アマテラスが稲穂を持って現れたら… | Salon.de.Yからの贈りもの〜大事な事は全てお姫様達が教えてくれた。毎日を豊かに生きるコツ

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元ワイン講師であり歴史家。テーブルデコレーションを習いに行った筈が、フランス貴族に伝わる伝統の作法を習う事になったのを機に、お姫様目線で歴史を考察し、現代女性の生きるヒントを綴ったブログ。また宝石や精神性を高め人生の波に乗る生き方を提唱しています。

今年最後のブログに、何故に私のお昼事情?と私も悩むのですが、今年の出会いは今年の内にと言う事でお付き合い下さいませ。

社屋建替えの為芝浦に越してきて3年。
悲しい位…いえ、イラっとする位芝浦は食のレベルが低い。

それまで京橋の一等地と言う地の利が良過ぎた事もあったけれど、お昼の選択肢が駅前のスーパー飯かコンビニ飯しかないうえに、職場の1階にもお弁当屋さんが来るが、これがまた激マズ!なんです。

通常お弁当を持参している私ですが、金曜日だけはどうしても外食になってしまう。

それでも今年の夏迄は、サラダ専門店のサラダにしたり、職場近くの焼鳥屋さんのお弁当などで何とかしのいでしたのですが、何故か今年の夏から焼鳥屋さんはお昼のお弁当を止めてしまったから、さあ大変!

鳥屋さんを失くした私は、夏と言う事に安心して、1週間お昼をサラダにしたところ流石に内臓が冷えた様で上野駅のトイレに20分閉じ込めらる羽目に陥ってしまった。

トイレ事件に懲りた私は、すっかりお昼難民になってしまいました。

ところが、最近、ナント素敵なお弁当屋さんに出会ってしまったんです!!
しかもちょっと面白い話付きです。

初めてお弁当屋さんに出会った週の月曜日。
ベルエトワールさんの月1セミナーで、皆であるワークを行いました。

タカさんの誘導瞑想をしていると、何故か草場一壽さんの描く絵にそっくりな天照大神が黄金色の稲穂を持って微笑んでいるじゃないですか!!


↑写真はお借りしました。


あぁ、そうか、これから新生地球は豊かな流れになって行くんだなぁ…と思いつつ、アマテラスの持っていた、たわわに実ったアマテラスの持っていた稲穂がやたら気になる…

そしてその週末、偶然出会ったのがお江戸弁当さんの「浅草海苔弁当」だったんです。

実はこのお弁当屋さん、普段は私の職場近辺にはお店を出さないので、普通なら出会う事は皆無。この日私の職場近くにお店を出たのはイレギュラー中のイレギュラーだったんです。

その日、職場近くの角っこに見慣れぬスタンドが出ており、恐る恐る近づいてみたところ価格帯が¥800前後のお弁当屋さん。

このまま無視してもどうせ何も食べるモノがないし…「んっ?この端っこにあるのまさか中国鰻じゃないだろうね?」と思わず「あのぉ…これ鰻じゃないですよね?」と写真の隅を指さして聞いてみたところ穴子だと言う。




↑この日は林檎とひよこ豆のサラダを少しだけ


「よし、よし中国鰻じゃなくて良かった~」と言う事で、海苔弁の上に鶏の塩こうじ焼きとつくね、卵焼きに穴子の乗っかった「あいもり弁当」を購入したところ…美味しい!鳥もフワッとジューシーで…だって、会社に売りに来る激マズ弁当に至っては、どうしたらこう硬く揚げる事が出来るんだろう?と首を捻りたくなる位の硬さなんですから…。

頂いたパンフレットをみると、ナントお米も減農薬栽培をしたお米を使い、5つ星お米マイスターが監修しているのだとか。
別にマイスターはどうでも良いが、減農米を使っている所が何とも嬉しい。

職場に売りに来る激マズ弁当なんて添加物がフツーに入っていますからねぇ。

他にもフードロスを無くすために1日500食迄と数量限定にする事で、出来上がりから食べる迄の時間を徹底的に管理しているので、添加物フリーとの事。

と言う事は身体にも地球にも優しいお弁当屋さんと言う事じゃないですか!!

