中京で行われる500万下のレース
本日唯一の4歳上500万下の特別レース

★1.この時期のローカル500万下特別の意味とは?

冬場になると、中央四場での500万下特別は存在しない。
賞金体型は3歳戦も4歳上も同じなので、一番賞金の高いレースがここになる。詳細は「はこべら賞」のメモ参照。

賞金狙いでこのレースに使う馬もいるはずだが、冬場は芝のレースが少なく除外になりやすいので、連戦している馬が狙って出走できるとは限らない。

ということで、勝負できる馬を考えると・・・

・休み明けでこのレースに出走してきた馬

ではないだろうか。
間隔が空いていれば除外の心配はないので、しっかり仕上げてこれるはず。

--------------------------------------------
★2.昨年の結果

このレースは昨年も行われた。
昨年を振り返ると・・・

なんと・・・
2か月ぶりの馬でさえ除外される馬がいた。。
中7週でも除外されるという、驚きのレースである。

そんな中勝った馬は、間隔がギリギリで抽選対象だった。
しかも、20%の当選確率をものにした運のある馬。
ここから考えられる去年と今年の違いは・・・

■去年
 2か月休めば除外されることはないはず。全力で仕上げよう
→5頭中4頭が除外

■今年
 2か月休みの馬を仕上げても除外される可能性があることは去年で実証済み
→確実に出走できる馬を仕上げよう

--------------------------------------------
★3.今年の狙い馬

去年を踏まえて、3か月ぐらい休んだ馬が全力仕上げをしてくると見た。
もちろん、去年の除外ラッシュを経験している厩舎の方が信憑性は高い。
そういった馬をピックアップしてみる。

A.スイートブライアー
 間隔:12週間
 厩舎:宮本博厩舎

B.エクスパーシヴ
 間隔:12週間
 厩舎:牧浦充徳厩舎

なんと今年の出走ボーダーラインは11週間で、昨年よりも条件が厳しくなっていた。
そんな中、昨年出走した厩舎からは2頭がエントリー。

Aの宮本厩舎の馬は昨年3着。Bの牧浦厩舎の馬は昨年1着。
出走2頭が去年の1・3着厩舎とは、、、去年の経験から、3か月休んでこのレースを狙ってきたとしか思えない。

これはこの2頭をベタ買いでいいのでは。
中京で行われる1000万下のレース
去年とは違うコースで行われる

★1.1000万下の芝中距離の流れ

1000万下の芝2000mのレースで、昨年は芝2200mで行われていた。
昨年からのアプローチは意味がないので、1月の芝2000mのレースについて調べてみる。

1月の中山・京都での芝2000mのレースは・・・

■中山2日目:平場芝2000m
■中山8日目:平場芝2000m
■京都8日目:特別芝2000m(ハンデ)

