2019年最初の投稿です。
遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。
さて…
唐突ですが、皆さんは自分の「使命」が気になりますか?
現役で働く多くの方に取っては、使命=天職と捉えて、自分は誰かに役に立っているだろうか?もっと自分を活かせる場があるのではないだろうか?と考える方もいらっしゃると思います
私もずっと長い事、私の使命って何だろうと思っていました。
そう、スピリチュアルブームが浸透するにつれて、何となく「使命」に沿って、若しくは「使命を持って」生きなくてはいけない様な…何かそんな気がする方も多いと思います。
でもね、最近、私はこう思うんです。
今生きている事で、十分「使命」に沿って生きているんじゃないかなぁって。
えっ?そんな事でいいの?と思うかも知れませんね。
有難い事に、私も含め大多数の人々は、夜寝たら翌日目覚めるのは当たり前ですものね。
確かに、生命維持機能としては私達は現状の様に元気に過ごす事が当たり前となっています。
だって、その証拠に、私達は数か月先の予定を入れたりしているんですものね。
でも、魂レベルでは私達が生きている目的は「感動」する為だと思うんです。
感動する為に、私達は何度も、この世に転生して来る。
感動して、感動して…この小さな感動を積み重ねる事によって、自分が何者なのか少しずつ分ってくる。
それが大いなる何かとか、ワンネスと言われる様に、ビッグバンによって…いいえ、ビッグバン以前にあったエネルギーが、自分が何者かを知りたくてビッグバンを起こし、宇宙が広がって、生命体と言う入れ物に分魂をして私達1人1人が、大いなる何か欲する情報を感動として大きなデータベースに蓄積し、根底で、生命体夫々と繋がりシェアしている・・・・なんだかSFっぽいなぁと思われるかと思いますが、私達の魂が永遠と言われるのはそこにあるのではないかと思います。
だからね、私達が今生きている事、生きて感動する事が使命なんだと思うんです
これね、私が長年「自分の使命とは?」と探し続けて、ようやく使命とは自分の中に既にあるんだなぁって思ったんです。
ほら、メーテルリンクの「青い鳥」って話があるでしょう?
幸せの青い鳥を探して兄妹が旅をする話。
結局、青い鳥は自分の家の鳥籠の中にいたっていう話、それです。
幸せって、既に私達は持っているんです。
ただ他人と比べたり、足りない部分にフォーカスを当てているだけ。
そう言うと「そう感動なんて日々出来るもんじゃないよ」と言う方も多いと思います。
でもね、感動って、何も素晴らしい映画を見たり、アスリートの素晴らしい演技を見て涙を流したり、心が動かされる事だけが感動じゃないと思うの。
喜怒哀楽。
日々、感じる事が感動…と言うと、感動と感情の定義があやふやになってしまうけどね。
愛とか凄い!とか綺麗と言ったプラスの感情だけが感動じゃぁない。
悔しいとか、あの人が嫌と言ったマイナスの感情もこれまた感動。
そして、プラスの感情もマイナスの感情も、どちらが○でどちらば×と言う事はないんです。
表裏一体で、全てが○。
だから、あの人が嫌と思ったら、嫌の感情をとことんまで味わい尽くせばいいんです。
そして、自分の心の中で「嫌だな」と言う気持ちを味わい尽くしたら、コントじゃないけど「次、行ってみよーっ!!」と気持ちを切り替えればいい
嫌いと言う感情があるから、好きと言う感情が何か分かるんですから。
「好き!」と言う人やモノに出会えた時の醍醐味ったらないでしょう?
例えば、冬の寒い朝に日向を歩いて、太陽の暖かさに包まれたとします。
そこで「あぁ温かい、温かい・・・・幸せだなぁ」(私はこんな事で幸せ感を感じられる、安上がりな性格です)と思う。
そう言う小さな事を味わい尽くす。
それで良いんです。
これ、意外とバカに出来ませんよぉ~。
こんな小さな感動も積み重なって行くと、朝が来て、四季があって、太陽があるから生命維持が出来て、その太陽も惑星と連携していて…と気付くと、「あぁ、世界って奇跡で溢れてるんだぁ」って大きな感動になりますから・・・・。
そしてね、もっと大事な事は、今、貴方がした感動は貴方だけしか体験出来ない事なんです。
仮に、大勢の人と同じ景色を見て、皆が綺麗だと感動したとしても、貴方が感じた感動と他の人が感じた感動は決して同じじゃぁない。
私達は、それぞれの違う感動を根っこの部分で繋がって、それぞれの違う感動をひっそりとシェアしているんだと思います。
そして、
いつか生まれた場所へ帰る時、唯一持っていけるのは経験(=感動)です。
最後は、身体さえも置いていかなくてはいけないけれど・・・・魂は沢山の経験を持って源に帰り、そのデータベースに蓄積されると言います。
だから、特別凄い事をしなくても、自分って社会に貢献しているのかな?と焦らなくても大丈夫。
今生きている事で十分使命を果たしています。
そして、その生を出来るだけ喜びで満たしてあげる事が、大切なんだと思います。
「感動」…写真はお借りしました