2月からスタートした並木良和さん率いるCIELO中級クラス7期生。
巷では入学式のシーズンですが、私は、去る4月8日、晴れて卒業式を迎えました。
学校の卒業式でも泣かなかった私ですが、卒業証書の「現実を使って目を覚まし続けて下さい」のクダリを来た時点でウルウル。
グッと涙を堪えましたが、やはり受講者全員が感動、感動の卒業式で、席が近い方と「何故か知らないけどグッと感動したぁ~」「そう、そう!」と感想を言い合い、別れを惜しみました。
CIELOとはスペイン語で「天国」と言う意味です。
私達の見ている日常世界は男と女、正しい・間違い、昼と夜など全て二極に分かれて対になっています。
私達は通常、この対極にある事柄の一部分だけを見て、自分たちの都合の様いように、良い・悪い、正義・悪等と判断して、時に自分は正しいと相手を批判したり傷つけたり、何とか自分に都合が良い方に物事を寄せようとしています。
この二極性の中でどちいらが良い悪いとか優劣を判断しているから、怒りや不安、恐れに取り巻かれ、問題の上に問題が重なって世の中がおかしくなっている訳です。
では、どうしたら良いのかと言うのが、ジャッヂせずもっと高い視点から物事や問題をありのままに見ると言う事。
アインシュタインも言っていますよね「(その問題と」同じ次元からでは問題は解決しない」って。
例えば、私達は普段日本列島を見る事は出来ませんが、ロケットに乗って地球を外から見れば日本列島全体が見える様に、ミクロの視点で1本1本木を見ていても出口は見えませんが、高いところから森全体をみれば出口が見えます、争いや問題から抜けると言う事はこれと同じなんです。
CIELOは、その視点に立つために極性を統合していこうと言う、統合に特化したクラスです。
私達は本来、周波数の高い「目覚めた意識(美しい意識)」で存在していたのですが、分離を重ねて、悲しみや怒り、不安、恐怖、出来ないetcと言った俗にネガティブと言う周波数を使って現実を映し出しす「眠りの生き方(悲しみの意識)」をしています。
このネガティブな周波数を使わないで生きるのではなく、ネガティブが出てきたらネガティブな周波数を外す。そうしていけば、例えネガティブな事が起きようがネガティブと捉えなくなると言う事です。
統合とは良い事だけが起きるのではなく、ネガティブな事が起きてもニュートラルな視点でとらえる事が出来るので「今ここ」から最善の方法を選択する事が出来る。だからこそ転じてポジティブな結果に繋がるので、結果的に現実が変わっていくと言う事なんです。
うーん、伝わりましたかね?
少し話が逸れますが、私がお世話になっている宝石店「ギンザベルエトワール」の先代の社長が若い頃からずっと世界中を旅されておりました。
そしてどの国にも素晴らしい文化がありどの宗教も言っている事は正しく、素晴らしい事を言っているのに何故、何世紀も戦いが繰り返され、今なお終わらないのだろうとずっと思っていたそうです。
そこで先代は外向きの探求(旅)を止め内側の探求を始め、この自分の中にある二元性を止め、物事をありのままに認め、「今ここ」の時点に立ってすべてを選択すると言う悟りの意識に立つ事を看破されたのち旅立たれました。
私はこちらの会員制クラブで先代の後を引継ぎ、長い事ずっとこの学びをして来たのですが、学びの1つ1つは理解しても、それがどう繋がっているのかが良く分からなかったんです。
そこで悶々としている時に、ふとした事から並木さんを知り、この講座に参加してこの現象界の仕組みとあの世の仕組みを理解し、統合する事で、これまで知識で理解してた事がやっと腑に落とす事が出来ました。
スピリチュアルと言うと何だか怪しいとか宗教と一体化しているイメージがありますし、玉石混交である事も確かです。
私は本来スピリチュアルは「心の在り方」だと思います。
自分はどこから来て、何のために生きているのか。ある意味、哲学に重なるこの「何故」「何故」の深堀がスピリチュアルだと思うんです。
目に見える事だけが真実と決めるのではなく、目には見えないけれど、そう思う事、感じる事、そのような俗に言う「精神」の部分を明治以前の日本人は大切にして来たではないかなぁ。
さて、長くなりましたので今回の学びで感じた事をお伝えして終わりますね。
結局はこの世界は全て周波数(意識・想い)で出来ている、って事です。
と言うのも、今回は計6回の講座だったのですが、それぞれ質疑応答時間が設けられていたのね。
質疑応答と言うからには授業で分からなかった点を質問するところですが、皆さん個人的な質問になってしまう。
スタッフさんから、授業前の連絡時に「個人的な質問はお控え下さい」と言われるものの、やはり国技館や有明コロシアムを瞬時に満席にされる人気カウンセラーですから、そりゃ皆自分の事を聞きたいわけさね。
難しい問題を抱えている方、体調が思わしくない方等、「そうだよね、この機会に聞きたいよね」と思う方もいますが、大抵は「私、〇〇をやりたいんですがどうでしょうか?」的な…そりゃ、自分の役割・使命や前世だの後ろに何がくっついているか知りたいよぉ…。
そんな個人的な質問にも丁寧に答えて下さる並木さん。
でも、そのような個人的な質問も結局は全員に対する答えなんですよ。
と言うのも、絶対に「あなたはそれに向いてない」とは言わないの。
「やればイイじゃん」と全肯定なんですよ。(アドバイス等フォローはありますけど)
で、私、気づいちゃったんですよ。
だって私達は元は何でも出来る存在ですから!
