買付帰りによったチェルシー・マーケット
おめあては、Amy's Bread のパン
だったはずなのに‥
小腹がすいていたせいで
反対サイドにあったショップの看板が目に入る
「Hale and Hearty Soups」
へぇ~スープ屋さんなのね
と‥
スーツ姿の素敵なジェントルメンが
一人は紙袋、一人はプラケース入りのサラダ
らしきものを手に、颯爽と店から出てきた
きゃ~~ん、素敵ぃ~かっこいぃ~(らぶ)
手にしてるのはただのサラダなのに
スープが入ってるだろう茶色い紙袋なのに
どうしてこんなに「さま」になるんだろうっ
コンビニからレジ袋さげて
出てくるのとは大違いなりよぉ~~
と、しばし見とれる
と‥我に返って
米国人がかいた、日本人にはわかり辛い
英語の文字列を解読してみる
ぶっ、ぶろっ、ぶろっこりぃ~?
こ~んちゃうだぁ~?
ろぶすた~び?びすく?って読むのか?
ビスクって何? ビスケット入りなりか?ぷしっ
店の中は順番待ちの人で
ひしめきあっている
きっとおいしいに違いないっ
そう思って恐る恐る入ってみる
順番待ちの間に
メニューボードを再度注意深く見てみる
うぅ~ん、コーンチャウダー以外は
全く想像がつかないスープ名が並ぶ
なので、コーンチャウダーに決定、ぷすっ
ひまになったので
隣のサラダの列の様子をウォッチング
入り口の冷蔵ケースからサラダを取って
みんな大人しく並んでいる
順番が来た人は、サラダをスタッフに手渡し
ケースからサラダをボールに移し変えてる?
なんで?何がしたいなりか?
と‥さらに観察を続けると
あれやこれやと指示されるがまま
スタッフがそれらをボールの中に入れている
何だかドレッシングの名前が聞えてきた?
あぁ~~わかったっ
サラダにトッピングを入れて
最後にドレッシングをかけてボールで混ぜて
ケースに返して、できあがりっなんだ
へぇ~なるぼどぉ~~
これだと自分で混ぜる必要もないし
誤って机にこぼして汚すこともないし
何よりフレッシュなりっ、と関心してると
「ね~~っくすっ」 (正しくはNEXT)
気だるく、面倒くさそぉ~に呼ばれる
ふが‥
注文しようとした瞬間に
ボードのコーンチャウダーのところに
「SOLD OUT」 のシールが無情にも貼られる
のあっ、そんなぁ~~~
他のはメニューみても意味不明なのに‥
仕方ないからブロッコリーでいいや
ブロッコリーの発音が
果たして通じてくれるか不安だったけど
案外すんなりと成功
サイズはどれにする?ときかれる
おいしいか不安だったのでスモールに‥
無造作にスープが注がれ
「これをもってレジで精算して」と
指示されるがままレジカンターへ‥
「ほにゃりら or たりらり?」
と早口で聞きなれない単語が発せられる
???な顔をしてると
クラッカーとパンを手に
「どっちにする?」と笑顔で聞かれる
スマイル0円だなんて
絶対にありえないこの米国で
笑顔で対応してもらえると
なんだか心癒される‥
忙しいときに手間取らせたのに
笑顔で応対してくれて、ありがとう
そう言いたい思いは山々なれど
咄嗟に英語でスラスラしゃべれたら
誰も苦労しないなり‥
ありったけの感謝の気持ちをこめて
笑顔で←ここポイント、ぷっ
「Thank You」 といって店をでる
店の斜め前にベンチがあったので
さっそく試食
一口ほおばるっ‥ううっ、うまいっ!
こんなにおいしいスープ生まれて初めてなりっ!
やっぱ素敵なジェントルメンが
通うだけのことはあったんだわ?
彼らを信じて←半信半疑でスモールにしたくせに
この店に入って正解だったなりぃ~~
以来、NYへ行くたびに必ず利用する
Hale and Hearty Soups
お店によってスープの種類が
日替わりで微妙に違うので
お目当てのスープがないときは
何件かはしごすることも‥どんだけ食べるなりか?
ジョンは食べたことあるのかな?
佐治にも教えてあげなくっちゃ?
てことで‥
ぢぇん吉がまたまた
ハントに出かけるとのことなので
密着取材に戻りまつ、ぷしっ