陸王 | PRAINSのブログ

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最近根詰めて映画やドラマのDVDをTUTAYAの宅配レンタルで借り捲ったので

契約枚数を超えてしまい借りれなくなったので久々に呉のレンタルショップに行ってみた

そこで目に付いたのが2017年(平成29年)にTBS系で放送され

DVDが出たら借りようと思ってたのにすっかり忘れてた「陸王」だった

 

実は同年春に東映映画「孤狼の血」の呉ロケで車両手配提供という形で

ロケ現場に出入りしていた関係で役所広司さんを何度も拝見していた

更には年末に孤狼の血の関係者試写会・舞台挨拶に招いて頂いた時に

久々に役所広司さんの姿を見たのだが孤狼の血のアウトローな刑事の顔だった

役所さんは、すっかり人の良さそうな陸王のこはぜ屋のオヤジの顔になっていた(笑)

 

 

<あらすじ>

 

埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」は創業から100年の歴史をもつ

老舗だが近年は業績が低迷し資金繰りに悩んでいる

 

そんなある日、四代目社長の宮沢紘一はこれまでの足袋製造の技術力を生かし

「裸足感覚」を取り入れたランニングシューズの開発を思いつき

社内にプロジェクトチームを立ち上げる

 

 

会社の存続をかけて異業種に参入した「こはぜ屋」だったが、資金難、人材不足

大手スポーツメーカーの嫌がらせや思わぬトラブルなど様々な試練に直面する

宮沢たちは坂本や飯山の協力や有村や村野の助言を受けて

試行錯誤を続けながらランニングシューズの開発に邁進するのだった

 

 

いや~ やはり高視聴率を叩き出し話題になったドラマだけあって面白かった

原作者の池井戸潤さんは半沢直樹の作者でもあるし

陸王のスタッフは半沢直樹のスタッフとほぼ同じメンバーで制作されたらしい

半沢直樹同様にキャスティングも絶妙だ

 

こはぜ屋の縫製課のリーダー、正岡あけみを演じた

阿川佐和子さんの演技を初めて見た

毎週土曜日の朝に同じTBS系で放送されてる

サワコの朝をよく観るが女優としても上手いと思った

 

ルビーの指輪の寺尾聰さんも凄くいい味出してた

お父上の宇野重吉さんに似て来たと思う(笑)

 

 

陸上部の有望選手で、こはぜ屋が開発したランニングシューズ陸王の

アドバイザリー契約選手になりストーリーのキーパーソンになる

茂木裕人を演じた竹内涼真君も爽やかで好印象

 

 

世界規模のシューズメーカー、アトランティスの日本支社営業部長

小原賢治を演じたピエール瀧さんと、小原の部下である佐山淳司を演じた小藪

再三にわたり、こはぜ屋の陸王を潰しにかかるのだが

二人の小憎たらしい演技も印象深い

 

カリスマシューフィッターの村野を演じた歌舞伎役者の

市川右團次さんも絶妙のキャスティング

 

 

アメリカに本社を置くアウトドア用品のトップブランド「フェリックス」代表取締役社長

御園丈治を演じた松岡修造も意外と演技は下手じゃなかった(笑)

 

 

こちらが、こはぜ屋が開発したランニングシューズ陸王

地下足袋みたいに爪先が割れてるのがデザインの特徴だが意外とカッコいい

ショッキングピンクのアトランティスのRⅡより陸王の方が好みだ、欲しい!(笑)

 

<感想>

 

まあ大筋の流れはやはり池井戸潤原作という事で半沢直樹に似てる

弱小企業のこはぜ屋が業界大手のアトランティスの妨害にめげず

社員や仲間たちと目標達成に向かう図式は日本人が好む半官贔屓を刺激する

日本人は同情や憐憫の気持ちにより相対的に立場の弱い側へ肩入れしてしまう民族

その感情を上手く描いていると思いましたね! ジャンジャン!!