歴史発見 城下町へ行こう! 竹野屋とデニハ (2) | PRAINSのブログ

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         SEPTEMBER/竹内まりや 1979 作詞・松本隆 作曲・林哲司
 
             辛子色のシャツ追いながら 飛び乗った電車のドア 
                いけないと知りながら 触れ向けば隠れた
                街は色づいたクレヨン画 涙まで染めて走る 
                   年上の人に会う 約束と知ってて

             September そしてあなたは September 秋に変った
                 夏の日ざしが弱まるように心に影がさした
             September そして九月は September さよならの国
                 解けかけてる愛の結び目涙が木の葉になる

                会ってその人に頼みたい 彼のこと返してねと
                  でもだめね気の弱さ くちびるも凍える

             September そしてあなたは September 秋に変った
                話すことさえなくなるなんて私に飽きた証拠

             September そして九月は September さよならの国
                  めぐる季節の色どりの中一番淋しい月

       借りていたDictionary 明日返すわ “Love”という言葉だけ切り抜いた後
                     それがGood bye, good bye

             September そしてあなたは September 秋に変った
                 私ひとりが傷つくことが残されたやさしさね

             September そして九月は September さよならの国
               トリコロールの海辺の服も二度と着る事はない
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            さて、出雲大社を出た僕達は出雲参道に出て参道通りを見て回ります
           まず最初に目に付くのがゴルゴさんお待ちかねの(笑)創業130年を誇る
                   出雲を代表する老舗旅館「竹野屋」さんです
 
     竹野屋さんは本来、老舗温泉観光旅館というよりも出雲大社への参拝者達の宿泊先であり
       更に「竹野屋」旅館は出雲大社での神前結婚式を挙げた一家や出席者達の宿であり
                 披露宴会場というのが生業であり役割だったそうです
 
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          先代主人は、大社町の元町長を勤めたほどの人物「竹内繁蔵氏」であり
  現在はブライダルアドバイザーという肩書きを持つ息子さんがその重責と歴史を継いでいらっしゃいます
 
         ちなみに以前、沢田研二さんと田中裕子が出雲大社で結婚式を挙げられた時
                    竹野屋さんで披露宴を行ったんですよね
 
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    よく手入れされた植栽に囲まれた玄関先から中に入ると、近代的なホテルのロビーとは一味違う
                ムーデイーで重厚な木造建築が目に飛び込んできます
 
           そして、畳敷き広いロビーにて島根県が誇る茶菓子と抹茶のお持て成しに
                      一息着いて頂けるようになっています
 
       由緒ある「竹野屋」さんであるが一介の老舗旅館がなぜそんなに有名なのか?
                 そこにはこんな秘密が隠されているのである・・・ 笑
 
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     冒頭でご紹介した昭和を代表する名曲の一つ「SEPTEMBER」を歌っている僕も大好きな
          自称シンガーソング専業主婦「竹内まりや」さんのご実家であるという事だ
 
  前出の先代と言うのはまりやさんのお父様であり現在の御主人まりやさんのお兄様なんですよね
 
     上の写真は2007年、ご主人の「山下達郎」さんとの銀婚式の年にリリースされたアルバム
         「Denim(デニム)」の時の物だが、ここはご実家の竹野屋さんなんだろうか?
 
       しかし残念な事に竹野屋さんはご予約のお客様以外の立ち入りは禁止されている
       僕のようなミーハーなファンが押しかけてお客様に迷惑をかけるからであろうと思う 笑
          ここでしか買えないまりやさんの特別グッズがあるという噂なんですがね~
 
      ちなみにある情報によるとまりやさん、今年の6月に平成の大遷宮を終えた出雲大社に
                        参拝に帰られたそうですよ 笑
 
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             竹野屋さんから更に歩を進めると出雲大社前駅が見えてきます
                 そしてオレンジ色のレトロな電車が目に付きます
 
   何とこの電車、日本最古の電車だそうで「一畑電車 デニハ50形52号車」という電車だそうです
    僕は鉄道マニアではないので詳しい事は知りませんでしたが、なるほどレトロな香り満載ですね
 
