天然氷のカキ氷 | PRAINSのブログ

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天武蔵のお昼の定食より高いカキ氷、たかがカキ氷、されどカキ氷・・・(笑)

 

昨年だったか呉で1杯1,000円のカキ氷を売る店がオープンしたと話題になった

テレビの情報番組で天然氷のカキ氷を見た事あったので興味はあったが

行くチャンスがなく時が過ぎたのだが先日初めて行ってみた

 

 

個人的にカキ氷と言えば子供の頃に家で手動のカキ氷機で作ったもんだ

外で食べるカキ氷は故郷の長浜三角浜海水浴場に出ていた海の家や

地元のお好み焼き兼駄菓子屋が夏季だけ売ってた印象が強い

ハッキリ覚えてないが昭和40年代のカキ氷は1杯50円くらいじゃなかったかな?

仮面ライダースナックが1袋20円の時代ですからね~

 

まあカキ氷なんて物は決して美味いという物ではなく夏の風物詩みたいなもんだ

食べてる途中に頭がキーンとなって食べ終わる頃には氷が溶けて

合成着色料たっぷりのシロップ水を飲んで終わるってのが定番

昭和の時代とは貨幣価値が違うとは言え昼の定食より高い

1杯1,000円のカキ氷ってどんなんだろう?

 

 

氷室と呼ばれる貯蔵庫に湧き水を溜めて時間をかけて冷凍させることで作られる天然氷と

冷凍庫で急激に凍らせて作る人工氷は何が違うのか?

 

水の中にはミネラルや空気といった不純物がある程度含まれています
氷になる過程で天然氷は不純物を押し出す性質があります

 

不純物が残ると氷が溶けて水になる温度も下がり天然氷より溶けやすい

不純物の少ない天然氷は水分子同士がかっちり結合しているため固い氷なります
固い氷は削って盛りつける際に空気が含まれるため綿菓子のような

フワフワなカキ氷になり更には溶けにくいんです

 

削りが粗く温度も低い人工氷のカキ氷は冷たさの刺激を受けやすいのに対し

天然氷のカキ氷は冷たさの刺激を受ける時間が短くなり

頭がキーンとしないカキ氷が出来るという事です

 

 

なるほど~、昭和の時代とはカキ氷も進化したんですね~

味付けも合成着色料満載のシロップじゃなく果実のペースト

僕は大好物のイチジクをチョイスしましたが確かに美味い

 

綿菓子のようなフワフワの食感であるのに氷がまったく溶けないし

来るぞ来るぞと思いながらも一度も頭がキーンとならなかった

てか、ある意味水を凍らせて作ったカキ氷で初めて美味いと思った

先日食べた氷甘酒は甘酒を凍らせて削った物ですからね

 

まあ、カキ氷が定食より高い1,000円と言う違和感はありますが(笑)

ペットボトルの水を100円出して買う時代ですからね~

物の値段には必ず理由があり納得するかは本人の価値観

僕はまた食べたいと思いましたね!ジャンジャン!!