ここ何回かの記事で、サイキックマッサージのトレーニングでの体験を振り返っているのですが。
今回は、エネルギーのリーディングについてのお話です。
リーディングってなんやねん!?
そうお思いの方も、いらっしゃるかもしれませんよね。
そのあたりを、体験談をとおしてお伝え出来ればと思います。
簡単にご説明すると。
サイキックマッサージのセッションでは。
マッサージを始める前に、エネルギーのリーディングと、レゾナンスのチェックというものをします。
そして、それらのリーディングでの内容を基に、マッサージの流れを組み立て、その後お身体に触れていくわけですが。
まずは、エネルギーのリーディングから、いってみましょう。
リーディング=エネルギーを読む
そのまんまですね・・・
ここへ、一言付け加えるとしたら。
わたしがこのトレーニングの体験から学んだのは。
リーディング=読む=自分を信頼すること
エネルギーを読む、という、サイキックマッサージのなかの技法を研磨すると同時に。
自分の感覚を、自分自身を、信頼する。
という、とても大切なことを積み重ねる時間でもありました。
まず、トレーニング中のわたし達は、受け手の身体、主に、チャクラやオーラといったもののエネルギーから。
そして、わたし達のなかに在る、女性性、男性性といったふたつの質から。
どんな感覚やイメージを受け取るか?という事を、何度も繰り返し実践していきます。
目には観えないものから、どんなことを感じるのか?
はっきり言って、正解がわからないものに対して、答えを出していく。
疑いだしたらキリが無い。
自分自身の感覚でありながら、ホントかよっ!?と、ツッコミを入れたくなるようなトレーニングです。
そうは言いながらも。
サイキックマッサージと聞いて、何か惹かれるものがあって集まったメンバー達です。
個人的には、楽しくてしかたない時間でもありました。
そして、数名が集まるトレーニングならではの醍醐味!
ひとりの受け手のエネルギーを、数名がリーディングし、それをシェアしあうという。
これは、一対一のセッションではなかなか味わうことが出来ない、興味深い体験のひとつでした。
では、このエネルギーのリーディング。
いったいどのようなかたちで受け取るのか?
これについては、実に千差万別。
写真のような静止画であったり、言葉、色、香り、映画のように流れるストーリーであったり。
時には、何も観えない、感じない。という場合もあります。
わたし達は、受け手の肉体には触れることなく、その外側に在るエネルギーから、これらの情報を読み取っていきます。
勿論これには、サイキックマッサージならではのテクニックを要します。
それらを踏まえながら、その感覚を身体で覚えていく。
そして、兎にも角にも、自分自身の感覚を信頼せずには、先へ進めません。
さて、この時のわたし達は、まだ出会って間もないメンバーです。
顔と名前が、ようやく一致する程度です。
そんなメンバーの中のひとりのエネルギーから受け取ったリーディング内容を、次々にシェアしていきます。
伝えている本人達からすれば、これは何?という半信半疑な内容ばかりです。
それでも、そのままを伝えます。
出揃いました。
すると、どうでしょう。
一見、取り留めがない、とても断片的にも思えるリーディング内容が。
あるひとつのストーリーを帯び、そこには一連の共通点が浮かび上がってきます。
そして、それを聞いた受け手の表情から。
その内容が、驚くべき真実に繋がることを伺い知ることが出来ます。
実際、自分が受け手側にまわった時。
そのリーディング内容に、とてもドキリとさせられました。
不思議ですね。
不思議なんですよ。
これまで、このような技術を特別に訓練してきたわけではない、わたし達でしたが。
目には観えないエネルギーという、身体が纏ったバイブレーションを通して、何らかの情報を受け取り。
その情報が、紛れもない真実であるということ。
これは。
わたし達が、日常で起きる事柄によって浮かび上がる、感情や思考、感覚などを。
エネルギーという、目には観えないものの中にも、記憶を刻むように、残しているという事にもなります。
不思議ですよね。
ですが!
こういった現象を、きっと皆さんも日常で体験されているのではないでしょうか?
この場所にいると、なんだか寛げる。
心地がよい。
または、その逆だったり。
この場所から、この人から、こんなイメージが伝わってくる・・・etc.
ねっ!
ありますよね?こんなこと。
リーディングという言葉にすると、何か特別な能力のように思われがちですが。
本来、わたし達に備わった。
サイキック=超自然
という、はかり知れない未知なる力。
その能力に、心を開くか、そうでないか。
意識を向けるか、そうでないか。
ほんのちょっとした在り方の違いで、わたし達のなかに眠っている大いなる力を、最大限に活かせるのかもしれません。
サイキックマッサージでは、物理的なお身体からの情報以外に、このようなエネルギーから読み取れる情報が、マッサージを進めていく鍵となっていきます。
そして、もうひとつ。
とても大切な、サイキックマッサージの柱となる。
レゾナンスのチェックという。
これまた、何?
というものがあるのですが。
こちらについては、また次回にでも。
トレーニングが進むにつれて、怪しいどころか!
わたし達人間の本来の姿、そして、その能力をリアルに実体験していく。
とても興味深い体験の連続でした。
サイキックマッサージ。
ネーミングの怪しさ、ピカいち!のマッサージ。
そしてまた、これ以外にしっくりくる呼び方がないという。
この呼び名については。
サイキックマッサージの創始者である、マ・サガプリヤからセッションを受けたクライアントの方達が。
そこでの、ある種不思議な体験をもとに、こう呼ぶようになったというエピソードがあるそうです。
そんな創始者、マ・サガプリヤは、1970年頃、エサレン研究所でマッサージをされていました。
エサレン®マッサージの概念との多くの共通点が、後にそれを学ぶうえで、とても助けになったことは言うまでもありません。
それでは、また。
次回、体験談もよろしくお付き合いいただけたら嬉しいです。