ユーゴスラビア紛争、コソボ紛争の爪痕とセルビアの魅力 | 地球と遊ぼう。世界の果てのあんなとこ!

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10年のサラリーマン生活に終止符をうち365連休プー太郎ニート生活をを経て貿易会社起業。人生の振り幅をめーいっぱい使いながら大好きな地球と友達になるべく地球散歩、地球遊びは生涯継続を志す。
遊ばざる者、働くべからず。好きなことを好きなように!

はろ~。
いかがお過ごしでしょうか。

本日はつい最近まで起きていた紛争とその国の魅力について。



ユーゴスラビア紛争とは。
ユーゴスラビア連邦解体の課程で起きた内戦
1991年~2000年(主要な紛争)

多様性を内包した国家、旧ユーゴスラビアとは。
7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの連邦国家


セルビア。
ここにくるまでピンとくる国ではなかった。

そこに何があるのか?
どんな国なのか?

初めて行く国には同じことが言えるが本当によく分からないまま到着。
ブルガリアの首都ソフィアを夜明けに出発したバスは7時間かけてセルビアの首都ベオグラードに到着。

ソフィア⇒セルビア国境⇒ニシュ(セルビア第3の都市)
このバスで移動


ニシュ⇒ベオグラード
違うバスに乗り換えてベオグラードへ。

セルビアに来た理由、特になし。

ブルガリアからクロアチアを目指していた中で、途中にある国だからと寄り道してみた国セルビア。

意外や意外。
想像していたよりいー。
街はお洒落、治安の悪さなんて感じない。


えっ普通にヨーロッパじゃん。
メインストリートは洗練されてて歩いてるだけで楽しくなる。



物価も隣国ブルガリアに等しく安い。
ビール500ml 65円とか。



いーなーこの国も。
無知な思い込みやイメージとはホント怖いものでありいけないことだとつくづく感じたセルビアでの時間。

首都ベオグラード市内中心部を流れるドナウ川。
ドイツから始まり10ヶ国を経由して黒海に流れ込む川、凄い。
日本一長い信濃川の約8倍の長さを誇るドナウ川。




その辺で買うパンがまたうまい。


その辺で買うピザももたうまい。


そして、デカイ安い。
ひと切れがジャイアント馬場さんの顔くらいある。笑。(見たことないですが)

そんくらいデカイ。
ひと切れでお腹いっぱいになる。
ペプシ付けて230円。

デフレの象徴と言われる日本のマックや牛丼より安くて1食がとれる。

安いうまいは、最高ね。
スーパーの惣菜売場なんかも充実。


歩いてる途中に見かけた中華レストランでのぶっかけ乗せ乗せご飯。ビールいれて630円ほど。


長距離バスターミナル付近の公園にはセルビア人とは人相の違う方達のひとだかりが。


近くにいたおじさんに聞いてみたらアフガニスタン、イラクを中心とした難民とのこと。

このおじさんが詳しく色々教えてくれました。


中東からの難民問題をヨーロッパで感じる光景で。

カメラ片手に色々質問してたらボランティアスタッフ達がやってきてジャーナリストか?と言われ。。。

いえ、ツーリストです。と。。。


政府系機関が立ち並ぶ一角に。


これが紛争の爪痕である。

NATOの空爆とのこと。

何故、残してるのかは知らないけど、悲惨な過去を忘れないように同じ過ちを繰り返さないようにと敢えてのパターンなのかな。

洗練された街中に残る紛争の爪痕。
突然考えさせられるものがありました。


寄り道した国、セルビア。
たった3日とほんの少しだけでしたが匂いを感じ空気を感じ新鮮でした。

ではでは。


2015年10月時点
為替 1DIN(セルビアディナール)≒1.15円

バス代 54Lv(ブルガリアレブァ)≒3780円
ソフィア→ベオグラード 約7時間
荷物代は別途1ユーロ程度