パピリオソース | PRAINSのブログ

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広島県人のソウルフードである、お好み焼きに欠かせないソース

広島風お好み焼きのソースと言えば一般的にはオタフクソースが有名だ

しかし呉市広長浜で子供時代を過ごした長浜人にとって

お好み焼きのソースと言えば蝶のマークのパピリオソースなのだ

 

当時、長浜には僕の記憶では3~4軒のお好み焼き屋があった

僕が子供の頃よく食べに行ってた中村のお好み焼き屋も

パピリオでオバチャンが写真の前掛けをいつも掛けていた

 

ちょっと肥満で口八丁だったオバチャンがソースを入れる容器に

パピリオソースの一升瓶からソースを入れる情景は今でもよく覚えている

 

 

そのパピリオソースを製造してたのが長浜の高島醸造

高島醸造が創業したのは1950年(昭和25年)

 

パピリオソースの特徴とは、りんご酢が沢山入っていて酸味が効いていたという事でしょうか

元々、高島醸造はお酢屋なので高品質のりんご酢が沢山入っていたのです

 

しかし、高島醸造はご主人がお亡くなりになった1998年(平成10年)に廃業

その頃、釣りで故郷長浜を訪れた時に中村のお好み焼き屋に

行ったがソースがオタフクに代わっていて残念に思った

オバチャンもそろそろ潮時って言ってたっけ・・・

 

 

その後パピリオソースは、お亡くなりになった店主の従弟が東京で製造していたが

ご高齢になられ体力の限界という事で2018年(平成30年)に製造を終えた

 

 

高島醸造廃業後もパピリオソースは長浜の日用品店「桂川商店」で

東京からの取り寄せ販売していたので僕も購入した事がある

 

確かに懐かしいパピリオソースの味ではあったが

当時の味の記憶とは少々違ったように感じた

 

 

今こうして記事を書いてると子供の頃の中村のお好み焼き屋を思い出す

中村のお好み焼き屋は駄菓子屋も兼ねており夏場はかき氷も売っていた

 

中村のオバチャンに最後に会ったのはいつ頃だったろうか

「あんたらが子供じゃった頃はええ時代じゃった

今じゃ子供もおらんけん商売にもならんし寂しい」

って、言ってたのが昨日の事のような気がする

 

その後、息子さんに引き取られたとか、介護施設に入居したとかいう噂を聞いた

亡くなられたという話は今の所聞いてない

お元気でおられるといいのだが・・・

 

ジャンジャン!!