男の死にざま | PRAINSのブログ

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昭和の刑事ドラマの代表作を何か一つ上げろと言われたら

悩む所ではあるが個人的にはやはり「太陽にほえろ」だろうと思う

 

太陽にほえろの放送が始まったのは1972年(昭和47年)7月

僕が小学校の3年生の時だったようだ

 

太陽にほえろは1986年(昭和61年)までの14年も続いた長寿番組だが

個人的には1982年(昭和57年)頃まで何となく観ていた記憶がある

まあ毎週観ていたわけでもないし忘れてる事も多いですけどね

 

太陽にほえろと言えば若手刑事の殉職シーンが

パターン化されてたのが印象深い

 

 

昭和48年7月 早見淳(マカロニ)刑事 享年24歳 演:萩原健一

 

太陽にほえろの歴史で初の殉職者?となったのが、早見淳刑事、通称マカロニです

当時まだ小学校4年生だった僕は「えっ?主役が死ぬんじゃ・・・」って思った (笑)

 

とはいえ、マカロニの殉職シーンは少々意外なものでした

事件とは何の関係もない建築現場で立ちションをしていた際に

いきなり通り魔に腹部を刺されて命を落としたのです

 

これはショーケンがドラマ降板を熱望し「劇中で死にたい」という

本人の申し出を製作側が受け入れたという事らしい

 

 

昭和49年年8月 柴田純(ジーパン)刑事 享年25歳 演:松田優作

 

やはり何と言っても一番インパクトがあったのがジーパンの殉職シーン

柴田純刑事は竜神会に命を狙われていた会田という男を

竜神会との大銃撃戦の末に助け出します

 

手に銃を持っていた会田は錯乱状態に陥っており

命を助けてくれたジーパンに対していきなり発砲

その銃弾はジーパンの腹部に命中

 

ジーパンは自らの腹部に手を当てて出血を確認して叫びます

「なんじゃ、こりゃあああぁぁぁっ・・・」

 

 

昭和51年年9月 三上順(テキサス)刑事 享年27歳 演:勝野洋

 

拳銃を密造している組織の取引現場に単身で乗り込んだ三上順(テキサス)は

圧倒的な人数を誇る相手に大立ち回りを演じますが

体中に数限りない銃弾を受けてしまいます

 

ようやく救援に訪れた山さんたち、七曲署の仲間たち

その姿を確認したテキサスは仁王立ちの血まみれの姿に

安どの笑顔を浮かべ、崩れ落ちて力尽きました

 

先のマカロニ、ジーパンが1年サイクルで死んだから

テキサスも1年で死ぬのかと思ったら死んだのは2年後だった (笑)

 

 

昭和54年年7月 田口良(ボン)刑事 享年28歳 演:宮内淳

 

田口良(ボン)刑事は女性を庇って全身に銃弾を被弾

同じく1発の銃弾を被弾した女性を助けようとして残る気力を振り絞って

救援を呼ぶべく公衆電話へと歩みを進めます

 

致命傷となる傷を負いながらなんとか公衆電話ボックスにたどり着いたボン

ようやく繋がった七曲署の電話口にはボスの声が・・・

藤堂の声を聞いたボンはただ一言声を絞り出すのがやっとでした

 

う~ん、全くと言っていいほど覚えてない

この時僕は高校1年生

太陽にほえろ観てる場合じゃなかったんだろう (笑)

 

 

昭和57年年1月 滝隆一(スコッチ)刑事 享年32歳 演:沖雅也

 

過去に銃弾を胸に受けた事が原因で負う事となった後遺症による

持病が再発したスコッチは次第に病気のために

捜査の現場から遠ざかる事が多くなっていました

 

そんな中で起きた拳銃密造組織が暗躍する事件でスコッチは

犯人逮捕という活躍をしますが、逮捕直後に大量吐血

 

直ぐに救急車で病院に運ばれるが、搬送された病院で

山さんとゴリさんに見守られながら息を引き取りました

 

う~ん、このシーンもまったく覚えてないのだが

スコッチの事はなぜかよく覚えている

 

この後、ロッキー、スニーカー、ドック、ラガー、ジプシー、ボギーと

新任若手刑事が配属され、ロッキー、ラガー、ボギーも

殉死したようだが、まったく覚えてもない

てか、ボギーって世良公則さんが演じたようだがそれすら覚えてない (笑)

 

と、いう事だが「男の死にざま」としてカッコイイと思うのは

やはりダントツで松田優作さんのジーパンですね~!

ジャンジャン!!