皆さん、こんばんは!
今回のブログはHR/HM に興味のない方はしょうもないので、スルーして下さいね!
私がBRITISH HARD ROCK が大好きなのは、ブログに時々書かせて頂いていますが、今回は6月に来日したジャーマンメタルギターリスト、マイケル・シェンカーとレインボー/マイケル・シェンカー・グループのボーカリストだったグラハム・ボネットのカップリング・ツアーのブートレッグ(海賊盤)のご紹介をさせて頂きますね!
(マイケル・シェンカーはドイツ人ですが、イギリスのバンドUFOに在籍した為か、BRITISH HARD ROCKに分類される事が多い様に思います。)
マイケル・シェンカーはHR/HM好きなら誰でも知っているギターリストです。
1970年代後半にはUFOのメンバーとして、1980年代からはマイケル・シェンカー・グループ(略してMSG)のギターリストとして活躍しているのは、ハードロックファンは周知の事実ですね♪
なので、マイケル・シェンカーもかなりキャリアのあるギターリストですが、UFO時代から素行に問題があるのも、ファンの間では有名ですよね!(笑)
私が高校生の頃はハードロックが低迷した時代でしたが、UFOはTHIN LIZZYやJUDAS PRIEST と共に、DEEP PURPLE 解散後にハードロック・シーンを牽引してくれていて、私も大好きなグループでした。
高校2年生の時に『UFO ライヴ!』が発売されて、マイケル・シェンカーの評価が更に高まって来日公演が決定しました。
この来日公演を友人と一緒に観に行こう!と滅茶、盛り上がっていましたが、何とマイケル・シェンカーはワールド・ツアーの最中に失踪してしまって、違うギターリストが代役で来日するという事になって、結局、UFOのライヴ参戦は急遽、取り止めになりました。
今から思い出しても本当に残念でしたね!
ただ、それ以前にもマイケル・シェンカーは何回か失踪していたので
『また、かいな? (+_+)』
と言う想いもありましたが…
2006年に来日した時も二日酔いの酷かったマイケル・シェンカーは2曲だけ演奏してステージから降りるという事件も起こしています。
一方のグラハム・ボネットはリッチー・ブラックモアの率いるレインボーのアルバムに1枚だけ参加して、脱退後のソロ活動を経て、これまた1982年にMSGのアルバムに1枚だけ参加しています。
グラハム・ボネットは当時4オクターブの持ち主と言われた実力派のボーカリストでしたが、マイケル・シェンカー同様、素行に問題がありました。
MSGの最初のライヴで二日酔いでまともに歌えなかったグラハム・ボネットは、ライヴ中にトラブルを起こして、これまたステージを勝手に降りると言う事件を起こしています。
要は、マイケルもグラハムも人間的に問題があった分けです!

そのマイケル・シェンカーが自らのバンド『マイケル・シェンカーズ・テンプル・オブ・ロック』名義で、今年の6月に来日しましたが、そのOAを務めたのが、何とMSG時代に大トラブルを起こして脱退したグラハム・ボネット率いるグラハム・ボネット・バンドだったのです。
当初、このカップリング・ツアーが発表された際は
『グラハムがあんな事件を起こしているのでOAをやってもマイケル・シェンカーとの共演はないだろうなぁ~!』
と思っていたら、どうやら共演もするらしいと言う情報が入って来ました。
でも、30年以上前のライヴ中にトラブルを起こしてステージを勝手に降りてしまったグラハム・ボネットと奇行に走るマイケル・シェンカーとの確執は本当にないのか?疑問が残っておりました。
前置きが長くなりましたが、この事を理解していないと、これから紹介するブートレッグ(海賊盤)の魅力が理解しにくいので、敢えて紹介させて頂きました。
実は、BRITISH HARD ROCK ファンの私としては、当然、発売されたブートレッグの内容が気になっていました。
そのブートの内容を仲良しブロガーの方が紹介されていて、すごく高い評価をされていました。
私もぜひ、ゲットしたくなったのですが、7月末に東京で研修があったので、それを利用して西新宿のブート屋さんに行って

『SPIRIT ON A MISSION IN JAPAN
OSAKA & NAGOYA』
をゲットしました。
こちらは、来日初日のライヴ6月14日の大阪と二日目の15日の名古屋公演が収録されています。(CD 4枚組)
大阪、名古屋共にオーディエンス収録ですが、音質は良い方だと思います。
グラハム・ボネットは67歳ですが、全盛期は過ぎたとは言え、とても70前のオッサンとは思えない迫力のあるボーカルを聴かせてくれますよ♪
また、マイケル・シェンカーも60歳と還暦を迎えたので、多少はヨレヨレのギターソロを弾くかな?と推測していましたが、ほぼ、1970年代後半~80年代前半の若い頃のと同じテンポで演奏して、オリジナル曲の魅力を伝えていました。
大阪・名古屋公演の後は、6月17日から19日まで3日間連続の東京公演がありました。
マイケル・シェンカーは5公演ともライヴパフォーマンスは同じくらいに感じましたが、グラハム・ボネットは67歳の高齢ボーカリストであるので、東京公演よりは名古屋公演がベストライヴの様に個人的には感じました。
(初日の大阪公演はやはり手探り状態で3夜連続の東京公演は疲れの為か少し声の伸びが弱い様に思いました。)
でも、何度も繰り返しますが、67歳の高齢ボーカリストですからね!(笑)
こんなスゴいボーカルを聴かせるなんて奇跡ですよ!
尚、この大阪&名古屋公演を収録したCDを購入したオマケに

