1979年(昭和54年)のイギリス映画(日本公開は1980年)「さらば青春の光」が
公開40周年という事でデジタルリマスター版として全国のスクリーンで順次上映されている
広島では現在「横川シネマ」で上映されてるという事で
長男と彼女の3人で観に行って来た
世界で“モッズ・ブーム”を巻き起こした青春映画の金字塔「さらば青春の光」
1960年代のイギリスでは細身のスーツにミリタリーコートを重ねた若者たちが
ミラーやライトで飾りつけたスクーターでロンドン近郊を走り回っていた
街をさまよい、古い道徳観を振りかざす大人たちに反抗する彼らは
モッズと呼ばれ、その潮流は世界を席巻した
そんなモッズの代表的存在だったのは、ロックバンド「ザ・フー」
ギタリストのピート・タウンゼントが当時を振り返り、1人の孤独なモッズ少年の
物語をつづった73年のロックオペラアルバム「四重人格」(Quadrophenia)を
題材に、映画「さらば青春の光」が製作された
「ザ・フー」のメンバーがエグゼクティブプロデューサーを務めた同作は
「ザ・ジャム」の登場など再びモッズシーンが盛り上がってきた頃に公開され
「ザ・ポリス」のスティングが映画初出演を果たした
さらに、デコレーションしたベスパやランブレッタ、フレッドペリーのポロシャツ
サイドベンツの細身スーツ、アメリカ製のモッズコート、デザートブーツなどのファッション
クラブで流れる「ザ・ロネッツ」「ザ・キングスメン」、ジェームス・ブラウンの音楽を通して
自己主張したモッズのライフスタイルをリアルに再現
停滞する英社会に生きる少年たちの行き場のない怒りと疎外感、刹那的な生き様を鮮烈に描き出し
若者のバイブル的な存在として、後のミュージシャンやアーティストに多大な影響を与えた
まあ個人的には3回は観てるので内容は熟知してるが
長男の彼女がまだ観た事ないって事だったしスクリーン上映だったので観に行った
内容的にはよくある青春群像のパターンなんですが
同時代の日本の青春群像のパターンでよくある暴走族や
非行少年少女を描いた物と比べると格段にお洒落だと感じる
まあ、それぞれの国のカルチャーの違いだから甲乙は付けれないが
やはり欧米人は何をやっても絵になるという事だろうな~ (笑)
と、いう事で帰りに3人で南区の鉄板焼きで晩御飯
車を出し運転手だった僕はノンアルコールビール
息子たちは生ビールを各3杯 (笑)
まあこれでいいんですよ、子供たちが喜んでくれれば!
ジャンジャン!!