９月１５日月曜日（敬老の日）
抜けるような青空、秋の訪れを感じさすような心地よい風
絶好の行楽日和になった先日月曜日の敬老の日の祝日
僕は古女房と娘を新妻ゴル子ちゃんに乗せて家族サービスに勤しんで来ました
当日午前８時に自宅を出発
広島市の西風新都から広島道に入り、そのまま中国自動車道に合流して
戸河内インターで降り、国道１９１号線を北上します
高速道路を走行中にはしっかり服を着させていたゴル子ちゃんですが
山間部のワインディングが続く１９１号線では服を脱がせてオープンに・・・
降り注ぐ日差しはまだ少し夏を思わせましたが、山の風は確実に秋の気配を感じましたね！
先月８月の盆前に嫁いできたゴル子ちゃん
今月１日に帰省してた次男を伴って三瓶山には行きましたが
ウチの女性陣を伴って遠乗りするのは初めての事です
まあこういう時の為に側室を置く事を御台所に許可してもらったんですからな～
側室のゴル子ちゃんにもしっかり頑張ってもらわないとね～ 笑！
と、言う事で僕達が当日最初に訪れたのは広島県山県郡安岐太田町にある
特別名勝にも指定されている峡谷「三段峡」
三段峡は太田川上流の支流「紫木川」にある長さ16キロメートルの秘境で
広島県北東部の帝釈峡と並び渓谷美を争い匹見峡、寂地峡と共に
西中国山地国定公園の代表的景観を誇っています
僕は尾崎さん達とバイクで三段峡には訪れた事はありますが
家族を伴って来るのは初めての事でしたね
しかしツーリングで来た時は入口の橋から景観を眺めただけで
実際に遊歩道を歩いて奥の秘境を見るのは初めてでした
地元のご年配の人の話によると、引き返し地点の黒渕まで2・5kmで
景色を眺めながらゆっくり歩いても50分と言う事だった
普通に歩いて年寄りの足で50分、若い人なら30分もかからないという事だったので
楽勝だと思ったのですが・・・
現在50歳の僕は若い人なんでしょうか？ 年寄りの部類に入るのでしょうか？ 笑！
まあ50歳と言っても人それぞれでしょうが僕の場合
頭で思ってるイメージと体の感覚は相当の誤差がある
歩いても歩いても黒渕に到達しない
ー2・5キロってこんなに遠かったか～？
中学校の時に所属していた陸上部では毎日5キロ以上走ってたぞ・・・
当時は1キロなんて5分以内で走り切ってたんですがね～
足が棒のようになりながらも僕はひたすら歩き続けます
しかし緑の草木が繁る森林と滝から流れ落ちる川の流から発せられる
マイナスイオンはとても心地いい！
結局、黒渕までの往復では約1時間半を要しましたね
普段歩く事の少ない僕は自分の体力の衰えに危機感を感じますよ
これから歳を取る毎にますます体力も低下するんでしょうな～
少し運動をしないといけないって思う事は思うんですがね～・・・
三段峡も昔はJR可部線の駅もあり観光地としても賑わっていたんですが
可部線の非電化区間の廃線に伴い2003年に廃線になり
観光地としても過疎化している感じがしますね
柴木川の最上流にダムが建設されてからは水量が減少し
以前ほど滝の迫力がなくなったと言われているそうです
また、一帯には国有林も多く伐採の対象となっており
その環境問題も懸念されているそうです
昨今叫ばれてる環境問題ですが、長い年月をかけて人間が自分達に都合のいいように
自然破壊したツケが今になって大きな問題になっているように思います
地球温暖化もそうだと思うし、土砂災害もそうかもしれない・・・
戦後の高度成長期のツケが70年代には公害問題として社会問題になった
それを取り戻すのに どれだけ多くの犠牲を払い時間を要したか・・・
未来の地球の事を本気で考えないといけない時期に来てると思いますがね～
と、言う事で三段峡を後にした僕達は次の目的地へと向かうのでありました！
ジャンジャン！！