今年4月から6月までTBSの日曜劇場枠で放送されたドラマ「GIFT / ギフト」を観た。
当作品のレビューを読むとパラスポーツの車椅子ラグビーをテーマにした
作品の様で個人的には車椅子ラグビーという競技自体が存在してる事も
知らなかったがTBSの日曜劇場は地上波の民放ドラマでは比較的
クォリティーが高くハズレも少ないイメージなんで取り敢えず観始めた。
<あらすじ>
宇宙物理学者の伍鉄文人はブラックホール研究をする天才准教授で頭脳明晰だが
人を追い詰めてしまう言動で「人を闇に落とす男」と噂されている。
伍鉄の従兄妹である日野雅美は車椅子ラグビーチームであるブレイズブルズの
ヘッドコーチを務めており彼女の頼みで伍鉄はデータ分析とロジックで
チームを立て直すサブコーチに就任しチームの問題を分析し
圧倒的なエースがいないことが勝てない原因だと指摘する。
その指摘にエース候補の宮下涼が反発し伍鉄に勝負を挑むが徐々に二人は打ち解ける。
しかし涼は心臓に重い病気の疑いを抱えており、それでも日本選手権を目指して
プレーを続けるが最悪の事態が起こり涼は命を落としてしまう。
ブルズは世間の逆風の中で涼の不在を抱えたまま日本選手権決勝に臨む。
最終的に勝敗そのもの以上に誰かの欠けた人生を背負い仲間と共に前へ進むという
車椅子ラグビーとチームの姿が描かれ伍鉄自身も嘗て自分が追い詰めてしまった
人々への罪悪感と向き合いながら人を闇ではなく光へ導く
ギフトを見つけていく物語として完結する。
う~ん、全体としては熱いスポ根人間ドラマとしては良作だと思うが
日曜劇場としてはちょっと地味な感じで視聴率は初回が世帯9.4%
最終回も7%台と日曜劇場としては低めの数字だったらしい。
それでも堤真一さん、有村架純ちゃん、山田裕貴君、山口智子さんらの
キャストの演技力や掛け合いは安定しており流石だと思った。
車椅子ラグビーの激しさや障害を持つ選手たちの葛藤を
正面から描いた所はある意味考えさせられた部分はある。
スポ根ドラマとしての熱さや感動は王道で分かりやすく泣けた事も確かだが
天才コーチが弱小チームを再生するというスポ根の王道パターンは
あまり新鮮には感じなかったし車椅子ラグビーという競技を知らなかった僕は
競技のルールや見どころが分かり辛く感情移入し難いという部分もあった。
車椅子ラグビーという競技の題材への真剣さと役者の熱量は高評価だが
トータルで言うと可もなく不可もなしって感じのドラマだと思いましたね。
ジャンジャン!!


