歴史発見 城下町へ行こう! 日御碕神社 (完) | PRAINSのブログ

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  さて、長らく続いた今回の出雲大社参拝・出雲観光の旅の記事ですがいよいよ今回でラストになります
             
              実は今回 出雲大社の参拝という事は決めて行った事なのですが
                後の予定はほとんど行き当たりばったりだったんですよね
 
     時間があったら1987年に大明神と一緒に訪れた松江城にも行こうという構想はあったんです
 
            しかし予想以上の出雲大社の人出や ぜんざい店で2時間近く待ったり
            想定外の雨に降られたりで松江の方には足を延ばせない状況になった
 
       そんな理由で出雲大社から近い日御碕灯台だけは見て帰ろうという事になったんです
      で、日御碕灯台へ向かったのですが途中目に入ったのが竜宮城のような朱色の神社・・・
 
                   ん? こんな所に神社があったっけ?
 
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            何せ日御碕に来るのは26年ぶりなのでまったく記憶になかった・・・
         てか、26年前の写真にこの神社での写真がないので当時は訪れていないと思う
 
            これだけ目立つ建物が車から見えるんですから気付かないわけはない
            時間の都合だったのか? 当時は神社仏閣に興味がなかったのか・・・?
 
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        と言う訳で どうせ通り道ですから日御碕灯台を見た帰りに寄ってみたというわけです
                                       どうやらこの神社「日御碕神社」っていうらしい
 
      鮮やかな朱色の神社と言えば広島県人の僕には宮島の厳島神社が馴染み深いですが
               いやはや この日御碕神社も立派な神社じゃありませんか!
 
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            日御碕神社は島根半島の西端に位置した神社で「出雲国風土記」
                   「美佐伎社」と記される古社だそうです
 
       神社は下の宮「日沈宮(ひしずみのみや)」と上の宮「神の宮」という上下二社からなり
                     両本社を総称して『日御碕神社』と呼びます
 
             花崗岩の鳥居の向こうには松林を背景に朱の楼門が鮮やかに映え
                         荘厳な雰囲気を漂わしていますね~
 
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             楼門をくぐると右手階段の上の小高いところに「神の宮」があり
            こちらには素盞嗚尊(すさのおのみこと)が鎮座しておられるそうです
 
                   出雲の国造りをした素盞嗚尊が根の国(黄泉国)より
                  「吾が神魂はこの柏葉の止まる所に住まん」
   と柏の葉を投げて占ったところ、柏葉は風に舞いこの神社背後の「隠ヶ丘」に止まったということです
 
            その後、素盞嗚尊の五世の孫、天葺根命(あめのふきねのみこと)
                  この地に素盞嗚尊を奉斎したといわれているそうです
 
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         そして楼門から正面には下の宮「日沈宮(ひしずみのみや)」があります
 こちらは神話の中で素盞嗚尊の姉とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られているそうです
 
                             この日沈宮は
  「伊勢大神宮は日本の昼の守り、出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て日の本の夜を守らん」
                  との神勅により祀ったのが始まりと言われています
 
                              直訳すると
        「伊勢神宮が日の本の昼を守るのに対し、日御碕神社は日の本の夜を守る」
                            という事だそうです
 
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         当初はこの言葉通り、この場所から程近い海岸(清江の浜)の経島(ふみしま)で
     天照大御神を奉斎していましたが、その後天葺根命が経島にいかれた時、天照大神が降臨し
 
               「我天下の蒼生(国民)を恵まむ、汝速かに我を祀れ」
                との神勅があり、現在の地に大御神を祭られたということです
 
                       神話に出てくる二人の神様が鎮座される
             厄除けや縁結びをご利益とした霊験あらたかな神社だそうです
 
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                 現在の建物は江戸幕府3代将軍徳川家光の命により
    松江藩主京極忠高が1634年(寛永11年)に着手し、1644年に松平直政が完成させたそうです

      壁や木の切り口は白色で、柱や横木が丹塗(にぬ)りされた社殿は桃山時代の面影を残し
              二つの本殿どちらも拝殿と本殿が続く権現造りになっています
 
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                 上の宮(本殿・幣殿・拝殿・玉垣・宝庫・鳥居2基)と
          下の宮(本殿・幣殿・拝殿・玉垣・禊所・廻廊・楼門・客人社2棟)からなり
          これら社殿の全てと境内の石造建造物も含め、貴重な神社建築として
                 全て国の重要文化財に指定されているそうです

