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たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

さて、今年もだんだんと終わりが近づいてきましたねニコニコ

毎年の事ですが、この時期は年賀状の印刷や、来年のカレンダーの手配などなど、結構忙しいのですが、恒例行事としてわたくしの周りのお掃除がガーン

先日始めてからしばらく経った今、ようやく見られる景色になってきましたガーン


少し前にも書きましたが、ホームページの先頭に「千問店」と謳ってからというものの、以前にも増してお問合せ&ご相談のお電話&メールが多くなりました。込み合った場合には、しばらくお待たせすることもございますが、諦めずにお待ちくださいガーン
必ずこちらからご連絡いたしますのでニコニコ

Web-Stanceでは、弊社からご購入いただいた品は、これはもう当たり前のこととして、他社様からご購入の品の事についても、解る限りはお答えしていますニコニコ
近くのお客様からは「なんでそこまでするのはてなマークそんなの売ったところの責任じゃんビックリマーク」と言われたりもしますがガーンそこに相談しても困ってるからうちに聞いてきてくれているんだと思うとガーン


ただ、最近多く、かつ、こればっかりはわたくしにはどうにもできませんです。。。という話がありますガーン

「どこどこから買った機械の部品がありませんかはてなマーク

というご相談ガーン

具体的に言うと
「Tシャツプリンターを購入したんですが、スプリングが1本折れたので、購入しようとしたら2ヶ月待ちと言われてしまって困っているんです」ガーン

とか

「露光機を購入したんですが、ランプが切れて、購入しようとしたんですが2ヶ月待ちと言われてしまって困っているんです」ガーン

とか。

しまいには
「スポットドライヤー(フラッシュドライヤー)を購入して使っていたら、煙が出て危うく火事になりそうでした。で、買ったところに連絡したら、電気製品は保証外ですと言われたんですが、これってどうなんでしょうはてなマーク」とかプンプン

これらの多くの製品は、海外の製品でして、「2ヶ月かかる」と言われたところを見ると、それは安価に(費用を抑えるために)輸入するために船便を使用するからなのでしょう。
ただ、使っている側からしたら、2ヶ月も仕事をSTOPしなくちゃいけないことになりますガーン

まぁ、購入する時には「大丈夫」というようなことを言われていたんでしょうがガーン

輸入製品の高額な機械類の消耗品は、いついかなる時に需要が発生するか解らないので、販売側としては長期間在庫しておかなければなりません。これは機械類を販売する上ではそういった覚悟をもってあたらねばならないという事に他なりません。
そういった覚悟も思慮もなく、販売しているお店が散見されるのはとても残念な事です。

で、こう言った場合には次善の解決策としてですが、輸入先のメーカーに直接連絡を入れましょうガーン勿論、買った販売店の名前とその対応も一緒に報告しましょうガーン

それと、これは今後購入する予定のある方へのアドバイスですがガーン、購入予定の機械の「消耗品」を即納できるか、まず問い合わせてみましょう。
きちんと準備ができている販売店だと在庫があるはずですから。機械本体の購入意思を伝えるのは、その後でも決して遅くはありませんニコニコ

