2013春ツーリング 俺たちの旅 ③ 青春貴族 | PRAINSのブログ

PRAINSのブログ

昭和と趣味と日記のブログ
車・バイク・音楽・映画・ファッション・釣り・ゴルフ・・・
時々、我が町「呉」と お仕事「美容」、「美味い物」
よろしくお願いいたします!

イメージ 1
 
阿蘇山を降りた僕達「秘密変態サンレンジャー」は熊本インターチェンジから高速に乗り九州自動車道をひたすら南下します、目指すは薩摩の国鹿児島県です、昨年阿蘇に訪れた時はそこから北上して長崎方面に行きましたが今回初めて九州本土の最南端鹿児島に行ってみようという事になったんですよね
 
初日の予定は鹿児島到着後、宿泊先の温泉に着けば無事予定終了という事になっていたんですよね
出来れば6時には宿に入りたかったのですが予定を少しオーバーしていたんですよね
 
阿蘇で冷え切った体を耐え忍びながらも各自相棒に鞭を入れひたすら鹿児島を目指します
3人が交互に先頭を走りながら4気筒×3=12気筒のサウンドを奏でながらの激走です
 
イメージ 2
 
     到着予定の時間は過ぎてしまいましたが思っていたより熊本~鹿児島間を早く走り抜けましたね
     約1時間半くらいで走り切りました、赤レンジャー・青レンジャー・緑レンジャー共々悲鳴を上げて
     ましたね~ まあよく頑張ったと思いますよ 笑
 
     無事に温泉宿に着いたという事で各愛馬達を労いながら宿のガレージに入れます
     屋根付き・扉付き、雨が降っても大丈夫、盗難対策もバッチリですね!
 
イメージ 11
 
       今回初日の僕達の宿は鹿児島県霧島市にある温泉宿おりはし旅館という山里の宿です
       何はともあれまずは冷え切った体を温める為に温泉に浸かります
 
イメージ 12イメージ 13
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おりはし旅館にはいくつかの浴場や露天風呂があるのですが僕達がチョイスしたのは時間制限のある内風呂
炭酸水素塩泉のお風呂でした、僕は休みの日にバイクに乗った後必ず銭湯に行くのですが冷え切った体で
大きな風呂に浸かると極楽に行ったような気分になります、至福の時間ですね~!
 
風呂から上がると次は食事になるのですが先に「おりはし旅館」のご紹介を少しばかりしておきましょう
 
イメージ 14イメージ 15
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
        おりはし旅館さん創業は明治12年だそうで、いで湯の里、妙見で最も古い宿だそうです
 島津家家臣の久木田五介が西南戦争より帰り、キズ湯として湯治場を設けたのがはじまりだということです
 
イメージ 16イメージ 17
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      7万坪余りの広い敷地に点在する新旧の建物群と自然木と渓谷がとても風情がありますね
               春は桜、秋はもみじの山里の風情ある自然美が楽しめるそうです
           源泉100%掛け流しの13の湯殿と露天風呂がおりはし旅館のウリだそうです
 
            自然、地元素材の山菜料理とご希望により野鳥・猪料理が楽しめるそうです
      湯、食、景、三位一体を味わう至福の時をおりはし旅館でゆっくりとお楽しみくださいとの事です
 
イメージ 18イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕は鹿児島県を訪れるのは2回目なのですが一度目は広島カープのキャンプが行われている宮崎県に行くために広島空港発の飛行機で鹿児島空港に下りてバス移動しただけなので実質始めて見たいなもんなんですよ
 
もちろん、おりはし旅館はオザキさんが探して選んだ宿です、昨今の近代的な宿ではなく昔の風情を残した歴史ある建物って感じでしたね、昔風情と言うのとボロというのは紙一重なんですがここは前者だと思いますよ
 
まあ部屋の扉に描かれていた仙人?の絵は少し不気味さを感じましたがね~ 
昨今のアニメ映画「ももへの手紙」みたいに出てきたらどうしようかと思いましたね 笑
 
イメージ 4イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、食事に話を戻しましょう、当日僕達に用意されていたのは地元で採れた食材を使っての郷土料理の数々でしたね、まずはビールで乾杯! 今日一日の無事と3人の友情への労いの意味を込めての乾杯です
まあ酒飲みではない僕達は瓶ビール一本を3人で飲んで終わっちゃいましたがね~ 笑
 
