最近お気に入りなのがエジプト香油。
数年前、知り合いからエジプト土産に可愛らしい小瓶に入った香油を頂いた事がありました。
日本では手に入らないと諦めていたところ、エジプト香油の販売サイトを知り、取り敢えず2本だけ購入してみました。
今回購入したのは、ユニバースとクレオパトラの2本。
ユニバースは豊かさの広がりを感じさせる香(だそうです)。海外のデパートに入ると漂っている香です。
クレオパトラもベースはユニバースに似た香りがありますが、もう少しお花や柑橘類の香りが感じられます。
ユニバースが男女兼用で使えそうな、どちらかと言うと男性的な顔に対して、クレオパトラは女性性の顔…まぁ当然と言えば当然ですけどね。
どちらもエキゾチックな香りですが、これが意外とハマります。
アロマオイルが植物からオイルを抽出しているだけにピュアで濃縮感がある香の印象ですが、エジプト香油は様々な香りを絶妙にブレンドされているので香水の様な感じの香りです。
一部のアロマオイルを除いて精油は濃縮されている為直接肌に付ける事が出来ませんが、エジプト香油は直接肌に付けたり、髪に付けたりする事が出来ます。
勿論、お風呂に垂らしたり、アロマオイルと同じ使い方をする事も。
香と言うと、柔軟剤のCMなど香ブームですが、私は余り強い香りや海外のメーカーに多いムスクっぽさが強い香りは苦手です。
フランスに嫁いだマリー・アントワネットがフランスで流行っている香水を母マリア・テレジアに贈ったところ、香りが強すぎると言ったエピソードがあります。
調香技術が優れていたフランスの香水は、ハンガリーウォーターに代表される様に植物の素朴で自然な香りを好むドイツ圏の母にはキツイと感じた様に、私もどちらかと言うと香水よりアロマオイルをコットンに含ませて下着の中に入れると言う様にあくまでも個人が楽しむ付け方をしていた時期がありました。
実は、このアロマを香水代わりに楽しむ方法は、あるプリンセスの真似っこです。
私がアロマを習った教室の主催者さんは偶然にも日本のアロマセラピーの第一人者でした。
その方の師匠が故ダイアナ妃のセラピストさんで、ダイアナ妃はネロリの精油を身につけていられたそうですよ。
さて、アロマオイルはリラックス効果の他に、花粉症や胃腸炎、筋肉痛等様々な不調にも効く民間療法的な面もあります。
とは言え、中々使い切らず途中で酸化させてしまう事も…。
私も気に入って何度もリピートしたは良いけれど、段々飽きて使わなくなってしまい捨てる羽目になった経験が何度もあります。
そんな事を繰り返すうちに次第にアロマともご無沙汰になってしまったのですが、ここ数年、手作り石鹸や自然派コスメを扱っているニュージーランドにある「リンガリンガソープ」さんとのご縁でアロマを復活させています。
1日中バタバタして気分が急いたままクールダウン出来ない時に湯船に垂らしたり、コロナ禍の時や春先の花粉の時期はウィルスやアレルギー予防のスプレーをマスクにシュッと掛けてから付けるなど、日々の小さな瞬間に活躍して貰っています。
そして最近頼りにしているのが、気が上がって眠れない時のアロマです。
何だか子供の様で恥ずかしのですが、セミナー等で楽しい時間を過ごした後等、頭が冴えてしまって寝付けないんです。
帰宅が遅い為、大急ぎで翌日の準備をするので尚更です。
翌朝は早いし、ただでさえ6時間あるか無いかの睡眠時間ですから、早く寝ないと翌朝辛いなぁ、と気が急くばかりで余計眠れません。
そこでリンガさんに相談したのが安眠のオイル。
これをコットンに染込ませて枕の下に入れて寝る様にしています。
まだ数回しか試していませんが、中々良く効いてくれます。
エジプト香油もお洒落だけではなく、体調を整えたりチャクラやオーラの調整にも使われる様ですよ。
洋の東西を問わず、私達は自然のお世話になりながら、自然と共に暮らして来たんですね。
※エジプト香油のボトルは可愛いらしくデザインされたものや、クリスタル製でペンダントトップになっている高価なモノまで様々です。
写真のはボトルが普通の遮光瓶なので、¥2,500〜¥3,500位。