LIVE AND LET DIE 岩城滉一 | PRAINSのブログ

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以前、岩城滉一さんが1977年(昭和52年)7月にリリースしたアルバム

「TURNING POINT」を取り上げた時に、そのアルバムは岩城さん自身の

ファーストロックアルバムと題されリリースされたと書いた

 

それ以前にリリースされていた2枚のアルバムはクールスや舘さんの

ロックンロールとは畑の違う歌謡曲路線で、更には演歌も含まれるアルバムで

当時の僕には受け入れる事が出来なかったとも書いた

 

ファーストロックアルバム「ターニングポイント」はダウンタウンブギウギバンドの

宇崎竜童さんプロデュースという事もあり、それまでの路線とは違い

個人的に琴線に触れる曲もありセカンドロックアルバムを期待した

 

 

そして同年1977年(昭和52年)11月に待望のアルバムがリリースされたのだが

それが「LIVE AND LET DIE」というアルバムだった

 

LIVE AND LET DIE / 岩城滉一 1977 トリオレコード

 

1・LIVE AND LET DIE 2・スリリング 3・12 O’clock Midnight 4・Dear Death

5・Lay Down 6・渇いた町 7・夕哭のブルース 8・レディ・ジェーン

9・うらぶれた部屋で 10・ろくでなし 11・曖昧同志

 

 

 

スリリング / 岩城滉一 1977

作詞・島武実 作曲・宇崎竜童

 

神経質に ひざを組み うつむいて あの子は言ったよ

ためらいすぎて 喉が渇いたわ ボーイを呼んで 飲み物たのんで

初・初 あの子は初 初・初 あの子は初・・・

 

丸めた髪を ブラシでほどいて 銀のピン止めを バッグに入れてる

初・初 あの子は初・・・

 

ヒステリックに バスタオル 投げつけて あの子は言ったよ

新しすぎて 水をすわないわ ボーイを呼んで 取り変えさせたよ

ヒス・ヒス あの子のヒス ヒス・ヒス あの子のヒス・・・

 

とがった胸に しずくが走って つま先の赤が 少しはげてる

ヒス・ヒス あの子のヒス・・・

 

 

正直に言おう、あの頃中学生の僕は音楽の知識もなく

聴いたままの自分の感性だけで物事を判断した

 

1977年(昭和52年)と言えばクールスはロカビリークラブ名義で

名盤「BE A GOOD BOY」をリリースした時期であり

舘さんは翌年早々にソロセカンドアルバム「SCANDAL」をリリースする

 

それに比べると岩城さんの「LIVE AND LET DIE」は宇崎さんプロデュースとは言え

当時の僕が思うロックンロールとは違うニュアンスの音楽だと感じた

 

還暦が見えてきた今聴くといい曲もあると思うしコンセプトも理解も出来るのだが

まだ中学生のガキだった当時の僕には早過ぎたのだと思う

アルバム10曲目の「ろくでなし」なんて8分間の朗読ですからね~ (笑)

 

過ぎた事に「もし」を言っても過去は変えれないけど

もし岩城さんがロックンロールバンドCOOLSに参加してたら・・・

クールスは4人ボーカルになってたんだろうか?

 

ま、これだけは言える、岩城さんも、舘さん、ピッピさん同様に

早々に脱退してたと思うな~ (笑) ジャンジャン!!