プリキュア独自外伝脚本(6)HUGっと!無理ちゃう?第6回 | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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~ブログ倫理委員会により、連載を止められていた

問題脚本が再び始動する~

~混沌としたウイルス社会に更に毒を吐く~

~プリキュアとハグするための大友の狂気、今ここに~

 

【第6回・クライアス社の稟議書の解読】

クライアス社から入社に関するメールを受け取った大伴は翌朝、クライアス社あざばぶ支社に初出勤した。

会議室の一室に通され、待っているといきなり、ドアを勢いよく開け、「おっはー、チョリーッス。」と言って一人の社員が入ってきた。

 

大伴「な、なんだこいつは、首から安っぽいレコードプレーヤーをぶら下げたりして。チャラリートよりもちゃらい格好をしたこの男・・・いや、待てよ、どこかで見た覚えが・・・。」

 

社員「Oh!あんたがこの支社で新しく採用された新人さんっすかっ?

 

大伴「はい、大伴尾多雄です、宜しくお願い致します。」

 

社員「おれちゃまは、パリピーなイケてるDJ、パリピーノ。今日から大伴、もとい、オタッキーの教育係を務めさせて貰うからよろしーくしく。」

 

大伴「『オタッキー』って、私のことですか?

 

パリピーノ「もちのろんよ。で、オタッキーはおれちゃまと同じく、この2018年の世界のあざばぶ支社に、幹部候補生として採用されたって訳。」

 

大伴「幹部候補生は普通の新入社員とどう違うんですか?」

 

パリピーノ「幹部候補生は猛オシマイダーを直接発注できて、プリキュアと闘えるのよん。オタッキーもおれちゃま同様、トゲパワワの値がずば抜けて高かったと思うけど、リストルからそれだけ見込まれてるってことっすねー。」

 

大伴の心の声「やったー!これでプリキュアに会えるぞ。」

 

パリピーノ「で、猛オシマイダーを発注するには、専用の稟議書に必要事項を記入しないといけないんすけど、これが日本語じゃなくて、今の時代のもので喩えたら、HTML言語のような特殊文字で綴る必要があるんすよねぇ。と、いうことでトリアージュ、もとい、取り合えず、この言語解読表を覚えてねぇ。」

そういうとパリピーノは大伴に稟議書専用言語をローマ字に訳すための解読表(※「PS」の「注1」参照)を渡した。

 

大伴「この稟議書の言語って、テレビじゃチラッとしか映りませんけど、何か古代エジプト文字のようですね。」

 

パリピーノ「見た目は古代だけど、実際は超未来の文字。この文字で書かれた稟議書に、社長のジョージ・クライが承認のハンコを押すと、特殊電気信号が発せられて、猛オシマイダーの電子発注システムが作動して、オシマイダーが時空を越えて発注した幹部社員の所に納品されるってことっすよ。じゃあ、この稟議書に書かれている意味を説明するっすよ。」

 

パリピーノは稟議書を手に持ち、大伴に解説する。

パリピーノ「まず一番上の表題の5文字っすけど、これはさっき渡した解読表でローマ字にすると、『RINGI』って書いてあるっす。その左下に三段並んだ欄は、一段目は『KANBU』。これは猛オシマイダーを発注する幹部社員の名前を書く欄。その下の欄は『MOKTK』になるけど、これは『MOKUTEKI』の略。つまり、オシマイダーを発注する目的を書く欄。その下の欄は『KYARA』。これはキャラクターのこと。主にキュアエールやアンジュ等、オシマイダーで始末する相手の名前を書く欄。」

 

大伴「凄いですね。てっきりテレビで見る限りじゃ、文字なんて適当に書いてるものと思っていたら、ちゃんとした文字列で書かれていたんですね。」

 

パリピーノ「そりゃ、東映アニメーション社はアニメスタジオ会社で唯一上場している企業だし、業界の老舗だし、大人が見ても違和感ないようにしてるっすよ。あ、その稟議書で一番大きい欄が、目的を達成するための手段や作戦等、詳細を書く欄っすね。その次は猛オシマイダーを発注する時のポーズの取り方を教えるっすよ。」

 

大伴「ポーズ?」

大伴は初めてのことばかりに戸惑いながらも、プリキュアに会えると思うと、内心おだやかではなかった。

 

                第7回へつづく

 

PS・注1・・・この解読表はキュアラーのカセリオ氏が、番組のテレビ画面やプリティストアの「クライアス社 稟議書セット・クリアファイル」を見て調べ上げた努力の結晶である。→クライアス社文字まとめ

 

注2・・・パリピーノは、HUGっと!プリキュアドリームステージの敵キャラクター。

 

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