pray's Wine Bar -47ページ目

君の嘘

それでね・・・・マスタ 彼ったら・・・・・


いつものように饒舌にまくし立てる彼女は

きょうも上機嫌である。


彼女の話はいつも自慢の彼の話


外交官の彼はいろんな国からいろんなワインをお土産に

もてかえってきてくれるらしい。


素敵な彼・・・しかし、一度もお店につれてきてはくれない。



それとなく気づいてはいた。

彼女の理想の彼・・・そう、それは理想であり空想であった彼。


このままだまされているのもいいだろう。

彼女の気持ちが休まるのなら・・・。


でも、いつか本当の恋愛をしてほしい。

それが、私の望みでもある。


そして、いつかこのワインを二人で飲んでほしい。




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