そう言う企業理念には心から応援したと思う私。

早速、お友達登録しちゃったもんね。

んっ?ちょっと待って。
じゃ、アマテラスが稲穂を持って微笑んでいたのって「近々美味しいお米が食べれますよ~」って事だったの?

これで私の命は救われたと思い、翌週、お財布とスタンプを押す為の携帯を持って、いそいそ社を出たところ……無い‼︎

そこにお弁当屋さんの姿はなかったんです。

「今日だけ特別ですか?」と聞いたところ「いいえ、毎週出ています」と言っていたのにぃ…。

食べる事については異常な程執念を燃やす女。
思わずLINEでお弁当屋さんに問い合わせたところ、いつも出店しているのは私が居るビルの裏方向(駅と真逆の方向)へ5分程歩いた所らしい。

その後も、一度は道を間違え再会出来ず。

私のLINEには無意味に江戸弁さんから今日の日替り弁当の変更のお知らせや、週間メニューが送られてくる…それが食べられないから虚しんじゃかいかーいっ‼︎

えっ?会えなかった間何を食べたかって?

これが捨てる神あれば拾う神ありで、手作りのおにぎり屋さんを見つけたんですよ、これが。

畳1畳半程の狭い間口で、売り切れた時点で閉店してしまう幻のお握り屋さん。
おかずは無くとも、保存料のかかっていないお米が食べられるだけでも御の字と言うもの。

ただ、このおにぎり屋さんは人気の様で11時30分には、ほぼ完売状態。

お握りってお米じゃない?
あぁ、やっぱり、ここにもアマテラスの稲穂が…
…と、若干こじつけ感がなきにしもあらずですが、アマテラスのメッセージ通りお米には恵まれてキターっ。

そして、お握り屋さんも見つけ、半ば江戸弁さんの事は諦めかけていたのですが、最後にもう一度地図確認をして場所を確かめようと地図を見返した所…どうやら私が場所を間違えていたようだ。

そして最初の出会いから3週間後、やっと再会しました。

小さな保存用のボックスとその脇に人が立っているだけなので、パッと目は見逃してしまいそうなのですが、やっと見つけました!

思わず「やっと会えた〜」と駆け寄ってしまいました。

お弁当は白米ともっちり玄米が選べます。
どうしてもタンパク質は摂れますがビタミンやミネラルは不足してしまうので、なるべく玄米をチョイス。
後は、家から果物を持ってきてチョイ足ししてランチを凌ぐ感じです。

まさか芝浦で添加物の入っていない、高原価のお弁当が食べられるとは、地獄に仏とはこの事を言うんだと思う。

しかもこの日、もし江戸弁さんが見つからなかったら、明太子のお握りが絶対に食べたい!と既に口が明太子だったのですが、お弁当を開けたらナント明太子が乗っているじゃありませんか‼︎

お弁当を抱えながら「アマテラスぅ~、ありがとねー」とつぶやく私でした。




右奥(ササミカツの隣)はつくね。これがまたフンワリしていて美味です。


番外編


ブログに載せる機会が無かった一推しのお料理達



築地にあるフレンチ「エクロール」さんの前菜でカルパッチョです。



同じくエクロールさんのメイン。魚料理が美味しいシェフの様です。





私が愛して止まないマローネパラチンゲン。和栗のマロンクリームがたっぷり入ったクレープ。



キノコのスープ。すくって飲むスープではなく食べるスープ。オーストリアらしい一品。


浮き身はインカのめざめを使ったクヌーデル。中には生ハムが入っています。

茹でたお団子に衣を付けて色付く程度に揚げている為、身体にも優しい。




軽く燻製にしたイワナ。きのこは、アンズダケです。中央奥はポテトチップ。





メインのお魚はゲミッシュターサッツと共に。

※ゲミッシュターサッツとはウィーンで作られている、様々な品種の葡萄混合のワイン。お花や果物のブーケの様な香りのワインです。この作り手さんは軽すぎず爽やかながら適度なコクもあり作りが上手。



今年も一年お付き合い下さり有難うございます。


皆様、良いお年をお迎えくださいませ。