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                         中はこんな具合になっています
 
        う~ん、記憶が微かなんですが僕がまだ幼かった頃 呉に走っていた路面電車
                      こんな感じだったように思うんですがね~
 
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                   現代の電車と比べると驚くほど簡素な運転台ですね
 
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                         運転室の窓から前方を見ます
 
           出雲市大社町出身の竹内まりやさん、「SEPTEMBER」の歌詞に出て来る
          「辛子色のシャツ追いながら 飛び乗った電車のドア ・・・」ってくだり
                   この電車をイメージして歌っていたのか・・・? 笑
 
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                       おっと、怪しい運転士の姿が・・・ 爆!
 
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       実は「一畑電車 デニハ50形52号車」を有名にしたのはこの映画作品なんですよね
 
                   2010年に公開された中井貴一さん主演の
              「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」
                           って作品なんですよね
 
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        仕事に追われ、家族を省みることのなかった50歳目前の男が、ふと人生を振り返り
                   幼いころの夢を追い求め始める感動ストーリー
 
                 監督は『白い船』などで知られる島根出身の錦織良成
 
        主人公の男を『亡国のイージス』の中井貴一、その妻を「天地人」の高島礼子
                   娘を『ドロップ』の本仮屋ユイカが演じています
 
           一畑電車の走る島根の風土を描きながら、家族や仕事といった人生の
            普遍的なテーマを扱った深遠なストーリーが感動を呼ぶ作品です
 
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            大手家電メーカーで数々の実績を積み上げ、50歳を目前にしながら
                     仕事に追われる日々を送る肇(中井貴一)
 
               一人暮らしの母が倒れたのをきっかけに故郷へ戻った彼は
        一畑電車の運転手になるという幼い頃の夢を思い出し、採用試験に応募してみる
         そして、年齢のハンディーを乗り越えて試験に合格した肇は運転手となるが……
 
           と言うあらすじの作品ですが残念な事に僕はこの作品はまだ観ていない
              まあこうして縁があったのだから是非観てみようと思いますね
 
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                          日本最古級の電車

                         デニハ50形・52号車
 
  映画「RAILWAYS」の中で最も多く登場し、強い印象を残した車両がこの「デニハ50形」です
      1928(昭和三)年、小境灘(現・一畑口)~北松江(現・松江しんじ湖温泉)間
   及び1930(昭和五)年の大社線開業に併せて新造された一畑電車のオリジナル車両です

                客貨同時輸送を考慮した荷物室付きの車両であり
                今ではほとんど見ることができない貴重な車両です
 
   また、製造当時には当たり前だった客室の手動扉も、全国にいくつか残る同時代の車両が
    全て自動扉に改造された中にあって、唯一製造当時のまま残されている点においても
                     貴重な車両と呼ばれる由縁です

     この「デニハ50形」は1928(昭和三)年~1929(昭和四)年に合計4両が製造され
        現在は「52号」と「53号」の2両が現存しておりますが、老朽化の為共に
                2009年3月末をもって現役を引退いたしました
 
     その後映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」撮影の為に
             2009年8月の1ヶ月間、再び営業線上を走行いたしました
 
   それ以降は、雲州平田駅の車庫内で保存しておりましたが、映画公開に併せ多くのお客様に
             ご覧いただくため、ここ出雲大社前駅に展示するものです
 
               (以上、「デニハ50形・52号車」高札より全文引用)
 
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          という事で出雲大社前駅でレトロな電車を見学した僕達は更に歩を進めます
          しかし何という事か、ポツポツ降り始めた雨は勢いを増し本降りになってきた
 
                雨を想定していなかった僕達は傘も雨具も持っていない
          雨宿りをしていたが、いつやむかもわからない、う~ん時間がもったいない!
 
                           そこで万凛ちゃんが一言!
                     「やっぱり雨男がおると・・・」 爆!
 
              という事で今日はこれまで、続きはまた明日! ジャンジャン!!