嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊 | PRAINSのブログ

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さて、数回に渡ってお届けした「嗚呼!!花の応援団」ですが
そろそろマイブームも去った感がある (笑)
 
まあしかし、今回の1977年(昭和52年)3月に公開になったシリーズ第3弾
「嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊」で最後になるのでお付き合いください
 
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過去2作品で統制部長の小川を演じていた本間進が
三代目青田赤道として登場する昭和「嗚呼!!花の応援団」シリーズ最終作
 
南河内大学応援団幹部の配役が変わった事により、統制部長の小川は
リーダー長の柏原役だった堀礼文が演じ、リーダー長は新たに松田茂樹が演じている
 
また、富山役の香田修は時のアイドルを平手打ちして芸能界を
干されるというトラブルで本作を降板、川畑信三が富山を演じる
 
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<あらすじ>
 
桜も溝開、お花見シーズン到来
南河大応援団も花見を開くため、徹夜で、北口、富山、小林の三人が席とり
 
しかし、そこは団員数二百人の浪華大応援団が例年使っている場所であり
あわやというところを南河大親衛隊隊長・青田赤道に救われる
 
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その頃、青田には、ミス日本との見合いの話があり、ちょうどその頃
青田のまわりを黒メガネの男がつきまとっており青田は、自分の素行調査のために
雇われた私立探偵と勘違いして、いつものメチャクチャな行動をつつしむ
 
しかし、その男は醜悪人間愛好症という病気の人間であった
 
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行動を慎むに当たり女絶ちをしていた青田は応援団本部に
乗り込んできたヤクザの女にも平気で手を出す
 
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更には浪華大応援団の殴り込みも加わり応援団本部はメチャクチャに・・・
 
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1回生からもナメられてる節のある2回生の小林は電車の中で見かける
美人女性に一目惚れし意を決して告白しに家に訪れる
 
が、何と家から出てきたのは南河大応援団OBの剛田だった
大先輩の彼女と知った小林の淡い恋は終わる
 
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そろそろ試験シーズン
 
青田といえども試験だけは受けなければならないが
青田は、北口、富山らに科目別の代役を命じる
 
しかし、新任の助手・石部はガチガチの男で
青田のかえ玉作戦を見やぶりゆるさなかった
 
しかし、彼も青田の前にやられてしまうのであった
 
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青田の父・玄道が、剣道の試合のため、大阪に上阪
 
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試合の応援に行って欲しいと赤道に頼む新子
 
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決勝での相手は、浪華大師範の千藤七段
さすがの玄道も年齢にはかなわず、かなりの疲労
 
互いに一本づつ取ったが、相手の攻撃にたじたじの玄道
その時、赤道の一声により、玄道は逆転勝ち
 
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今まで、散々青田にいためつけられてきた浪華大は腹の虫がおさまらない
しかし、団長の角木の命令により、青田父子にエールをおくる
 
そのエールに合わせ、赤道は玄道を抱いて夕陽に向かって歩いていった・・・
 
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青田赤道のお見合い、統制部長・小川の涙の10万円の雪駄、二回生小林の淡い恋
潔癖症の大学教授助手石部、父親・玄道と赤道の親子の葛藤など
それなりに原作にあった楽しめるエピソードが揃っている
 
が、メインキャラである富山が変わった事により
シリーズとしての面白さが半減してしまった
青田赤道も小川のイメージが強く違和感アリアリ
 
特に冒頭は第一作の焼き直しのようでもあり、ややマンネリ気味で
昭和シリーズはこれにて一度打ち止めとなる
 
僕の記憶では大ブレイクした、嗚呼!!花の応援の人気もそう長くは続かなかったと思う
だからなのか僕はこの、男涙の親衛隊は観た記憶がない
こうして作品を観てみるとシリーズが打ち止めになったのもよくわかる
 
あの時代は何のジャンルも次々と新しい物が出て来てブームになっては消えて行った
花の応援団の同時期に大ブームになった、漫画「サーキットの狼」に端を発した
スーパーカーブームも同様に長くは続かなかったような気がする
 
まあ、そういった時代だったという事ですね
 
ジャンジャン!!
 

 

 

 

嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊 1977