14時 ナースステーションの前に到着

身体がふわふわして足にチカラがはいらない。これが、足がすくむっていうのだと思う。
とりあえず、壁際のパイプ椅子にすわり、呼吸を整える。昨日の面会のショックがまだ残ってる。

10分後、看護師さんに声をかけて
まず、お父さんの今日の様子を聞いてみた



「まだ、起きている時の目つきが昨日と同じです。今は、たぶん寝ているので、一緒に病室にいってみますか?」



そっとカーテンをあけて

寝ているお父さんを見ました

寝顔も怒りが吹き出しているような

厳しそうな顔でした(T . T)




看護師さんが言うには

昨夜は、寝れたみたいだけど

今日は午前中、もう少し眠りたいというので、

辛さをとるために眠剤を追加したそうです。



寝顔をみれて、よかったという気持ちと

寝ていてよかったという気持ち

二つありました。



今の姿は、お父さんが一番なりたくなかった姿だろうから、胸が痛みます

綺麗に死んでいくことって

こんなにも難しいことなんだって思います



このブログを読んで

私のことを心配してくれる

山口の知り合いの現役の看護師さんから

経験からくる重みのあるメッセージをいただきました。



お父さんの穏やかな時に

昔のアルバムを一緒に見ることや

楽しかった日々を共感して

残された時間を共有し

転院まで時間、温まる時間を持つことが

この先、私にとって大切になってくることなど、、、。



一人っ子だけど、こうやって私を心配してくれる方がいるという事実に、胸が熱くなります。



「病気って本当に人格を変えてしまいます。私もそんな患者様を何人も見て来ました」

ベテラン看護師さんから聞いたことで

あらためて冷静にもなれたし


頭では分かっていても

身内となるとなかなか

せんないですよね…と

辛さを言葉にしていただいたことで

息ができたような楽な感じがしました。



一人っ子だけど一人ではないと実感♥️



今日の面会には

アルバム持って行ってたけど

お父さんとの時間はおあずけです。



私を守りながらも

病気を理解していこう


明日も気持ちはゆれてもいいさ💕😄


【お父さんの壮絶暴言集】

*脳腫瘍の終末期
人格変化で起こった暴言の数々です。

性格が1日で豹変しました。

人格変化は、2回目でした。

不思議なことに、なったり治ったりして揺れ動きます。


私の中で消化ができたので、書いてみます。
あくまでも病気のせいであり、本来のお父さんは穏やかで特に私には優しくて、暴言を吐くような人ではありません。
本人の名誉のためにも、くれぐれもご理解いただきお読みください。

なるべく事実どおりに記述したので、きつい言葉が含まれます。精神的に弱っている方は、読まれないほうがいいとおもいます。







(お父さんの2回目暴言集)






手が動くうちに首をつって死ねばよかった。
お前の優しい声に、まんまとだまされた。
恨んで恨みたおして死んでやる。
優しい顔して、シラーっと騙しやがって、大した女だ、お前は。
もう病院には行かんってお前は言ったのに、騙したな、ここで殺されるんだ。
人間の尊敬なんてない、うんちやオシッコもできんで。早く殺せ!
自分で点滴をむしり取ることもできん。
痰がからんでも誰も何もしてくれん、ほったらかしだ、生き殺しだ。
主治医のやつが騙した、あいつを呪い殺してやる。
一生、お前は借金にくるしむがいい。
喉がかわいても水さえ飲ましてもらえん。お前が3千円しか置いていかんからだ。
お前の、お父さん大好きだという言葉に、まんまと騙された。信じたのがバカだった。
お前は偽善者だ、人ごとのように返事しやがって。何が、うんうんだ!
治療もせずに殺される病院にワシが、望んでいくはずがない。 

お前の顔なんか二度と見たくもない帰れ!(お父さんが看護師さんに娘に会いたいって言ったから面会にきたのにな、会いたいんじゃなかったの?)



