ジョニィとマリー | PRAINSのブログ

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昭和世代で知らない人は殆ど居ないと思う「ペドロ&カプリシャス」の

1973年リリースの名曲「ジョニィへの伝言」と「五番街のマリーへ」。

昭和歌謡曲のゴールデンコンビと言われる作詞家の阿久悠さんと

作曲家の都倉俊一さんが生み出した不朽の名作だと思う。

 

五番街のマリーへはジョニィへの伝言のアンサーソングと言われるが

個人的にはアンサーと言うより二部構成のストーリーソングのような気がする。

 

 

ジョニィへの伝言は作詞家・阿久悠さんが自分に課した挑戦があったそうだ。

高橋真梨子さんがメインボーカルになる前のペドロ&カプリシャスには

「別れの朝」という代表曲があったが、それはライバルでもあった

なかにし礼さん作詞の曲であり、それを超えたかった。

考えた末に歌詞にストーリー性を持たせるように工夫したそうだ。

 

ジョニィへの伝言は発売当初は全く売れなかったが

1973年の夏が過ぎる頃から少しずつ売れ始め

累計売上は50万枚近い大ヒットとなった。

この曲は当時無国籍ソングと言われたが個人的には曲調もあるが

登場人物がジョニィという外国名の男性だからだと思うな~。

これが「太郎への伝言」だったら物語の舞台はモロ日本でしょ!?(笑)

 

 

ジョニィへの伝言のアンサーソングと言われる五番街のマリーへだが

両曲に最初から続きのストーリー性を持たせると言うのを

阿久さんが考えていたのは不明だ。

と、言うのもこの曲は職業作家を目指す女性たちの船上授業をしていた時に

講師として参加していた阿久悠さんと都倉俊一さんが

模範作品として船上で即興で作った曲だったらしい。

最初から構想があったのか? 船上で思いついたのか?

 

五番街のマリーへも当然、無国籍ソングの様相だが

異国を思わす五番街という地名と、マリーという名前だから。

「歌舞伎町の花子へ」なら無国籍の匂いはしないと思う(笑)

 

と、いう事だが、この2曲は僕も大好きな曲だし名曲だと思う。

しかし、ジョニィとマリーのストーリーは何とここで終わりじゃなかったのだ。

 

 

ジョニーとマリーの物語 / 水木翔子

作詞・作曲 水木翔子

 

マリーが来たら 伝えてほしい ジョニーは今 五番街で暮していると
窓辺の椅子に 日がな一日もたれ 明日の記憶を 探してるだけ
愛してると言えないまま 別れてしまった二人の
夢のカケラ拾い集め 鳥よ運んで
命灯す光が 消えないうちに
物語の初めに 時を戻して

ジョニーが来たら 伝えてほしい マリーは今 歌も忘れ暮していると
木洩れ日揺れる 小さな庭に 花を植えて 仔猫と過ごす毎日
待っていると言えないまま 別れてしまった二人の
ちぎれ雲に浮ぶ心 空よつなげて
命灯す光が 消えないうちに
物語の終わりを 作り直して

信じてると言えないまま 別れてしまった二人の
胸に残る熱い涙 風よ拭って
命灯す光が 消えないうちに
物語の続きを 星に託して

 

 

水木翔子? 誰じゃオマエ?(笑)

「ジョニィ」を「ジョニー」と置き替えてはいるが、いいのか?

阿久悠さん、都倉俊一さんからクレームはなかったのか?

個人的にはイメージダウンになるような気がするのだが・・・(笑)

 

 

てか、実はジョニー&マリーには実在する人物が居るのだ。

まあ水木翔子さんの歌とは無関係ですけどね(笑)

 

写真は元キャロルのジョニー大倉さんと奥さんのマリー大倉さん。

ジョニーさんは既に天国へと旅立たれましたが

素敵なご夫婦だと思いますね! ジャンジャン!!