3レース存在した。

■Ⅰ.関東
 平場のレースが2戦ある。
 中京1戦使うなら、中山の平場を2戦したほうが儲かる。
 2日目の中山に興味を示さなかった馬は注意。

■Ⅱ.関西
 来週特別レースがあるが、ハンデ戦。
 ハンデが見込まれそうな馬が、斤量増を嫌ってここを狙ってくる可能性はある。

■Ⅲ.全体
 中山も京都も右回りなので、右回りが極端に苦手な馬はねらい目。

--------------------------------------------

★2.上に該当する馬は・・・

A.ゴールドブライアン:■Ⅱ、■Ⅲに該当
 自己条件で2着が多く、トップハンデになる可能性大。
 さらに、最近は左回りしか使っていない。

該当馬は1頭だけだったが、なかなかこのレースへの適性はたかそう。
中京で行われる3歳500万下のレース
昨年から行われているレース

★1.3歳500万下のダートの特別レースについて

中央四場で行われる3歳500万下のダート特別レースは黒竹賞が最後。
このレース以降はローカル開催でしか行われない。

賞金を比較してみると・・・

■Ⅰ.中央四場特別レース:980万円

■Ⅱ.ローカル特別レース:870万円

■Ⅲ.中央四場平場レース:720万円

■Ⅳ.ローカル平場レース:なし


今後Ⅰのレースがもう行われない以上、Ⅱが一番賞金の高いレースとなる。

--------------------------------------------
★2.高い賞金をとりにくる馬

★1を踏まえると・・・

・ダ1200mやダ1800mで勝利・好走した馬の挑戦は、自信の表れ

ということになる。

Ⅱの賞金が高いといっても、Ⅱの2着よりⅢの1着のほうが高い。(3~5着と2~4着も同じ)
ダ1200mが得意なら、平場のダ1200mに使う方が儲かる可能性が高いというわけ。
ダ1200mを使うよりも好成績が残せると思わなければ、ダ1400mにわざわざ使ってこないはず。

今年の出走馬で、ダ1200mやダ1800mで勝利・好走した馬をピックアップする。
※勝利した後に500万下で頭打ちになっている馬はのぞく

A.クーゲル
 前走:ダ1200mで2着
 ダ1400m成績:なし

B.コパノハリー
 前走:ダ1200mで1着
 ダ1400m成績:0-0-0-1

的中率を求めるなら、Aで間違いなさそう。
馬券の期待値を考えるとBになる。
1月の京都で行われる名物GⅡ
ハンデ戦で行われることが特徴

★16頭立ての日経新春杯

強い馬が出る年は、大抵13頭以下で行われるこのレース。
今年は16頭立てで混戦を物語っている。

過去10年で16頭立てで行われたのは3年、その勝ち馬を見ると・・・

■2013年
 勝ち馬:カポーティスター
 人気:10番人気
 脚質:差し

■2009年
 勝ち馬:テイエムプリキュア
 人気:11番人気
 脚質:逃げ

■2008年
 勝ち馬:アドマイヤモナーク
 人気:3番人気
 脚質:差し

13頭以下で行われた7年では、1・2番人気が6回優勝している。

ということは、今年の日経新春杯は荒れるとみていい。
特に2013年と2009年を分析して、あてはまる穴馬を探したい。

■2013年
 重賞勝ち馬が2頭という低レベルのレースで、唯一の前走勝ち馬が勢いのまま勝利 

■2009年
 前走先行した馬が3頭という極端なメンバーの中、3頭のうちの1頭が鮮やかな逃げ切り勝ち

--------------------------------------------
★今年のメンバー分析

・重賞勝ち馬:2頭
・前走先行馬:4頭

2013年にも2009年にも類似するメンバー。
注目馬をピックアップ。

A.アドマイヤフライト
 前走:1600万下で1着
 脚質:先行

B.サフランディライト
 前走:1600万下で2着
 脚質:先行

Aは、先行馬かつ前走勝ち馬で、条件はそろっているが人気する馬。穴馬探しという意味では若干違う。
Bは、先行馬だが前走2着。人気はしないので穴馬という意味ではもってこい。
3歳牝馬による芝1400mのオープンレース、紅梅S

★レースの特徴は?

1月2~4週には3歳牝馬が出られる特別レースがたくさんある。

・シンザン記念(GⅢ)
・フェアリーS(GⅢ)
・菜の花賞(500万下)
・白梅賞(500万下)
・なずな賞(500万下)

特に、関東開催では牝馬限定のレースが2鞍もあり、わざわざ遠征する必要性が全くない。
そんな中、関西に遠征する馬がいたらとても怪しいので、過去の関東馬の成績を調べてみた。

■.過去5年の関東馬
 成績:1-1-2-1
 平均人気:7.6人
 平均着順:3.4着

これは驚きの数値と言っていいと思う。
わざわざ遠征するだけのことはあり、着実にお金を稼いで帰京している。
しかも5頭中2頭は前走ダートということで、近走成績も関係ない様子。

今年の関東からの遠征馬は・・・

A.クリノイザナミ
 前走:中山ダ1200m

1頭の該当馬だが、前走ダートでまさにこのレースドンピシャ。
3着に食い込んで、颯爽と賞金を持ち帰るところが想像できる。