AIに思う事 | PRAINSのブログ

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昨年末の大晦日の紅白歌合戦で放送された「AI美空ひばり」さんの出場

僕は紅白歌合戦は観てないんですがNHK系列で一足先に放送された

「NHKスペシャル AIでよみがえる 美空ひばり」を観ました

 

 

あれから / AI美空ひばり 2019

作詞・秋元康 作曲・佐藤嘉風

 

夕陽が また沈んで行く あっという間の一日
どこかに大事な何かを 置き忘れたような自分の影

 

地平線は変わらないのに 静かに移ろう景色

生きるというのは別れを知ること 愛しい人よ

 

あれから どうしていましたか? 私も歳を取りました

今でも 昔の歌を 気づくと 口ずさんでいます
振り向けば幸せな時代でしたね

 

いくつか 星が煌(きら)めいて 後悔さえ美しい

今日できなかった何かが 明日はできるような気がして来る

 

長い道を歩き続けて ようやくたどり着けそう

生まれた瞬間(とき)から追いかけて来たのは 母のその背中

 

あれから 元気でいましたか? 随分 月日が経ちました

何度も歌った歌を もう一度 歌いたくなります
そう誰も大切な思い出が人生

 

「お久しぶりです。 あなたのことをずっと見ていましたよ。

 頑張りましたね。 さあ 私の分まで、まだまだ、頑張って」

 

なぜだか 涙が止まらない 心がただ震えています

あれから どうしていましたか? 私も歳を取りました
 

今でも 昔の歌を 気づくと 口ずさんでいます
振り向けば幸せな時代でしたね

 

 

戦後のデビューより長きにわたり歌謡界のトップを走り続けた美空ひばりさん

 

没後30年を迎える今年、NHKでは局内やレコード会社に残る膨大な音源・映像をもとに

最新のAI技術によって美空ひばりさんを現代によみがえらせる試みに挑みました

 

“AIひばり”のために新曲をプロデュースしたのは

生前最後の曲「川の流れのように」を手がけた秋元康さん

 

そして、天童よしみさんが振り付けを、衣装は森英恵さんが担当
あの歌声がよみがえる・・・

 

いや~ AIの技術はここまで来たのかと正直言って驚きました

映像を見た方がどう思ったかはわかりませんが個人的には

ビジュアルは少々違和感を感じましたが、歌声はひばりさんそのものだと思った

 

曲もよかったし、このプロジェクトに関わった皆さんや、往年のファンの方が

涙を流している姿を見て僕も貰い泣きしてしまいました

 

 

 

しかし冷静に考えると事はそう単純な物でもないように思うんです

果たして死んだ人をAIとは言え勝手に蘇らせていいものか?

断りもなく勝手に歌わされて喋らせられて人間の尊厳てなんだろう?

いかなる方法であれ死人を蘇らすのは命への冒涜にも感じる

 

「あれから」がCD発売になるのかどうかは知りませんが

作詞・作曲の印税は別としてアーティスト印税はどこに入るのか?

これから、どんどん新曲を歌わせてアルバムを出して儲ける

ひばりさんは死んでも金を生むために働かされるのか?

 

これからも、石原裕次郎さんや、西城秀樹、尾崎豊、岡田有希子、坂井泉水、本田美奈子・・・

次々とAIでよみがえらせて新曲を出すようになったら歌謡界はいったいどうなる?

紅白歌合戦の出場者が故人のAIばかりになったら怖いぞ・・・

 

まあ、要は生きてる人間がモラルを持ってどう扱うかってのが問題なんじゃなかろうか?

個人的には既に亡くなった祖父母や沢山の友人達のAIに会いたいとは思わない

何はともあれ一番の理由はAIは意思を持たないからだ

 

 

 

しかし、AIとはいえ30年前に亡くなられた美空ひばりさんが

歌う姿を見て感動された方も僕を含め沢山おられるのも確かなんですよね~

 

言ってる事が支離滅裂であり(笑)不謹慎ではありますが

もし、次があるのなら誰の新曲が聴きたいか?

 

個人的には、エルヴィスでも、ジョンレノンでも、ジョニー大倉でも

高田誠一でもない、個人的には、坂本九さんかな~

 

今こんな世の中だから「上を向いて歩こう」や

「見上げてごらん夜の星を」みたいな曲がいいな

もちろん作詞は永六輔さん、作曲は中村八大さん・・・

ん?そう言えば彼らも既に故人だったな~ (笑)

 

ジャンジャン!!