歴史発見 城下町へ行こう! 出雲名物 (4) | PRAINSのブログ

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                出雲大社の境内を出たのがお昼過ぎの12時過ぎ頃
             時間的にもお昼時であり昼食を食べたい所ではあったのですが
      万凛ちゃんたってのリクエストという事で出雲名物「出雲ぜんざい」をいただく事に・・・
 
      どうせなら出雲ぜんざいの超人気店「日本ぜんざい学会壱号店」で食べようと思って
           出雲大社門前 神門通りにあるお店の前に行くと例の如く長蛇の列が・・・
 
          ここは二階建ての黒い木を基調とした建物が印象的な和風のお店なんですが
               ツーリングで平日訪れてもいつも行列が出来てるんですよね
 
      いつもなら並んでまで食べないのですが万凛ちゃんたってのリクエストという事で仕方なく
        店の前にある受付順番表に名前を書こうと思い、見ると何と約20組待ちになっている
 
                      いったいどれくらいの時間待つんだろう・・・
 
    という事で前回・前々回の出雲大社前駅・旧大社駅の見学を待ち時間で済ませたという訳です
 
 
             元気を出して/竹内まりや 1988 作詞・作曲 竹内まりや
 
          涙など見せない 強気なあなたを そんなに悲しませた人は誰なの?
       終りを告げた恋に すがるのはやめにして ふりだしから また始めればいい

         幸せになりたい気持ちがあるなら 明日を見つけることは とても簡単

     少しやせたそのからだに似合う服を探して 街へ飛び出せばほら みんな振り返る
      チャンスは何度でも 訪れてくれるはず 彼だけが 男じゃないことに気付いて

     あなたの小さな mistake いつか想い出に変わる 大人への階段をひとつ上ったの
         人生はあなたが思うほど悪くない 早く元気出して あの笑顔を見せて

 
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                各駅の見学を終えて店に帰って来たのが約1時間半後
                     受付表を見るとあと4組待ちになっている
 
       あと少しと言う所なのだが雨に濡れた万凛ちゃん靴の中がビショビショという事と
      お腹が空き過ぎたという事でご機嫌斜め、ちょっとはぶてたようで元気がない 笑
 
          しかし雨が降ってるにもかかわらず相変わらず店の前には行列が出来ている
                   そうこうしていると、やっと名前を呼ばれて店の中へ・・・
 
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            店内はとても狭く2人掛け・4人掛け・6人掛けとテーブルが1つずつ
  
    店内に流れるBGMはポップス風や演歌風の「♪ぜんざい ぜんざい・・・」と言う語句が頻繁に入った
            ユニークな音楽が流れてる、あの曲ってお店のオリジナルなのか・・・?
 
   レジの周辺には調理用のぜんざいのや縁結びグッズにダルマなど持ち帰り品も色々ありましたね
              そうこうしてると注文から5~6分でぜんざいが運ばれてきました
 
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       お店の看板メニューは大きく分けて「出雲ぜんざい」「縁結びぜんざい」の2種類で
        「出雲ぜんざい」は紅白の白玉入り「縁結びぜんざい」はやはり紅白の
                       焼いた仁多餅が入っています
 
      僕達は3人とも縁結びぜんざいをチョイス、ちなみに縁結びぜんざいは600円でしたね
 
      約2時間、待ちに待った出雲ぜんざいですが見た目には透明感がある汁は飲んでみると
                     ちゃんと餡子の甘さがありとっても美味しい
 
                    紅白の餅は見た目も綺麗で味や食感もGOOD!
                     やはり個人的にはぜんざいには餅ですね!
 
                小豆は一口分掬う度に10~20粒位あるほど汁中に一杯で、
              ふっくら柔らかくて底までたっぷりなので最後まで楽しめましたね
 
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ぜんざいを食べて少し落ち着いたのか万凛ちゃんもご機嫌が直って少し元気になったようです 笑
 
            店内はもちろん満席で4人掛けのテーブルに女性が4名
           6人掛けのテーブルに僕達3人と相席の若い女性が2名の計5名
 2人掛けのテーブルにはちょっと怪しそうなスーツ姿に髪に黄色いメッシュを入れた男性客が一人・・・
 
      各テーブルにはすべてぜんざいが出ているのに更にもう一つぜんざいが運ばれてきた・・・
          「ん?ぜんざいが一つ多いんじゃないのか・・・」って思ったんですが・・・
 
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                 何とその怪しげな男性客、まさかのダブル! 笑
       しかもさっきからスマホとデジカメを交互に出して1人ニヤニヤしながら写真を撮ってる
 
                外では雨に濡れながら多くのお客さんが列をなしている
      そうこうしてると一気にぜんざいをたいらげ何と更に「縁結びコーヒー」の追加オーダー
            しかもその後運ばれてきた普通のコーヒーまで写真に撮ってた・・・
 
               コーヒーを運んで来た店員さん、間違えて僕の所へ持ってきた
         「いやいや、そのコーヒー僕じゃありませんよ、そっちの彼ですよ・・・」
 
                   そう言われて店員さん、伝票をチェックしている
              「えっ、この方一人でこれだけ注文されてるの・・・?」
           その発言に店内に異様な空気が流れる、みんなクスクス笑ってる
 
               しかし渦中の彼は気づいていない、一人悦に入っている
           まさかのトリプルに機嫌が直った万凛ちゃんも大うけ 大笑い! 
 
