

シルクスクリーンは水と空気以外には何にでも印刷できる(密着させる事ができる)

という表現が使われる事がありますが、水や空気以外にも「密着」させる事のできないものは他にもあります

パッと思いつくだけでも「天然皮革」「PP製コンテナBOXの一部」・・・
これらは、印刷した際には「見かけ」密着している様に見えますが、短期間の内にはがれるように「なってきます」。
天然皮革の場合は内部に含まれる天然油脂成分が、PPコンテナの場合も内部に含まれる可塑剤が、時間をかけて表面に染み出してきて、その際に印刷されたインクを内部から押し上げ、剥がしてしまいます。
はがれ始めるまでの時間がどの程度かは、それぞれの状態によりますからはっきりとは申し上げられません。しかし、製品をお届けする事を生業としている以上、知っている事をお話せずに、
「とりあえずはくっつく様だから、これ使えば

などと言って販売はできません。少なくとも弊社はそういう立場を採っています。
国内、国外を問わず、数あるインクメーカーの製品全てを、そこの社員以上に把握できる物とは考えていませんが

そして、それぞれのメーカー製品の違い、長所や短所。
「これに印刷するなら、今回はA社の製品が良いよ。でも・・・に気をつけてね」
こういった情報を、お客様にお届けするのが様々なメーカー品を取り扱う資材屋の仕事では無いかと思います。
お客様はどこのメーカーのインクを使ったって良いのです。一番良い物をなるべく安く使えればそれが一番良いに決まっています。
なんて書いてますが、サラリーマン時代は面倒くさかったのも確か・・・

お客様に宿題を出されたら、調べるの大変だし・・・

取り扱えないメーカーに有りそうでも手を出せないことも有ったし・・・

まぁ、1ヶ月過ぎればお給料貰えたし・・・・

今は楽しいですよ。
お客様から相談を頂いて、なんとか解決できるものを探して。結果お客様に喜ばれると「やたーーーー


この記事を読んで頂いたら、サラリーマン時代を知っていらっしゃるお客様は


サラリーマン時代を知らなかったお客様・・・
「な~んだ・・・そんな奴だったのか・・・・」と見放さないで下さいね

なんか纏まらない・・・・
