講演はバージョンアップの繰り返し!
イメージコンサルティングのプライムイメージの山川です。
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先日、某大手企業様からご依頼をいただき、講演をさせていただきました。
参加してくださるのは、その地区の成績優秀者の方々。
選ばれた方々だということをご担当の方から教えていただくと、
いつも以上に、“ピリリッ”と、身が引き締まります。
当日の会場は、四国のリゾートホテル。
実は、四国を訪れるのは、私は今回が生まれて初めて!
本当ならば、瀬戸内海を見てゆっくりとしたいところですが、
今回は日帰りのスケジュールだったので、飛行機もタッチ&ゴーの慌ただしさ。。。
空港からタクシーで直行した会場では、ゆったりとした控室も用意していただき、
入念な最終チェックができたことが、何よりもありがたいことでした。
今回の講演は、
私の専門分野の自信をもっているコンテンツ、であること。
参加者の方の職業に合わせた内容にアレンジして、
よりわかりやすい内容にバージョンアップさせた資料を用意。
さらに、いつもより参加意識を高めるために変化させた2つのワークも取り入れました。
万全な準備をして、のぞんだ今回の講演。
支社長のお話の後、司会の方がご紹介くださり、講演はスタート!
・・・・・・約1時間30分の講演が終了しました。
ご参加いただき、最後に大きな拍手をくださった参加者のみなさま、ありがとうございました!
いやいや、万全な準備をしたと思っていても、終わると多々と反省が出てくるものです。
参加者の反応が私の想像と違っていたり、
今まで聞いたことがないささやきが耳に入ってきたり、
「聞いてくださっていますか?」と確認したくなるような方がいらっしゃったり・・・・・・
当たり前のことですが、講演やセミナーの反応は、本当に1回1回が違うものです。
喜んだり、ちょっと落ち込んだり、ヒヤッとしたり
「ああすればよかった」「もっとこうしたら~」と、終了後にはいつも思います。
この日は、ご担当者のこんな言葉に、思わず苦笑い。
「聞いてないように見える人が、結構、一番聞いていたりするんですよ!」
本当に「万全」を尽くしたつもりでも、「満点」になることは決してない。。。
毎回毎回、「満点」を目指して、バージョンアップを繰り返していくものですね。
それはどんな仕事も同じですね♪
残念ながら、社名・お名前は出せませんが、
今回の講演でお世話になったみなさま、ありがとうございました!
言葉を磨き上げる~『スピーチの教科書』
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の山川です。
タイミングがタイミングを生んで・・・と言う感じで、
2月にダイヤモンド社から発売された『スピーチの教科書』の著者・佐々木さんにお会いしました。
『思いが伝わる、心が動く スピーチの教科書』
(ダイヤモンド社/佐々木繁範・著)
ビジネス第一線で、スピーチ原稿を作成する「スピーチライター」としての経験をもとに、
相手の心に訴える、心にしみるスピーチをするためのまさに教科書的な1冊です。
「話し方」ひとつでも、数多くの本を参考にしますが、
こちらの本には、数多くの「納得!」「同感!」と思える部分が発見できて、
日頃、私の考える“言葉はその人そのもの”というマインドも感じられました。
私自身でも、話すとき、書くとき、レクチャーするとき、
何よりも大事なことは、「わかりやすさ」だと考えています。
佐々木さんも「わかりやすさ」を重要視していらっしゃり、
スピーチ全体の構成や分類を体系立てて説明しているのもポイント。
S・ジョブズのスピーチに、なぜ、人々は心惹かれるか?
パワポや新商品を駆使したパフォーマンスなのではありません。
その理由も本書を読めば、きっと理解できるはずです。
ソニー出身、ハーバード大学卒業・・・という華麗な経歴をお持ちの佐々木さん。
実際にお会いしてみると・・・
話し言葉の一つひとつを大切にされる、とても穏やかで誠実な印象の方でした。
仕事のお話をしながらも、経営コンサルタントらしくじっくり考える姿勢。
とくに印象的だったのが、話し合っているときに出てきた
「言葉を磨き上げる」
というフレーズです。
宝石だけじゃない、人も、言葉も、磨き上げていくものなのですね。
こんな気付きもいただけた充実の時間をありがとうございました!
