１９７７年（昭和５２年）１１月にリリースされたCOOLSのシングル「QUTY SUE」
同時にリリースされたアルバム「BE A GOOD BOY」にも収録され
クールスを代表するナンバーだが、この曲はクレジットを見るとジェームスさんが
作曲しているが作詞は山本亜沙里という聞き慣れない女性の名前が記されている
ジェームスさんの自伝書「ジェームス藤木 自伝」によるとBE A GOOD BOYの
アルバムを制作する段階でどうしてもメンバー内で作詞が出来ない曲が２曲あり
それが「QUTY SUE」と「あの娘はマタニティ」だったそうだ
それでレコーディングに間に合わせる為に当時のディレクターの
増井淑博さんが奥様の名前で徹夜して書き上げたそうだ
「増井の馬鹿たれが書いた詞と知ったらメンバーは歌いっこないから
うちの奥さんが書いた」と嘘をついたと増井さんが語っている
QUTY SUE / COOLS １９７７
作詞・山本亜沙里 作曲・ジェームス藤木
Ｓｈｅ ｉｓ Ｙｅａｒ Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ…
She ｉｓ Ｙｅａｒ Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ…
Ｅｖｅｒｙ ｄａｙ あの娘は浮気なＱｕｔｙ Ｓｕｅ （Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ）
Ｅｖｅｒｙ ｎｉｇｈｔ おとなのふりしてＱｕｔｙ Ｓｕｅ（Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ）
街の男がみんなふりかえる 憎めないＢａｂｙ ｆａｃｅ
罪なあの娘はＱｕｔｙ Ｓｕｅ
Ｅｖｅｒｙ ｔｉｍｅ あの娘はおめかしＱｕｔｙ Ｓｕｅ（Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ）
Ｅｖｅｒｙ ｗｈｅｒｅ きどった顔してＱｕｔｙ Ｓｕｅ（Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ）
さそいの言葉を今夜もまっている 憎めないＢａｂｙ ｆａｃｅ
ませたあの娘はＱｕｔｙ Ｓｕｅ
Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ… Ｙｏｕ ｌｉｔｔｌｅ ｇｉｒｌ… Ｌｉｋｅ ａ ｂａｂｙ ｆａｃｅ…
Ｏｈ Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ… Ｔａｋｅ ｉｔ ｅａｓｙ Ｓｕｅ…
まちがいは突然に 早くその目をさましておくれ
Ｅｖｅｒｙ ｄａｙ やっぱり私はＱｕｔｙ Ｓｕｅ（ＱｕｔｙＳｕｅ）
Ｅｖｅｒｙ ｎｉｇｈｔ 恋をさがしてＱｕｔｙ Ｓｕｅ（Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ）
あの娘の心は誰のものに 憎めないＢａｂｙ ｆａｃｅ
かわいいあの娘はＱｕｔｙ Ｓｕｅ
で、Ｑｕｔｙ Ｓｕｅ の「Ｓｕｅ」って何の事かご存じですか？
Ｑｕｔｙってのは直訳すると「可愛い」「可愛らしい」という意味
Ｓｕｅとは・・・
そうなんです、Ｓｕｅってのはキャンディーズのスーちゃんの事らしいのです(笑)
シングル「QUTY SUE」がリリースされた直後の晴海ライブでムラさんがMCで
「憧れのキャンディーズのスーちゃんに捧げる・・・」って発言されてる
いや～ ムラさんがスーちゃんのファンだったのか
歌詞を書いた増井さんがファンだったのかは定かではありませんが
当の本人のスーちゃんは知ってたんだろうか？(笑)
その辺りに詳しい方がいたら是非教えて頂きたい
てか、今度メンバーの誰かにお会いしたら是非訊いてみよう！
ジャンジャン！！