出来る出来ないも無いんですよねぇ。
目の前の不安に取り巻かれて、一喜一憂しながら生きる眠りの生き方(悲しみの世界)をしていれば、時々起こるラッキーが自分の未来にも適用されるのか不安になりますが、この不安こそ眠りの生き方です。
目覚めの意識で生きると言う事は、なんでも出来て、やりたい事はなんでもやれるという事ですから…。
でも、答えは出ているのに、皆「私の場合は?」と聞きたがるのね。
「あの人はそうかも知れません。でも私のはこうこう、こうで違うんです」とでも言いたい様に…。
私も色々やって来て失敗してきた人だから、もう失敗したくない、出来れば最短距離で目的達成をしたい気持ちはよぉ~くわかるの。
私だって、喉から手が出るほど何をやれば良いんですかね?とか、どんなマスターが守護してますかね?等と聞きたいですよ、ええ、ええ聞きたいですとも。
でも、その今感じている不安を手放して、自分が一番ワクワクする事をやっていれば、それがその人にとっての正解なのよ。
途中で今やっている事が違うかも…って思ったら辞めればいいだけ。
だって自分の現実は自分が作っているんだもん。
結局は「自分が創造主」という事が信じられていない……信じている風になってしまうのでしょうね。
上手くいかないのは、「状況が整わなければダメ。だから今は出来ない」とか「こうする為には〇〇しなきゃ」等と考えてしまう「眠りの生き方」だからです。
でも、それは「無い事」にフォーカスを当てていたり、強いる周波数や出来ない・やれないの周波数を使っているから、それを映し出しているだけでしょう?
だったら、それの周波数を外せば良いだけじゃん!
それに私達のいる3次元の世界は、成功する事や問題をクリアする事が大事ですが、宇宙ではそこに至るプロセスの方が重要なんです。
どんな経験をし、そこから何を学んだか、それが全体の集合意識に蓄積されるんです。
これこそが宇宙にとっても、私達の本質にとっても大事な事なんです。
私も人の事を言えませんが、自分がどんな周波数を使っているか、自分とちゃんと向き合っていないから、「時間がないから」とか「環境が整っていないから」「誰それが悪いから」等と自分の外側のせいにしてしまうんです。
叶ったの叶わないのと言う事を基準に、スピリチュアルは嘘ばっかりとか怪しいって、スピリチュアルのせいにしちゃうのも同じ。
結局、全部自分の責任なの!
あのね、もともと特殊な才能(サイキック的な)があるから、とか、あの人は運が良いから等と何か特別なモノとくっつけたがるじゃない?私達って。
でも、それといかに具現化を良くするかは別。
いかに、本質と繋がれるか。この肉体を持った自分と源との通りが良いから、俗に「あの人運がいい」とか「特殊な能力があるから」って言うんです。
結局、どれだけ自分が本質と一致して生きているか。
これが自分が放っている周波数になって現実を作っているだけなんですよ。
ただ、残念ながらこの「眠り」と言うのがこれまたトリッキーでして…そりゃ、そうだよね、何世紀も目覚めない様に何重にも罠を仕掛けて眠って来たんだから。
それらの仕組みを知りたいから、まだまだ自分はトリックを見破れないから、教えを乞うているわけ。
私達は元々出来ないことは何もない高い周波数を持った存在です。
だから八百万の神であり、神さんもマスターも私達と同じ…強いて言えば少し先を歩く先輩みたいなものなんです。
私たちの意識は思いもよらない位強い影響力を持っていますよぉ。
基本中の基本の様ですが、やはり意図する事の大切さ、意識の力の強さ、これが最終回に感得した事です。
※スピリチュアルに関しては、真っ当に向き合っているのに揶揄されて苦しい思いをしている方も沢山いらっしゃる事が分かりました。その為、熱が入りまたしても長文になり失礼しました。
私はスピリチュアルは哲学であり、古神道に通ずるものだと思っています。
3月は全員ツーショットで記念写真を