1996年に全面開通になった広島呉道路(クレアライン)に伴い
現在「広島⇔呉」を結ぶ主要道路は高速道路がメインになった感がある
しかしたったの15,9kmにも拘らず普通車の通行料金が
片道900円(呉⇔坂 700円+坂⇔仁保 200円)という他では考えられない程の
高額料金故、余程急いでいる時じゃないと僕は利用しない
そうなると広島に出るには国道31号線を利用する事になるが通称ルート31は
青春時代に広島八丁堀での暴走にナンパにと足繁く通った思い出深い道だ
当時は吉浦に「ルート31」というドライブインがあり広島市への行き帰りの休息場所として
更には皆と逸れてしまった時の集合場所として僕達の間では定着していた
当時は現代のように携帯電話もファミレスやコンビニもない時代ですからな~
当時としては自動販売機コーナーがあったルート31は格好の場所だった
自動販売機の灯りを求めて夜光虫が集まっていたという事です 笑!
ちなみに今でも僕達世代の間ではこのエリアをルートと呼んでいる
それだけ当時ルート31は当時の呉人には特別な場所だったという事だ
そんな旧ドライブイン「ルート31」跡地の敷地内にあるラーメンショップ「KANTO 吉浦店」
ここの敷地内はルート31を始めは昔からいろんな店が入れ替わりながら営業しているのだが
その中でけっこう息長くやっている店だ
共同の駐車場はかなりの台数駐められるので便利な場所である事からトラックの運ちゃんや
営業マン、家族連れ等いつも多くのお客さんで賑わっている
店の大将に話を聞くと民主党政権時代の高速道路無料化の煽りを受けて一時は客足が遠のいたが
簡単にマニフェストが覆ったおかげで客足も戻ってきたそうですよ
法律の改正はこうした末端の商売人の生活を激変させる事にもなる
党の人気を得るために思い付きや勢いでやってほしくないですよね~
昼時にはいつも満員で座席の後ろにある待合席で大量にある漫画を読みながら順番を待つ事が常だ
「何にする~?」
背は低いが昭和の香りが漂うパンチパーマの大将(笑)が
倉橋訛りのイントネーションで注文を聞いてくる
ここのお勧めは「ねぎラーメン 700円」「みそねぎラーメン 800円」という
ネギを大量に使ったラーメンだ
と、言う事で「ねぎみそラーメン」をチョイス!
これがKANTOお勧めの「ねぎみそラーメン 800円」
ちょっと値段が張るように思われるかもしれませんがが写真じゃわかりづらいかもしませんが
とにかく丼がドデカイんですよ、しかもそこに波波とついである
その洗面器のような器には大量のネギのピラミッドが・・・
麺に辿り着く前にこの大量の炒めネギを退治しなければならないんです
でもさすが自慢のネギとあってシャキシャキした歯触りは美味い!
麺は一般的な中太ストレート
大量の白髪ネギの他に青ネギ、ワカメ、チャーシューが入っている
KANTOの最大の特徴は その麺の量にあると言ってもいい
とにかく普通盛りでも食べても食べても減らないって印象がある
だから普通盛りであっても女性の人は完食するのは一苦労すると思う
メニューには「中盛り(ダブル)」「大盛り(トリプル)」というメニューもあるが
初めての人が知らずに通常の感覚で注文したらビックリするでしょうな~ 笑!
「スーパージャンボ 5玉」って想像しただけで気分が悪くなりそうだ
きっとタライみたいな器で出てくるんでしょうな~
ギャル曽根やジャイアント白田ならペロッと食べちゃうんだろうか・・・?笑!
しかし味は味噌にしては割とあっさり系で食べやすく美味い!
是非お近くの方は食してみて下さいね
でも最初は普通盛りをお勧めしますよ 笑!
「ごちそうさん!おい!これだけ繁盛しとったら儲かってしょうがないじゃろうが!」
「ヤマヒー君何言いようるんね~
原価500円の物を600円で売りようるんじゃけん儲からんわいね~・・・」
ま、粗利が100円の訳ないですよね~ 笑!
実はここの大将は歳は僕より二つ下だが僕とは職業訓練校の同期なんですよ
僕は呉職業訓練校の美容科卒なんですが彼は同期で機械科だったんです
当時僕は17歳、彼は15歳だった
機械科にいた僕の同級生の子分(笑)だったから僕も仲良かったんですよ
当時彼の家にも何度も遊びに行きましたな~
お店は奥さんや子供さんも手伝ってるし超流行ってる
彼の見た目と違ってアットホームな感じも人気の秘密だと思いますよ!
ジャンジャン!!