あ。ちなみに煙が出たフラッシュドライヤーの件ですが「訴えましょう」ガーン


スタンスのホームページ

Web-Stance(ショッピング)のページ
最近は記憶が早く遠のいてしまうのかガーン同じ内容を連続で書いてしまう事もありますガーン

一生懸命ネタを絞り出そうとしているんですが、それにもまして、書き出しの小ネタが浮かびませんガーン


最近、と言うか、常に頂くご質問に次のようなものがあります。

感光乳剤(感光剤)の露光時間はどの位ですかはてなマーク


これに対して明確にお答えしようとすると、

使用する感光乳剤の製品名・型番が必要なのは勿論の事で、

・コーティングした感光乳剤の膜厚が何μか
・使用するポジフィルムの性状はどのようなものか
・露光の機材はどのようなものか

をお聞きしなければならなくなりますガーン

で、結局「何にお困りですかはてなマーク」と、逆にお聞きする事になるのですが。

多くは

「大きな柄はうまく焼けるけれど、細かい線になるとうまく焼けない」

とか

「昨日までは焼けた柄が、今日はうまく焼けない」

とかいう事だったりします。

で、お使いの感光乳剤の使用期限が遥かに過ぎてしまって劣化している場合を除くと、こういった場合の原因の多くは、別のところにあったりしますガーン


うまく焼けない原因の最大手はガーン「ポジフィルムの濃度が足りない」という場合なのです。

ネットとかでよく見かける情報ですが
「フィルムの濃度が足りない場合は2枚出力して重ねましょう」とか、
「おてんとうさまが良く出ている時に作業しましょう」とかガーン

ご年配の方なら大笑いしてしまいそうな情報が載っていたりしますガーン


まず、2枚重ねた際に、簡単に合わせられる柄ならまだしもガーン
そして、そのフィルムの厚みが版のエッジのシャープさに影響しないならまだしもガーン

「感光乳剤は紫外線で硬化する」のですからニコニコ

皆さま、ポジフィルムの印刷部分をどうにかして真っ黒にする努力をなさいますが、物は試しに真っ赤にして使ってみてくださいガーン

真っ黒になったかどうか確かめるために、蛍光灯に透かして見て「さっきより透けなくなった」とかやっていらっしゃるかもしれませんが、そこを透過してほしくないのは「紫外線」のはずですガーン
目に見える、いわゆる可視光線が透けなくなったからといって「紫外線」いわゆる不可視光線が防げるようになった確認にはならないと思うのですガーン

これまで、グレースケールの黒で印刷していたポジフィルムを、カラーの、要は「CMYK」の黒で印刷してみてくださいニコニコ

ポジフィルムの黒は「赤」成分、昔でいうと「アンバー色」が入っていたほうが紫外線をよりカットできますニコニコ

最近はあまり使われなくなりましたが、ポジフィルムを部分的に修正するためのオペーク液とかオペークペンというものも、基本赤系ですニコニコ

ただ、市販のOHPフィルムはインクの定着があまりよろしくないので、弊社のSTAN-FILMをお使いいただいた方が、きっと簡単にうまくいきますニコニコ


最後になりますが、おてんとうさんが良く出ている時よりも、曇った日のほうが、版を焼くのは短時間で済みます。
これまた、紫外線が地上に到着する量は、曇った日の方が多いからでしたニコニコ


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ショッピング(Web-Stance)のページ
毎年恒例ではありますが、また雪の季節がやって参りましたガーン
とは言っても、まだ1~2度チラチラと降っただけで積もったりはしておりません。いつになく、既に車のタイヤをスタッドレスに交換し終えているあたくしですがガーンそうしたらそうしたで、「早く降らないとタイヤが減っちゃうぢゃん・・・」などとみみっちい心配が絶えませんガーン

ただ例年と違うのは、雪が降り始めてもネット(ショッピングカート)でのご購入が減らないことですニコニコと言うか、逆に増えておりまして、当然のようにお問い合わせやご質問のお電話・メールも増えています。ありがたい事です。

実は最近まで弊社のショッピングカートはFC2の無料バージョンを使用しておりましたガーンケチっていた訳ではなく、機能的に十分満足していたためです。
ただいつの間にか、ほんの少しお金を払えば有用な機能も使えるという状況になってきたため、バージョンを変更しました。
それに伴って、弊社のショッピングカートのアドレスが微妙に変更されています。

http://www.web-stance.jp/

これまでのアドレスにアクセスいただいても、サーバーのほうで自動的に変換(リダイレクト)していますので、無事弊社のショッピングカートにたどり着いていただくことができていると思いますが、お手間でなければお気に入りの登録の変更をよろしくお願いいたしますかお


