運動不足は神様詣りで解消? | Salon.de.Yからの贈りもの〜大事な事は全てお姫様達が教えてくれた。毎日を豊かに生きるコツ

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元ワイン講師であり歴史家。テーブルデコレーションを習いに行った筈が、フランス貴族に伝わる伝統の作法を習う事になったのを機に、お姫様目線で歴史を考察し、現代女性の生きるヒントを綴ったブログ。また宝石や精神性を高め人生の波に乗る生き方を提唱しています。

最近、重い腰を上げてなるべくウォーキングをするよう心掛けています。

 

とは言え、何も目的もないのに歩くのは苦痛なので、近所の氏神様迄コース(往復で20分コース)と往復で約1時間半の氷川神社コース(ふり幅が大きいですが)の2コースを気分で選んでいます。

 

さて先月下旬の事ですが、有休消化に入った翌々日、真っ先に行ったのが、41年無事に勤め上げた報告と御礼に氏神様であり産土神社となる足立神社に行く事。

 


↑意外と歴史の古い由緒ある神社です。


足立神社の主祀神は猿田彦さんとアメノウズメさん。

他にも、スサノオさんやコノハナさん等もいらっしゃいます。

 

話が少し逸れますが、組織から離れた事によって縛りから解放されたせいか、会う人会う人まず「雰囲気が変わった」から始まって「本質が出てきたね」とか「オーラが違う」と嬉しいお言葉を頂きますが…そうなのよ、私自身「組織」とか「しがらみ」と言うより「呪詛」から解放されたと言うか(呪詛って、おいっ!)…。

 

余分なものが無くなると感度が良くなるのか、鳥居を潜って数歩進んだ瞬間、軽やかな中にもピリッと神聖な感じの空気感を感じました。

 

さて、先にお参りをされている方がいたので、参道の両側を囲む様に植えられた樹木を抜けた所にある、スコーンと空に抜ける空間に立ち、目を閉じて周りの空気感に意識を寄せると、意識がグワーンと広がり一体化していくのが感じられる。


これまで常に時間に追われていた事もあり「あぁ、組織から解放されるって、ほっんとうに幸せだぁ~」と心の底から幸福感が湧き上がる。


あぁ、幸福感ってこう言う感覚なのね〜


こう言う、しみじみとした、でもワクワク感もある、まさに魂が喜んでいる幸福感は初めて。


後日、氷川神社に行った時も感じましたが、毎日が幸せだと意識がグーンと拡大する様で、受け取る器も大きくなるような気がします。

 

束の間かも知れないけれど、自由を手にしたってホント素晴らしい。

宮廷を毛嫌いしたエリザベート皇妃の気持ち、アレ、本当に良くわかります。

 

そんな軽やかな気持ちで猿田彦さんにご挨拶。

そして「これからは古代日本復活プロジェクトに本気で行くよぉ。これからも道開きをお願いします!」と意思表明も…。

 

そう、神社は意思表明する場所ですから。

お願いする所じゃないのよん。

 

拝殿の前に立つと、鳩尾(魂の中心)がドクンドクンと波打つ感覚と目頭が熱くなる・・・おや、珍しいな、こんな風に感じる事は無かったのに。

 

摂社の神さん達にも挨拶を済ませて拝殿を後に、しげしげと鳥居周辺を見ると…うん、やっぱりここの神社の狛犬さんはイケメンだと思う。

 

狛犬…神社によってお顔立ちもスタイルも様々ですが、「狛犬って言うけれど、犬じゃないじゃない?どうみても獅子じゃん!」と仰られた山蔭神道の表さんの言葉を思い出す。

 

そう、どう見ても獅子ですよね。

 

表さん曰く「獅子なんて日本にいないでしょ」と…確かに。

 

なんでも、初国知ら示す為に海洋民族のスサノオが海を渡り、現在のイスラエルの辺りに着いてシュメール文化が出来たのだそうですよ。

 

以前、ヨルダン大使夫人のおもてなしの授業に参加した際、日本とヨルダンは文化が酷似していると、沢山の共通点を説明して下さった事がありますが、中東一帯と思えばヨルダン大使夫人の仰る事も頷けます。

 

そのイスラエルを中心とした中東に「スサ」と呼ばれる国があり、その「スサの王」でスサノオ。

スサノオやアマテラスとは役職名なので、代替わりして続いていると理解すると諸々の辻褄が合います。

 

シュメールから陸路で島根辺りに辿り着いた出雲族と海路で日向に着いたヤマト族。

元は1つの民族だったのに、2つに分かれた事により戦いが始まり国譲りに至ったと言われますが、そんな話を思い浮かべながら狛犬さんを見ると「なるほどねぇ」と頷いてしまいます。

 

因みに、神社の結界となる鳥居ですが、海に鳥居が立っているところも少なくありませんね。

 

