剤で売っていて、他に足りなくなった時のために感光剤だけオプションで売っているのなら解るんですが、そうじゃないし・・・
 
感光剤は、より多く入れれば入れるほど、固まります。という事は、落ちづらく・・・なります

落版する時に大変になります。落版剤をいっぱい使う事になります。資材屋の思う壺なので
 
「なるべく少量で、壊れない様に」焼きましょう
 
感光乳剤のポットライフ(使用期限)は、大概が3ヶ月とか6ヶ月・・・とか。冷暗所に保管していてこんな感じです。
勿論感光剤を入れていない状態でね
 
あんまり知られていない様ですが、
耐水性・耐油性ともに、
1液性の感光乳剤。すなわち感光剤を入れないで使える感光乳剤もあるんですが

おまけにポットライフ
1年(メーカー説明書)です

ちなみに7~8年駄目にしていないお客様までおります
 
是非なんでも聞いてください