         両本殿内陣の内壁や天井には、狩野派や土佐派の絵師による密画が描かれ
          本殿「蛙股(かえるまた)」(上を支えるための蛙の股のような建築部材)
        を中心とする彫刻は、竜虎をはじめ鶴亀や松竹梅、そして日光東照宮のように
      「見ざる、言わざる、聞かざる」の猿をかたどった見事な彫刻が施されています
 
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       う~ん、時の3代将軍「徳川家光」公が勅命を出し建造された神社なのか・・・
                      どうりで立派なはずですね!
 
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        「だるまみくじ」なる おみくじがありましたね、まあ僕は引きませんでしたがね
             僕は占いや おみくじは なるべくやらないようにしてるんですよ
 
                       別に深い理由はないんですがね 笑
 
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                神社で参拝を済ませて海岸沿いの道を歩いてみました
                   日本海に沈む夕日は綺麗でしたね~
 
                 海育ちの僕は なんだか懐かしい景色に見えました
                  子供の頃よく見た景色に似ていますね
              海に沈む夕日なんて もう何年もゆっくり見てないですからね~
 
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               子供の頃は暗くなるまで毎日のように海で遊んでいましたね
               走って帰ると遠くからでも家の電器の灯りが見えるんですよね
 
           家に着くといつもそこには母の笑顔(時々鬼の顔)がありましたね~・・・ 笑
 
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       日御碕神社近辺も日御碕灯台と同じように土産物屋の店頭で海鮮焼きを売っています
 
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      サザエの壺焼きや肉厚でジューシーなイカ焼きなど、香ばしい匂いが漂い食欲をそそります
 
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             という事で とうとうその匂いにやられてサザエのつぼ焼きを購入
                          どうです? この肉厚感!
 
          サザエって身の尻尾の部分の緑色の所が苦みがあって美味いんですよね~
 
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               シンナーを吸っているんじゃありませんよ! 爆!
 
                貝の中に残ってる汁も磯の香りがして超美味いんですよ
                     もったいないので最後まで飲み干します
 
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           雨に濡れたせいもあったのか 夕暮れになって万凛ちゃん寒いというので
                     僕のカーデガンを羽織らせてやりました
 
                    そんな万凛ちゃんは「イカ焼き」をリクエスト!
              祭りの夜店で売られてるような粗悪品じゃありませんからね~
 
                 ちなみにサザエは400円、イカ焼きは300円でしたね!
 
 
 
 
          家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)/竹内まりや 1992
                       作詞・作曲 竹内まりや 編曲・山下達郎
 
                恋するには遅すぎると 言われる私でも 
               遠いあの日に 迷い込みたい気分になるのよ
 
               キスすることもなくなった 初恋のあなたが
             嫌いになったわけじゃないけど 素直になれないの

             冷蔵庫の中で 凍りかけた愛を 温めなおしたいのに
                    見る夢が違う 着る服が違う

             いちどは信じ合えたふたりなら 心帰る場所はひとつ
                  いつもの My sweet sweet home

                  幻だけの恋ならば 100回でもできる
              それならふたりここで暮らそう 100才になるまで

           居心地の良さに 決して甘えないで やさしさも忘れないで
           好きな歌違う 選ぶ絵も違う でもいちばん私を知っている

                     見飽きたはずのあなたでも
                   いとしい My sweet sweet home
 
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          1992年にリリースされたアルバム「Quiet Life」からシングルカットされた
                   「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」
 
           この曲も当時テレビドラマの主題歌やCMソングとして大ヒットしましたよね
 
      曲の歌詞にあるように「♪冷蔵庫の中で 凍りかけた愛を 温めなおしたいのに・・・」
    ではありませんが(笑)今回26年ぶりに出雲大社で大明神と縁結びをする事が出来ました
 
             そして万凛ちゃんとも親子の縁を更にきつく結んだという事です
 
             26年前とは「♪見る夢が違う 着る服が違う・・・」になりましたが
        「♪いちどは信じ合えたふたりなら 心帰る場所はひとつ・・・」だと思います
 
       と、言う事で僕達は「♪いつもの My sweet sweet home」に帰ったのでありました!
            長らくのご清聴ありがとうございました! ジャンジャン!!