騙された、騙されたと
恨みや苦しみが沸き上がる感じです。

しかも、黒い言葉が次から次によく出てくる。

ところどころ記憶がぬけてるのに、話の前後があってたりするから、やっかい。すっかりトンチンカンなほうが、聞き手は傷つかないとおもう。

本当に心の底で、そう思っているんじゃないかと思ってしまいそうになるほど、言葉が豊富。

7月は失語症みたいに言葉がでなかったのに。

昨日は、穏やかで優しいいつものお父さんだったのに。

気持ちをあげて、落とされた感じです😢



性格って脳🧠が作ってるのがわかるな。

お父さんをこんな風に変えた脳腫瘍が憎いです。





聞く私の方にも
次の感情があるから反応してしまう



(私の心の中の罪悪感)




本当は最後まで自宅で見取りたかった。

「家にいたい」と願った父を「入院させてしまった」

病院は自由が制限されて窮屈かも。

治療せずに緩和ケアを選んだけどよかったのか。
大好きだって言ったけど、お父さんの望みを叶えてあげれてるだろうか。
ウンチやオシッコが自分でできないのは嫌だろうな。

死にたいというお父さんに、死なないでって私が頼んだよな。

病院に入ったのに辛そうだな。緩和ケアなのに、楽になってない気がする。

喉が乾いても、お水も自由に飲めなくて可愛そう。



これらの私の感情があるから
心が過敏に反応してしまって

心が傷つくのだと思います
(勝手に傷つく傷を持っているということ)


お父さんも私も
いっぱい、いっぱい傷ついて、悲しんでもイイ〜!!ということにしよ。


相手の「罪」も自分の「罪らしきもの」も糾弾したり責めたりしなくていいんだよね。


人間の心に黒と白の部分があるとしたら

元気な時は、黒白がバランスを保ってるけど

病気で黒の片方だけ飛び出ちゃったのかもね

白もちゃんとあるし

黒だってあっていい




脳腫瘍の患者を持つ家族の方で
人格変化を経験されているかたに
自分を保つ方法とか聞いてみたいな🤔

親から暴言を吐かれるなんて、壮絶な体験だもん。親との最後の記憶が、この暴言のままかもしれないとおもうと、やるせないです。



私も、脳腫瘍の攻撃から

自分のメンタルを守るように過ごしていきます。


一人っ子介護、現実は想像以上です。


19時16分 主治医から来院してお父さんを落ち着かせてほしいと電話がありました。
(今から?面会時間すぎるけど、よっぽどなんだ(泣))

お風呂に入ろうかな?と思ってた時間だったから、こんな時間に病院からの電話でビックリしました。


主治医の話では
感情が不安定で暴言を吐いていると。

「僕も呪い殺してやる!と言われましたよ。お昼も大変だったみたいですね。薬の中でこれが原因かなと思うのがあるので、変えてみて、もし変わらないようなら、少しボャーっとする薬を使うかもしれません。看護師にきいたら、娘には会いたいということなので、今からきてもらって落ち着いたら、薬も飲めるかもなので。」


昼間の荒れた様子から、だいたいの想像はつきました。

20時 すぐに病院にかけつけ
病室に入ると
変わり果てたお父さんしかいませんでした

人格が変化し、別人です


お父さんとの詳しいやり取りは、
まだ、私がこのことを消化できていないので、辛すぎて書くことができませんが


お父さんの顔をした別人がいる感じです
まるで悪霊にでも取り憑かれたような様子でした

脳腫瘍って、怖いと思いました。

何十年も積み上げてきた
その人の人格が
一瞬で変わってしまって
恨み、憎しみ、怒りが心を支配する


何十回、これは病気!!って
言い聞かせるように唱えても
キャリアコンサルタントの仕事のスキルを使って境界線をつくり話をきいても


病気の凄さには勝てず
黒〜い感情が
心に刺さってくるんです


30分
横にいるのが限界でした。
罪滅ぼしに看護師を呼べ!というお父さんの言葉を利用して、廊下にでました。


廊下で看護師さんが私を見つけてくれて
辛さを共感してもらいました
私が緩和ケアを受けているようです
この看護師さんの関わりがなかったら
息が吸えていないと思います

胃の上のほうに
何かが詰まっているような
吐き気がするような
身体が痺れてチカラが入らないような
そんな状態の私を理解してもらって
寄り添ってくれました

だから、ちゃんと運転して無事に帰れたのだと思います。看護師さんに感謝しきれません。


別人格になったお父さん
看護師さんが薬を飲ませたみたい
効いてくるのは1時間後かな。


どうか、どうか
怒り、憎しみ、恨みを感じず
穏やかな夜を過ごしてほしいです


私は温かい飲みものを飲んで
緊張した身体を緩めます


前日やその前のお父さんとの
愛情のやり取りをブログに書いておいてよかった^ ^
真実を目で確かめられるから😌