文句があるヤツは、ゆーてこーい。あ”んっ。
マサイ族
テレビで見た事1度くらいあるのではないでしょうか?
主にケニア南部からタンザニア北部一帯にいる先住民。
遊牧民族だが両政府が定住化政策をとっているようで対立があってたりもするみたいで。
プライド高く外からのものを中々受け入れないと言われているマサイ族さん。しかし格好はマサイだけど都市部にいるマサイの方々はガードマンをしていたり、ツアーガイドしていたりビーチボーイしていたり携帯を持って腕時計していたりと近代化の波は避けては通れないようです。
海辺のビーチボーイマサイとマサイジャンプ。
ザンジバル島 ヌングイビーチにて
ナンパ中かいな?
タンザニアのモロゴロ(Morogoro)近郊のサンデーマサイマーケットへ。
ケニアやタンザニアには様々なマサイマーケットが存在するようですがここは観光客や外国人はほぼ訪れないホンマもんのマサイマーケット。タンザニアで知り合った方ずたいでこの近郊で活動するJICAの方を紹介して頂き連れてきてもらいました。
山羊と牛の売り買いがされ、その場で捌かれ焼かれ。
山羊の足の丸焼き買って食らってみました。
マンガの世界。
このデカさでTZS10.000(約650円)破格。
この子が食べやすいサイズに切ってくれました。
素手で触っているこの子の手は洗ってるわけない不衛生極まりないけどここではそんなこと言ってらんない野生的な場所。
オレが座って食ってた隣に来て捌いて食いだしたマサイの方々。
自前のナタで器用に身を切り取ってくっていく。
ほれ、これ食ってみろって差し出してくれました。
白いのがウガリというこちらの方々の主食。
ウガリ
コーンやキャッサバの粉を湯で練って作られたもの。
手でコネコネして食べます。
日本人が肉おかずにご飯食う感覚でこのウガリ。
マサイの方から質問
日本人はウガリ食うのか?
いや、食べない。
なんでだ?
えーっと。えーっと。
答えれません。わかんないとしか言いようがない。
牛さんたちも売り買いされ
子牛が日本円で5千円程度で買えてしまいます。
購入した牛がその場で捌かれ売られていく。
ここに掲載出来る写真はこの辺が限界ですが、この現場は凄まじかった。
日々当たり前に食してる牛、豚、鳥。
スーパーやお肉屋さんで捌かれたパック詰めしか知らない日本人。
現実を目の当たりにすると。。。
言葉つまりますが、
こういう現実を見ると改めて食に対して感謝の気持ちがもてるのも事実です。
伝統衣装に身をまといこのまま出家?
ここからはホンマもんのマサイ村。
現代文明から隔離されたホンマもんの村を訪れてきました。
キリマンジャロ山近郊、Moshiの町中から車で舗装道路40分、未舗装の道なき道を1時間弱車で走って連れて行ってもらったホンマもんのマサイ村。
子供達はいきなり来た得体の知れない人に興味津々で飛び出してキャーキャー騒ぎ立ててお出迎え。
この村の村長さん?ボス?にしっかり挨拶
許可が降りないと立ち入れませんし、カメラなんて絶対無理。
それくらい文明から隔離された生活をしていますので。
電気もガスも水道もなし。
観光地化されたマサイ村もありますがここはホンマもん。
町中で知り合った現地人に連れてきてもらったけど、その人達だって初めてきた場所で。こんなとこ走り続けて人が住んでるの?っていう悪路の草原をひたすら走ったら突然現れたマサイ村。
カラフルな派手目の布を巻いている方々は女性。
とってもシャイで絶対に近付いてくれませんし写真も撮らせてもらえません。
黒布は子供達。13歳~15歳くらい。
もっと下は普通の服きてました。
因にマサイ族は割礼という儀式が存在します。
割礼(Wikipedia)
なんで子供は黒布なの?
って言う質問ですると判明しました。
1年に1度行うそうですが黒布を巻いている子供達はオレが行った翌日にその伝統儀式をするとの事。よかったらおいでよとお誘いうけましたが翌日はケニア出国のチケットを既に持っており神聖なる貴重な儀式に参加出来ずでしたが、話し聞いただけでゾクゾクする。
この儀式では沢山人が集まりマサイジャンプするそうです。
見たかったなー盛大なるマサイジャンプ。
そして割礼が終わると大人として認められ赤布になるんだと。
へぇー。
すべてのマサイ族がそうかは知らないですがここではそう言っていました。
衛生面とか含め世界の様々な団体から避難の声はあがっていますが、歴史ある民族の文化であることから難しい問題ですね。
ってことでマサイ族さんと絡みの巻おわり。
現在地、ケニアの首都ナイロビ。
明日早朝にルワンダへ向け出発します。
んーじゃまた。