![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/eb/cc/j/o0800060014511470948.jpg?caw=800)
BSA GOLDEN FRASH 1957
先日の記事で「長男の成長記録」と題し、彼の旧車との出会いからこれまでの経緯
更には現状を父親である僕の拙い補足を入れながらご紹介させていただきましたが
彼は現在イギリス生まれのBSA GOLDEN FRASH という1957年式のバイクのレストア中です
1957年(昭和32年)という戦後の復興期に海を渡り広島で登録されたゴールデンフラッシュ君
1966年(昭和41年)に登録を抹消され前オーナーのガレージで静かに眠り続けて約半世紀
約50年ぶりに目を覚まし公道復帰する日は本当にやってくるのか・・・
まあ世界各国では、この年式の車やバイクも沢山現役で走っていますから
やってやれない事はないでしょうが、長男曰くなかなか一筋縄ではいかないそうですぞ!
目標は来月、10月13日の呉オールドモータースミーティングに
自走で参加する事だそうですが果たして間に合うのか・・・?
と、言う事で今日は彼のブログ「週刊きょうちゃん日記」からレストアの経緯を抜粋して
現在の状況をお話ししようと思います
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/f8/34/j/o0800040514511470953.jpg?caw=800)
以前の記事でご紹介したから重複するかもしれませんが
これがレストア前のタンクの状態です
もともとゴールデンフラッシュ君のタンクはオールメッキであり
メッキの部分を残して他の部分が塗装されてるタイプになります
純正では、これよりメッキの部分の露出が多いのですが
前オーナーの好みでタンクエンブレムとニーグリップラバーの間も塗装されていた
エンブレムも自作のレプリカが取り付けられており
タンク内も少々錆が出ていたのがレストア前です
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/f1/0e/j/o0800060014511470955.jpg?caw=800)
これがレストア後の完成したタンクですが 塗装されていたエンブレムとニーグリップラバーの
間の塗料を長男がマスキングをして剥ぎ、メッキ部分に磨きをかけました
タンク内の錆びは「花咲かG」という錆び取り剤で錆を取りました
錆び取り剤液を入れている間に錆び取り液が漏れたいなかったので
現在の所タンクに穴は開いていないと思われます
メッキ部分と塗装部分の間のピンストライプと、純正のタンクエンブレムは
JAP STYLEのTETSUアニキにお願いして塗装していただきました
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/fa/6a/j/o0800060014511470960.jpg?caw=800)
写真トップのシートの状態がレストア前のシートです
見た目は最悪な状態ではありませんでしたが中を剥ぐってみるとご覧の通り
1957年に製作されて今年で丁度57年のシートはまさに死んでいましたね 笑
それにしても、この状態の時のシートの臭いは最悪でしたぞ
まるでこの世の物とは思えないような異臭を放っていましたね~ 笑!
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/b2/32/j/o0800060014511470962.jpg?caw=800)
シートを分解してシートベースを取り出し、西条のモトハウス ヒロに僕が持ち込み
ヒロ君にサンドブラストを借りて錆び&塗装を剥離しました
そのシートベースを更に長男がワイヤーブラシをかけて一応ベースは出来ました
そのベースに錆止め塗装で下地を作り尾崎さんがウレタン塗装を施してくれました
仕上がったシートベースをリプレイモトサービスに持ち込んで
早川君にお願いしてシートの張り替え業者に出してもらいシートは完成しました
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/a5/40/j/o0720096014511470965.jpg?caw=800)
キャプトンマフラーはセンタースタンドが干渉していたみたいで干渉部分に穴が開いていました
その穴を塞ぐのに呉市広にある白石工業という鉄工所に持ち込んで溶接を施しました
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/3b/eb/j/o0800060014511470967.jpg?caw=800)
更に溶接部分を目立たなくさすために耐熱パテで埋めて均し
シルバーの耐熱塗料で仕上げています
しかし前オーナーによるとこのサイレンサーはBSAの純正ではなく純正は劣化が激しかったため
前オーナーがカワサキW1S用の物に交換していたそうです
いずれBSAの純正を手に入れて交換する予定ですから
今回のマフラーの作業は、取りあえずの応急処置と言う事です
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190724/17/prains/0a/c8/j/o0395039514511470971.jpg?caw=800)
これが現在のゴールデンフラッシュ君ですがレストア前と比べると
ずいぶん男前になったような気がしますね~
で、現在機関の方の整備に取り掛かっているのですが
これが一筋縄ではいかないそうです
BSA用という部品を頼んでも送られてくる部品はポン付け出来ず、
一つ一つの部品を改造したり加工したりしながらの作業だそうです
長男曰く
「3歩進んで2歩下がる」
って状況が続いているそうですぞ! 笑
現在の予定で言うと今日にはエンジンに火を入れる予定だそうですが
果たしてすんなりエンジンがかかるのか・・・?
エンジンがかかれば仮ナンバーを取得して試乗して問題がなければ登録・車検という流れになります
果たして登録・車検もすんなりパスするんだろうか・・・
英車2輪の師匠に教えを乞いながら進めているので大丈夫だとは思いますがね~
まあ結果は10月13日の呉オールドモータースミーティングで
披露する予定ですから乞うご期待下さいね! ジャンジャン!!
週刊きょうちゃん日記 http://rileyelf45.exblog.jp/m2014-09-01/
詳しい事は↑を読んでね!