こちらのグラハム・ボネットとマイケル・シェンカーが共演した『DESERT SONG』と『ASSAULT ATTACK』のライヴとサウンド・チェックを収録したDVDが付いていました。
こちらも必見ですよ!
(^-^)v
そして、東京公演に関しては、やはり仲良しブロガーさんが大・大・大絶賛していた

『新訳黙示録』をゲットしました。
実は、このブートレッグは西新宿の行き付けのブート屋さんにもありませんでした。
本当はこちらのブートが欲しかったのですが、西新宿でも購入出来なかったので、諦めていましたが、名古屋のメタル専門店で販売していた情報を得たので、在庫確認の電話を入れました。
このメタル専門店は、私が名古屋に単身赴任していた頃に、とてもお世話になったお店でしたよ♪(笑)
残念ながら、売り切れていましたが入荷出来れば、通販で送ってくれるとの事でした。
その後、しばらくしてから入荷の連絡があって、名古屋→仙台まで送ってもらいました。
中身は東京公演2日のCD2枚組と東京公演3日目の追加公演(最終日)の映像を収録したDVD2枚組の合計4枚組の豪華盤でした。
マイケル・シェンカーとグラハム・ボネットのカップリング・ツアーは大阪・名古屋・東京3日公演の5日間だったので、DVDも含めると東京公演初日以外はゲットした事になりますね♪
音質は、大阪と名古屋より格段に良いですね♪
当に、仲良しブロガーさんが大・大・大絶賛していただけありますね!(笑)
東京公演初日のCDも素晴らしいですが、こちらの『売り』は何と言ってもDVDの方ですね!
カメラ2台を使って撮影したスゴくアングルの良い映像ですよ!
OAのグラハム・ボネット・バンドから始まりますが、1曲目はレインボー時代の『オールナイト・ロング』です。
グラハム・ボネットは素行に問題がありましたが、そんな事を感じさせないパフォーマンスを見せてくれています。

オールナイト・ロングでの観客の煽り!
観客は大合唱ですね♪
改めて思うのは、グラハム・ボネットはレインボーのアルバムは『ダウン・トゥ・アース』1枚にしか参加していないのに、その1枚のお陰で、この日本ではメタル系ボーカリストとしては大人気な事です。
レインボー脱退後はMSGに加入したり、アルカトラスを結成したりしましたが、やはりレインボーのボーカリストだったキャリアは大きいと思います。
恐らく、イギリスやアメリカでは『グラハム・ボネット』と言ってもあまり馴染みがないかもしれませんが、ここ日本では伝説のボーカリストですから…(笑)
そういう意味で言うと、レインボーのリーダーのリッチー・ブラックモアの凄さが再認識出来ますよね!

そのグラハム

奇行に走っていたと思えないくらい愛想が良くて、最前列のお客さんとハイタッチしたり

シンス・ユー・ビー・ゴーンの煽りも滅茶、ノリノリで楽しそうですね♪
(*^^*)
ラストは

ロスト・イン・ハリウッドでした!
私が高校生の頃に、メタル系ライターの大御所の大貫憲章さんと伊藤政則大先生がラジオ番組でダウン・トゥ・アースを紹介していました。
オールナイト・ロングとシンス・ユー・ビー・ゴーンを流す時はお二人共、元気がなかったのにロスト・イン・ハリウッドを流す時は
『DEEP PURPLEのBURNに似ているよね!(笑)』
と急に元気になったのを、この曲を聴く度に思い出しますね!
当時のメタラーにとっては、ロニー脱退後のレインボーの路線変更は本当に衝撃的てしたから…(笑)
さて、長くなって来たのでマイケル・シェンカーはハショリますが

やはりフライングVが様になる『神』ですね!
60歳にしてお腹が出ていませんね!
スリムでカッコいいですね!


こちらも問題児だったと思えない愛想の良さ!(爆)

そして、遂に実現したグラハム・ボネットとマイケル・シェンカーの2shot!
(^_-)

二人共、とても楽しそうですね!
30年以上前にトラブルが起きて途中でステージを降りてしまったグラハム・ボネットとは別人です!(笑)
マイケル・シェンカーは昨年の来日のライヴの時も終始、ご機嫌だったそうですが、数年前には2曲だけ演奏してこれまた途中でステージを降りてしまったのに…
二人共、人格が良い方向に変わってしまったのでしょうか?(笑)
グラハム・ボネットもマイケル・シェンカーも齢(よわい)67歳と60歳にしてお互いを許し合えるくらい人間が成長したんだと思いたいですね!
新訳黙示録は素晴らしいブートでしたが、唯一、不満があるとしたらDVDの曲間に

この様な画像が入るのが鬱陶しかった事ですね!
この画像が入らなければ、MCの部分も完全に観る事が出来たのに…
でも、それを除けば素晴らしい映像で、ある意味、オフィシャル級のDVDでした。
≧(´▽`)≦
当にグラハム・ボネット&マイケル・シェンカーは神の領域に近付きましたよ♪
長文にお付き合い、ありがとうございました!
(^.^)(-.-)(__)
おしまい
では、またね (⌒0⌒)/~~