石(=宝石)には「いし」と言うだけに「意志」があると言います。
突然ですが、写真の宝石、どことなく変わっているのですが、さて、どこかお分かりになりますか?
実は、一番下の石ゾイサイトの向きが逆さなんです。
このゾイサイトですが、ペアシェイプと言って洋ナシ型の石です。
普通は当然、尖がっている方が上向きにセットされます。
俗に言う涙型と言うやつですね。
最初、こんな感じに仕上げましょうと、この石も尖っている方を上向きにして置かれたんです。
ところが、石を置き終わった後「向きが逆だって」と石の声(?)を聞いた社長のTAKAさんが、石さんの主張する向きに置き直したんです。
その結果、出来上がったら、まるで剣の様な、杭の形をしたペンダントトップになりました。
もともと、アパタイトは揺らぐ気持ちにしっかりと杭を打ち込む石。
グリーンサファイアは安定感を、ゾイサイトはソワソワとしてしまう不安な気持ちを落ち着ける為に、またカルマを断ち切る効果がある石なので、逆向きに置く事で「不安に流される事なく、自分の軸をしっかり立てる」効果が発揮されるのではないかと思います。
実際、配列は傍から見ていると思い付きで置いている様に素早く置くのですが、ちゃんと宝石のエネルギーを見ながら効果を最大限に引き出す配列で並べられているんですよ。
と言うのも、この日、石を選んで頂いた場所と会計手続きをする所が違い、石を選び終わり会計処理の為移動した際、スタッフの方か宝石を石の配置が書かれた紙に載せたまま移動したところ、配列がバラバラになってしまいました。
商品の確認の為、その新人のスタッフさんが適当に並べ、配列が写真の配列ではなく一番上と真中の石が入れ替わっただけなのに、みるみる精彩が欠けて来て購入するのもためらう位に。
私は慌てて、念の為に「これ配列が違いますよね」と確認した程です。
私の様にまだまだエネルギーが良く分からない人でさえ、何となく違うと言う事が伝わる位でした。
実は、宝石が石を主張するのはこれが初めてではありません。
以前グランディディエライトを購入する際、リングにする台が3つ候補に挙がったんです。
ところが、二番目の台に載せようとすると、何度もピンセットの先から石が逃げてしまう。
宝石のプロですから、石をピンセットで摘まみ上げる事に苦戦する筈は絶対にないんです。
それなのに、やっとすくい上げても、直ぐに落ちてしまう程。
社長も「(石がこの台)嫌だって…」と言いながら、やっとの事でピンセットでつまんで台座に載せると、これがまた全然に合わない。
「あっ、違うね」って感じ。
これを偶然と言ってしまえば偶然だし、こじつけと言ってしまえばこじつけですが、それでも巧い様に物事は出来ているものです。
石の気持ちがポンと胸の奥深くにかえって来るようになれたらどんなに楽しいだろうと思います。
よく「どうしたらエネルギーが分かるようになるんですか?」と聞くと、「いや、もう分っている筈ですよ。」と誰もがおっしゃいます。
「自分には分からないと思っているから、(ハートを)閉めちゃっているだけで…」と。
私達は普段、頭で考える事が多く、考える事は得意です。
そろそろ、感じる事を主体に動く時が来ているのでしょう。
さて、ここまでは一昨年に書いたブログで、公開しそびれていた内容です(古い投稿をゴメンなさい)
ところが、今年になって少しだけエネルギーを感じとる事に進歩の兆しが見える様になりました。
最近、20年前リングで購入したものの石の端が欠けてしまった為、ルースで保管していたエメラルドをペンダントにリフォームしました。
リフォームする際、勧められた台座に乗せたとたん「私、こんな服が着たかったの~‼」と言う言葉がポーンと心に浮かんだんです。
そう言う時って、石の輝きが全然違うんです、素人目から見ても。
宝石さんの希望通りペンダントになって生まれ変わりましたが、余程嬉しい様で、毎日楽しそうにキラキラ輝いています。
20年前の輝きを写真でお見せ出来ないのが残念ですが、最初に私のところに来た時は、本当にど~んよりしていたんですよ。
かなり不貞腐れていたんでしょね。
石さんは本音建前義理人情がありませんから。
彼らは純粋意識で、誰かの役に立ちたい!それが自分の喜びであり成長と思っている様です。
よく直観は気づかない位静かな声で降りてくると言いますが、感じる習慣を閉じてしまった私は「んっ?」と何か微かな思いをキャッチしても「いや、これはこじ付けに違いない」とか「これをやったらお金の使い過ぎだよ~」等と否定したり、やらない理由を見つけようとしてしまいます。
でも、石さんと一緒にいると、なんとも面白い事が沢山起こります。
気のせいとか、こじつけとして片付けるのも良いですが、同じ地球の元素で出来ている波動を持つもの同士、波動レベルでコミュニケーションを図っているというロマンがあっても良いのではないかと思います。
石達は話す事は出来ませんが、その分輝きや…時には「欠け」など自分の一部を傷つけても、伝えようとする意志をもっている様ですよ。