僕は1963年(昭和38年)生まれだが4歳まで過ごした清水通りの
貸しアパートは風呂がなく、今でも営業してる「そてつ湯」に
母に連れられて行ってた事を今でもよく覚えている
その後、1967年(昭和42年)に母の里の長浜に親が家を建て
引っ越したのだが家が建った当時の風呂は五右衛門風呂だった
今ではレトロな五右衛門風呂だが当時はまだ家に風呂がない友達も少なくなく
今では当たり前の家に風呂があるという事は、ありがたい事だった
五右衛門風呂は浴槽が鉄製だから体が触れると熱いので要注意
更には木製の簀の子を上手く足で沈めながら入るテクニックも要した
薪をくべて湯を沸かし水で薄めて温度調整するのだから
なるべく家族で同じ時間帯に入浴する事が求められた
薪は建具屋を営んでた親戚が木屑を持って来てくれていたが
毎日裏山に枯れ木を拾いに行かされたもんだ
現代流行のソロキャンプのような便利グッズなどない時代
マッチで紙に火を点けて枯れ木で火力を大きくして木屑の薪に火を移す
随分とめんどくさい作業だったが今となっては懐かしい
現代の子供には想像も出来ないだろうな~(笑)
ジャンジャン!!