昭和世代にとっては懐かしい「マジソンバック」
マジソンバックは大阪の老舗鞄店「エース株式会社」が
1968年~1978年にかけて製造・販売していたビニール製バッグ
日本初の英語文字が使用されたマジソンバックは学生用バッグとして
人気があり累計2000万個製造のベストセラーとなり
日本のカバン史の金字塔とまで言われる大ヒット商品だった
しかし実はエース株式会社は本品に対する意匠登録を
していなかったので当時廃貨品の模造品が続出した
一説によると,本物である「ACE」のロゴのオリジナルが1000万個
残り1000万個は類似品・模造品だったらしい
ちなみに当時本物のACEのマジソンバックが定価2500円
パチモンは1000円もしなかったそうだ
そんな事は当時の田舎の小学生だった僕は何も知らなかったし
イーグルのロゴに見覚えがあるし、ウチの親の事だから
僕が当時持ってたのは間違いなくパチモンだったと思う (笑)
数年前からゴルフに行く時に使ってるVANのスポーツバックが
だいぶボロになってたので買い替えようと思っていた
しかし個人的にはゴルフ用品メーカーのバックは欲しくない
そこで考えていたのがマジソンバックだったのだがヤフオクを見ると
当時物が沢山出品されてるが結構な落札希望価格が付いている
ACE製も、たまに出るが15000円~20000円が付いてる
元々そんなに高価な物じゃないし半世紀前のスポーツバックなんて
買ってもすぐにボロになるのは目に見えている
と、言う事で思案した結果、復刻版の新品を購入する事にした
まあ復刻版とは言ってもご本家のACE製ではないんですが
それでも定価は税込み10,780円(Lサイズ)もするんですよね
それをヤフオクで新品送料込みで3980円でゲットしました(笑)
しかし昨今は昭和ブームという事なのか、やたらと「復刻」ってのを目にする
2年前くらいに買ったCORONAのタンクバックも、昨今買ったアディダスのスタンスミスも
コンバースのオールスターのチャックテイラーも復刻品
当時物に拘る人には邪道かも知れませんがスタンスミスも
コンバースも値段はソコソコ高価ですが廃貨品とは品質が全然違う
あくまで僕のイメージですが当時物より遙かに高品質だと思います
しかも復刻マジソンバックには現代ならではの機能も付いている
背面のキャリーオンポケットの下のファスナーを開いて
スーツケース、キャリーバックの引き伸ばしハンドルに差し込み連結出来る機能
更にはUSBポート付きで人混みでもバックからモバイルバッテリーを
取り出さずに付属したUSBポートに差し込むだけで充電が出来る機能
まあ個人的には海外旅行に行くわけでもないし未だにガラケイ愛用者ですから
そうした機能は猫に小判、無用の長物なんですけどね (笑)
ジャンジャン!!