さて、つい先日から、各種インクの容器を随時変更しています。

例えば、エクスキャリバーインクなどの1Qt(コート)はこれまで下の写真のように、白いポリエチレン容器でお届けしておりました。







参考写真は「ブロックアウトスーパー(最昇華防止添加剤)」ですニコニコ

これらを順次、下写真のように透明PET容器に変更させて頂いています。



これまでもオールマイティーバインダー(水性バインダー)などで使用しているものと同じですニコニコ

変更した理由は、おおざっぱにお話しするとガーン
「遠くからでもインクの在処がわかる」
ようにするためですガーン

これまでの容器も
「内側に段差がないので、半固体の材料を最後まできれいに掬い取れる」
という点では良かったのですが、中身が見えないガーン

プリント作業を始める際に「さて、今日のプリントは赤だけど・・・・赤はどれだっけ?これかな?あれかな?」と探さなくてはいけないですね?
容器をきれいに使っていただいている場合は、ラベルを見ればインク名が書いてありますが、これって良く、汚れで見えなくなっちゃっているものなんですガーン

でも、透明の容器って事は、遠くから見ても一目瞭然ですからニコニコ

という訳で、白容器の在庫が終わり次第、透明の容器に変更されていきます。でも、白の容器で届いても許してくださいね。在庫がなくなり次第透明になるってことでガーン

ちなみに、カラの容器としても販売しておりますので「透明容器がどうしても欲しい」という方はご利用いただければ幸いですニコニコ


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まだ10月です。でも、北海道ではもうストーブの季節ですガーン

聞いた所によると、南の方はまだ28℃もあったりするらしいですが、北海道は現在15℃前後ですガーン


前回書きましたが、革ジャケット1枚では、長い間外で我慢する事ができませんガーン



そんな訳で、お届けするインクが少し硬いかもしれません。特にプラスチゾルインク は硬めですガーン

ただ、お届けした皆様の所で飼われている内に室温で相応になりますのでご安心下さい。それがプラスチゾルインクですガーン決して、慌ててレジューサー なんかで薄めたりしないで下さいねガーン



さて、TwitterFaceBook では先に告知させて頂いたのですが、プラスチゾルインク洗浄剤 を新発売致しましたニコニコ


これまで、弊社では4種類の洗浄剤をお届けしてきましたが、これが最強ですニコニコ


特徴ですが


・勿論溶剤は一切入っていない

・柑橘系のにおいが適度

・プラスチゾルインクの溶解がこれまでで最速

・揮発しづらい


そして、最大の売りは


国内生産(弊社オリジナル)なので、在庫切れの心配は一切ございません」


ですニコニコ



弊社ではこれまで、カナダLance社(エクスキャリバーインク)のTR-Blendという商品をお届けしておりました。

溶剤を含んでいない洗浄剤の中では最強でしたが、少し難点がありましたガーン


・人によっては柑橘系のにおいがくどい

・すこし揮発する


そして、一番の問題は「輸入品」という事ですガーン


なんたって、輸入には時間がかかりますガーン手間もかかりますガーン

弊社では、感心な事にガーンというかそれが普通ですがガーン在庫を切らして、お客様をお待たせした事がありませんが、これには微妙な企業努力が必要ですガーン

お客様がお使いになる量を予測しなければなりません。予測はしますが、予測以上になってしまうと困りますガーン


という訳で、国内生産でもっと良い物が作れればそれに超した事がないので作ってしまいましたニコニコ


TR-Blendと比較しても、性能が良いので価格も安く・・・・んはてなマーク・・・・・


高くしておけば良かったのかはてなマークガーン


まぁ、いいや。という事で安くしてしまいましたガーン


新製品は「R-Pureニコニコ


ピュアですよビックリマークピュア!!ニコニコ

ブレンドより良いのは歴然ですなニコニコ



という訳で、TR-Blendの在庫が無くなり次第(容量毎に)、R-Pureに移行して参りますニコニコ



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例年通り、暑い暑いが通り過ぎると、すぐに寒い寒いになってきましたガーン


