去る9月18日、2021年度第1回キャリア道場が開催されました。今年度からキャリア道場はメンバーによる「主体的な学びの場」として、自身の得意とする分野や現在取り組んでいる課題などのアウトプットする機会として活用していきます。

毎回の講師はeラーニング講座(発達障害のある人のキャリアアップ創出プロジェクト)メンバーゼロ期生~4期生までの希望する人が担当します。

今回はゼロ期生と2期生のお二人が講師を務め、それぞれの得意なテーマや日頃の実践からのプレゼンがありました。わかりやすく作り込まれたスライドや十分に練りこまれた資料をもとに、立派な発表でした。参加者からも発表の内容に関して、さまざまな質問や感想が寄せられました。

さて、話題は自由なスタイルで広がっていきますが、パワーポイントの資料の作成に関して、フォント(書体)が話題になりました。

一般的にビジネスの場面では「メイリオ」が使用されることが多いようですが、最近では学校教育においてロービジョン(弱視)やディスレクシア(読み書き障害)などの文字を読むことが困難な子供にとって読みやすいフォントとして「UDデジタル教科書体」というユニバーサルデザインフォントが設計されています。

発達障がいのある人の場合は、「游ゴシック Medium」が見やすいという話題提供があり、「Comic Sans MS」というフォントは一般にはカジュアルすぎると不評でしたが、不揃いなところがディスレクシアの人たちに読みやすいという意見があり、現在も存続しているなど、話が弾みました。

メンバーのプレゼンばかりか、雑談でも興味深い内容がたくさんありました。次回のキャリア道場はどのような内容だろうかと開催を楽しみにしています。


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