表さんの話によると海洋族であるスサノオの末裔達は海を渡る際鳥を乗せていたのだとか。

そして鳥は島を見つけるとオリーブの枝だったり何がしかの枝を加えて戻って来ます。

それの様子を見て陸地が近いとか、どの方向に陸があると判断していたそうですよ。

 

古代の船に鳥居が描かれているのは、鳥が止まる場所として鳥居が必要だったのだそうで、海に鳥居があるのも同じ理由なのだとか。

 

勿論、それはまだ日本に国が出来るずっと、ずっと前の事ですので、現代の意味とは違うのかも知れませんけれどね。

 

因みに、こちらの狛犬さんはオスは玉を足で押さえ、メスの狛犬さんは赤ちゃん狛犬を守る様な姿で鎮座しています。









↑桜の絵が欲しかったので、桜が撮れている写真は4月に撮影しました。


さて、4月に入り、今度は氷川神社までウォーキングに。


二の鳥居付近にある交差点で信号待ちをしていると「よぉぉ〜〜」と言う声がポンと心に浮かぶ。


こう言う登場の仕方は、あの1柱の神さんしかいない。


「よぉぉ〜、って…スサノオさん?」

「おうよ」

「いや、「おうよ」じゃなくて。何で分かったの、来るって?ここ信号だし…拝殿じゃないじゃん」との問いに

「神力、神力」…だそうです。


門を潜ると拝殿へ


奥が拝殿


在職中は時間がなくいつも駆け足参拝でしたが、今回は時間に縛られずじっくり1時間程参拝に時間をかける事が出来ました。

 

紙(シデ)を大きく振って歓迎してくれるのは大山祇さんと大国主さん。

 

これから日本はご祭神の須佐之男さんを初め出雲神の神さん達が中心に動いて行くことになります。


「私もお手伝いをさせて下さいね」と大山祇さんと大国主さんにご挨拶。

 

そして、須佐之男さんには「よくぞ海を渡り初国知らしめられましたね。これ迄誤解をされたり色々ありましたが、これからは思う存分ご活躍下さいませ」と心を合わせる。

 

コロナ禍以降立ち入り禁止になっていた蛇の池を巡り、絶対に参拝を忘れてはいけないのが、神池に浮かぶ宗像神社。

 

宗像三女神に「あのぉ…これからも必要に応じて宝石が欲しいので、それに見合う様に稼がせて下さいぃ~」と邪なお願い事を付け加えたところ「励みなさい」との事。

 


神池に浮かぶ宗像神社。


そして私は何故か、この浮島に立ち、思うのが瀬織津姫です。

 

瀬織津姫と饒速日こそ、日本の祖神。

これからの日本を動かす中心となる神さん。

 

「瀬織津姫、やっと皆の意識に上がる様になりましたね」と心を合わせると、内側から「私は確かに封印されていたかもしれませんが、それでも皆の傍にいましたよ。形を変えられていても、皆に大切にされていた事は分かっています」と言う思いが沸き上がりました。

 

自分で作っているだけかも知れませんが、瀬織津姫の強さと慈悲深さに触れた様で、これが本当だったら嬉しいなぁ。

 

全てのお参りを終えて帰途へ。


鳥居を潜り脇にある掲示板(?)を見ると、翌日は神武天皇祭との記載が…確かに、神武天皇は大和国「日本」の祖先であるけれど、出雲族を祀っている割に…やはり神社庁という組織の傘下にあるとねぇ…と若干複雑。

 

が…普段はろくに見もしない掲示板から目に飛び込んできたのが、明治天皇御製なるもの

 


この鳥居の左端に掲示板があります。



もしかしたら読み方が間違っているかも知れませんが、私は「我が国は神の末なり 神まつる昔の手ぶり忘するなよ」と解釈しました。

 

古事記では伊弉諾と伊邪那美が国生みをして出来た国が日本。(本当は饒速日と瀬織津姫)


根源から神々が生まれその最後に日本と言う国が生まれ、万物は光一元ですからその日本に住まう私達も神の末です。

もっと言うと、日本人だけではなく地球に生きとし生けるものすべてが神の末裔です。

 

その昔、縄文(=レムリア)の人達が神々と共に生きたその生活様式を忘れず、根源と元は1つだった事を思い出せ、と言っているような気がします。

 

元は1つ。

 

考え方や文化が違っても、違いがあるからこそ自分とは何かを知る事が出来ますよね。

 

皆、同じ1つの根源から分かれて天川銀河の中の地球と言う星に住まう生命体です。

1人1人が役割をもってこの星を構成していると思えば争いは無くなります。

 

明治のスメラミコトはその様な事を言っているのではないかなぁ、と勝手に解釈しています。


氷川神社の狛犬さん。オスには立派な角が1本あります。