つい最近まではノーネクタイでふぅふぅ言っていたあたしですが、もうネクタイ締めて革のジャケット着てますから、ここは北海道ガーン


という事で、ここ最近と言うか数日連続して同じようなお悩み相談を頂いています。
それは、ナイロン(弱撥水生地)へのプリントのトラブルのご相談。


基本的に、撥水加工の施されている素材へのスクリーン印刷は密着が劣ります。何せ「撥水加工」とは、要らない物を寄せ付けない加工ですから、そういった見方をするとインクだって要らない物ですガーン


そして、撥水加工にも様々な状態があります。「濡れ性」と言いますが、ここを説明すると3日位連続して書かなくちゃならなくなるので割愛ガーン


ざっくり申し上げますと、スキーウエアや山岳用のテントなどは、もうこれは強烈な撥水加工な訳ですが、ちょっと表に着ていくナイロンジャンパーなどは「あんまり」されていない加工な訳です。


で、これらの素材にプリント可能な(密着可能な)インクは?と聞かれると、極論は「最終的にはお客様が試して、密着度合いを試験して下さい」となる訳ですガーン


が、シルクスクリーン印刷の資材を販売している身としては、いきなりこんな回答じゃ駄目な訳ですよニコニコ


ましてや「大丈夫です」と販売しておいて、剥がれてしまってから


「素材が対応していないんです」とかプンプン


「プリント後に1日おいてから熱プレスして下さい」(をいをい、数百枚放置できるスペースなんてないだろ!)とかプンプン


しまいには「アメリカ製のインクだから良く解らないんですよ」とか言う業者はどうかな?と首を傾げてしまいますガーン


という訳で、世の中には添加しても使い物にならないナイロンボンドエージェント が販売されていたり、印刷素材を良く聞きもせずに「大丈夫!くっつきます」とか言ってしまう方がいらっしゃるみたいなので十分お気を付け下さいガーン


弊社は少なくとも、どんな素材か十分お聞きして「経験上、こうすれば大丈夫です」とアドバイス差し上げますニコニコまた、危険性があるなら(十分密着しない場合も考えられるなら)別のインクをお勧めもします。

あ。。今日の本題はこれではなくってガーン


これまた頻繁にご相談を受けていた関係で、本来のシルクスクリーン印刷用途に必要十分な条件を備えた「アルミ枠 」を販売開始致しましたニコニコ

と言うか、従来から販売しておりましたが、ホームページにはあまり積極的に掲載していなかっただけなんですがガーン


「本来のシルクスクリーン印刷用途に必要十分な条件」と言いますのは、その版によって様々なトラブルや弊害が起きない事を言っています。


例えば、張られたスクリーンメッシュ がゆるゆるでも、スキージでインクを弾く事で印刷は「可能」です。
ただ、その性でインクの濃度が出なかったり、柄がゆがんだりしませんか?

細かくお話しするとトラブルはもっと色々出現しますガーン


また、こんな事もあります。精密な色あわせの多色刷りもできるように、バキューム機構が備わった高価な露光機を用意したにも関わらず、プリントしてみると微妙にずれて製版されてしまう。

バキュームする時の空気の力でアルミ枠はかすかにゆがみます。アルミ枠の強度がへなちょこだと、せっかく用意した高価な露光機がアダになってしまうのですショック!


正直にお話しすると「木」の枠でも良いのです。強度がしっかりしていれば。ただ、スクリーンメッシュは何度も張り替える事ができますから、木の場合は接着剤をどんどん吸収してしまい、その性でスクリーンメッシュの接着強度がだんだんと落ちて行ってしまいます。という訳で、弊社ではアルミ枠をお勧めしている訳ですねニコニコ


補足させて頂きますと、弊社は中古枠も入手できた際には販売しています。が、これまでの条件に合った物しか販売致しませんニコニコ


という訳で、次回はなるべく早くに紗張りについて書きたいと思っています。



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