佐々木さん、ありがとうございました!
仕事の負い目をうめること~パラリンピック・浦田理恵選手
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の山川です。
数日前、パラリンオリンピックのゴールボールの日本代表選手
浦田理恵選手
の講演を聞きました。
「幸せは自分でつかみとるもの ~一歩を踏み出す勇気~」
(於:中小企業家同友会・豊島支部総会)
視覚障害があることを感じさせない表情と笑顔の浦田さん。
ずっと普通に見えていた目の視力が、20歳くらいから急激に低下していきます。
幼い頃から夢見ていた小学校の先生になる、その直前で、
「見えなくなる」、そのつらさは、聞いているだけでも心が痛みました。
時間が流れ、現実を受け入れて、一歩を踏み出してからの浦田さんは、
目が見えないことは、人からかわいそうと思われることでなく、
自分の一つの特徴、個性に近いものとして付き合っていると言います。
自分一人でなく、目が見ない人は他にもたくさんいるわけで、
「英語ができなければ通訳を頼む、目が見えなければ介助を頼む」
という発想に変えたことで、世界が大きく変わっていきました。
・・・と、お話を聞いていて思い出したのが、友人のこと。
耳の聞こえない甥っ子がいるのだけれど、
「耳が聞こえないだけのこと。それも個性の一つ」だと言うのです。
その分、感性が豊かで、絵を描けば、それはそれは素晴らしいのだとか。
浦田さんの話は、その友人の言っていることに通じるものを感じました。
最後に話してくださった「ロンドンオリンピックで金メダルを取る意味」。
それは、「人に勇気や希望を与えられる」「誰かの役に立っている実感が得られる」
自分にとって、その手段が金メダルを取ること!
そう言い切る姿は、穏やかでいながら、凛々しいものでした―――。
現在、浦田選手をはじめ、パラリンピックのメダリストたちが所属しているのが、こちら(←)。
障がい者スポーツ選手雇用センター(@福岡)ですが、
支援を募った代表の方のお話も、私には大変印象深いものでした。
こちらの本来の業務は、人材斡旋や紹介をする人材関連のお仕事。
即戦力が求められるため、スキルが高い人材に高い価値をおいてしまう。
それによって、障害者の方たちの働き場所をなくしているのは自分たちだ、
という「後ろめたさ」を感じていたと言います。
その「後ろめたさ」を埋めるために、始めた活動がこの「シーズアスリート」。
自分の仕事の「後ろめたさ」。。。
イメコンの仕事に自信とプライドを持ちながらも、
どこかで私自身が、深く感じていることがこれかもしれない」
震災後は、東京ですら「見た目を言っている場合じゃないしね」
という旨の発言を受けたことは、1回や2回ではありません。
ジュエリーデザイナーの友人もやはり、震災後は「仕事の意味を考えた」と言います。
この時代、このご時世に必要なことかと考えると・・・
自分の仕事が絶対に必要!と言いきれない自分がいます。
そう、どこかに負い目があるのです。
自分の負い目を埋めること。
それを実行に移しているのが、「シーズアスリート」
なのです。
被災地でのメンタルケアの活動を積極的に進められている方からは、
こんな言葉をFB経由でいただきました。
「心を治療をするのはかなり難しいことなんですが、
PTSDによる落ち込みの二次的な被害を減らすには生活再建が必要です。
その時に外見の問題が重要になってくる。
山川さんのいまの仕事が攻めだとしたら、守りの部分ですよね(中略)。」
被災地を知り尽くした方からの言葉で、私の負い目は少しだけ埋まった気がします。
負い目を埋める、
そんなことを見つけて、一歩ずつ前進させていけたら、と思い巡らせます。
※シーズアスリート
では、現在、支援してくださる法人・個人を募集しています。
ご興味のある方は、ぜひ、お問い合わせください。
http://athlete.ahc-net.co.jp/voice/index.html