       あの時の彼、ごめんなさいね、箸が転んでも可笑しい年頃なんでね~ 爆!
                でも君も大人ならちゃんと周りの空気を読もうね!
                   まあ悪い事じゃないんだけどね~ 爆!
 
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           しかし僕は知らなかったんですが、ぜんざいって出雲が発祥なんですね~
 
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       「日本ぜんざい学会壱号店」は超人気店だけあって有名人も多く訪れているようです
         先日の記事の映画「RAILWAYS」主演の中井貴一さんもご来店してるようでしたね
 
                         写真はタレントの比企理恵さんです
                     比企理恵さんっていましたね~ 懐かしい! 笑
 
 ちなみにBS朝日放送の「城下町へ行こう」でも「日本ぜんざい学会壱号店」は取り上げられていましたね
                        ニコニコして取材を受けていましたが
 
            「え~ あの時とぜんぜん違うじゃん、もっと怖そうだったのに・・・」
                     ってウチの万凛ちゃんは申しておりましたがね 笑
 
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        ぜんざいを食べた僕達は次に、これも有名な出雲名物「出雲そば」をいただく事に・・・
        事前にオザキさんに勧められていたお店「平和そば」って言うお店に行ったのですが
                    時間が遅かったため「本日終了」の掛札が・・・
 
            という事で以前ツーリングの時に訪れて美味しかった「八雲」さんへ・・・
              まあ出雲そばは何処の店も遜色なく美味しいですからね
 
      出雲大社はオオクニヌシノミコトをお祀りし、全国たくさんの方々の信仰を集めています
 
              オオクニヌシノミコトはスサノオノミコトの子とされていますが
                その父神であるスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治し
        クシナダヒメを救い、結婚して新居を造られたときに御歌をお詠になられたそうです
 
         ―八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を―
 
     この歌は日本で最初の和歌といわれ、八雲立つは盛んに雲が立ちのぼるという意味で
          出雲の枕詞です、八雲さんはこの和歌より店名を頂戴したんだそうですよ
 
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                   出雲そばの特徴はまずその器にあるそうです
        割子と呼ばれる独特の丸い容器にそばを分け入れ基本1人前3段になっています
 
       そばは甘皮まで挽いた挽きぐるみの香りの高いそばで、そこにだしをかけて食べます
   出雲そばは、一般の猪口の汁にそばをつけて食べるもりそばと違い汁を直接かけて食べます
 
               ハレの日の御馳走であったそばは、享保の頃に庶民の味となり
     元禄の頃になると汁につけて食べるほかに、そばに直接汁をかけて食べるようになったそうです
 
        出雲そばは、その頃の庶民の味としてのそばを大切に、長い伝統により、だしをかけ、
     そばにからませ、薬味をのせて食べたときにおいしくなるように完成された味となっているそうです
 
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       大明神と万凛ちゃんは基本の3段割子、僕はちょっと贅沢に5段割子をいただきました
                     とっても美味しかったですよ
 
        あと「出雲そば」は時の出雲松江藩主「松平氏郷(不昧)」公のエピソードが有名です
 
  当時「高貴な人はそばを食べない」とされていたにも拘らず、不昧公お忍びで夜に屋台の蕎麦を
   食べに行くほどの蕎麦好きでこだわりの食べ方を語っており茶人としても茶懐石に蕎麦を取り入れ
                 出雲そばの地位向上に一役買っているという事です
 
         不昧公も愛した出雲そば、是非出雲に行かれた時はご賞味くださいね!
 
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       今日の記事でご紹介した竹内まりやさんの1988年のヒット曲「元気を出して」ですが
       この曲も もともとは薬師丸ひろ子さんへ1984年に楽曲提供された曲なんですよね
 
    薬師丸バージョンの評価はさて置き(笑)この曲も多くのミュージシャンの方がカバーされています
               竹内まりやさんの代表曲の一つと言っても過言ではないでしょうね
 
  この曲を引用したのは雨に濡れ、お腹が空いたという事でご機嫌斜めになった万凛ちゃんへの
                 励ましのメッセージを込めてと言う事ではあるのですが
                 歌詞の内容とはちょっとニュアンスが違いますよね 笑
 
   でも只今思春期真っ最中の万凛ちゃんは「大人への階段をひとつ上ったの・・・」の最中でもあり
     「早く元気出して あの笑顔を見せて」というくだりは僕からのメッセージでもあります
 
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         万凛ちゃん、中学生になったといえ君はまだ幼く人生経験も乏しいから
             嫌な事があったら すぐ顔に出してご機嫌斜めになるけど
            君がそうする事で周りの人は嫌な思いになるし気を使うんだよ
 
             雨に濡れたのは誰のせいでもないし お腹が空いてたのは
                      父さんも母さんも一緒だったのよ
 
            僕達は君の親だから我慢も出来るけど他人はそうはいかないよ
            君がそういう態度をすれば最終的には自分が悲しくなるんだよね
 
            何を隠そう、お父さんも若い時には自分の思い通りにならないと
           周りに当たり散らし すぐ顔や態度に出る典型的なタイプだったのよ
                    まあ今でもそんな所もあるけどね 笑
 
         きっと君はそんなお父さんの血を兄妹で一番引いているのかもしれないね
             でもお父さんは50年の人生でそれではいけないって学んだのよ
                これからの君の人生でそこは直さないといけないと思うよ
 
                                 老婆心ながら、お父さんより
 
 
         という事がありながらもお腹一杯になった僕達は次の目的地に向かうのであった
                         今日はこれまで! ジャンジャン!!