宿が山間部にある為か魚も川魚でしたね~ アマゴかイワナかヤマメかわかりませんがそんな感じの魚です
 
イメージ 6イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左は鹿児島の名産、黒豚の冷シャブですかね~ 問題が起きたのは右のお刺身です
酢味噌につけていただいていたんですよね  で、パクパク食べながら
 
カースケ(僕)  「この刺身何の魚じゃろうか・・・?」
オメダ(カツジ) 「う~ん、どう見ても海の魚じゃないよの~・・・」
 
瀬戸内に生まれ育った僕達は美味しい海の魚にはうるさいですからね~
その会話を横で聞いていたグズ六(オザキ)さん、おもむろに・・・
グズ六(オザキ) 「あっ、これ? これは鯉(コイ)よ・・・!」
 
カースケ・オメダ 「えっ、鯉?!・・・」
僕は口の中にある鯉を勇気を出して飲み込んだ、オメダは鯉の刺身を取りに行ってた箸を止めた・・・ 笑
 
オメダ  「わりゃ~ 残さんと全部食べよ~・・・」
カースケ「見てみぃ~ ワシは全部食べたで~ オマエこそ残さんと食べよ~・・・!」 爆!
 
結局オメダはそれ以降鯉に手を付けなかった・・・  しかも聞けば味噌汁も鯉だと言うじゃないか・・・
僕達二人が味噌汁の蓋も開けず手を付けなかったというのは言うまでもない 爆!
まあイメージの問題なんですよね どうも錦鯉の姿が目に浮かんで・・・ 笑
 
イメージ 8
 
そんなこんな食事を終えて早々と布団を敷いてもらったんですが、どうよ この密着感! 
グズ六(オザキ) 「おいおい、部屋は広いんじゃけん これはないじゃろう、ワシら~ホモじゃないけんの~」 爆
 
で、結局布団を二組別の部屋に移して僕とカツジ、オザキさんは一人部屋で寝る事に・・・
朝早くから行動を開始して一日中走り回った僕とカツジは限界が近い、まあ今回は体調不良こそ起こさなかったが風呂に入ってビールを飲んでご飯を食べたら眠くなるのが当然だ
 
グズ六(オザキ) 「おいおい、まだ9時にもなってないんで こんな時間から寝たら3時頃目が覚めるで
            眠気覚ましにもう一回温泉に浸かろうや~・・・」
 
カースケ(僕) 「いやいや、疲れたけん ちょっと横になるだけよ・・・」
 
イメージ 9
 
       とは言った物の あえなく撃沈! しかもオザキさんに証拠写真まで撮られてしまっていた 笑
 
イメージ 10
 
       オメダも同時に撃沈! 笑  この後グズ六は一人で温泉に行ったらしい・・・
 
       「グォ~ グッグッ グォ~・・・」 凄いイビキで目が覚めた、カツジのイビキである
       時計を見ると午前3時・・・ う~ん オザキさんが言ったとおりじゃ・・・
       目が覚めた僕はデジカメに収めた写真のチェックを始めた 「ピッ・ピッ・・・・」画像を送る音である
 
       「わりぁ~ ピッ・ピッ・ピッ・ピッうるさいの~ 目が覚めたじゃないか・・・」  と、カツジ
       「やかましいわい、オマエの黒豚が鳴くようなイビキで目が覚めたんじゃ!」
       「ワレのぉ~ ワレの包丁研ぐような歯ぎしりの方がうるさいんじゃ~・・・」
 
       と、こんなやり取りをしていると隣の部屋から
       「ほれみぃ~ 言うたとおりじゃろうが、時計見てみぃ~3時じゃろうが・・・!」 爆!
 
       とまあ、こんなノリで初日の夜は過ぎて行ったのだが このノリ30数年間変わっていない 笑
       広島以外の人が聞いたら喧嘩してるように聞こえるかもね!?
       結局この歳にまでなって こうして一緒に旅に出るというのは付き合いも長い同級生で
       気を使わずに済むって事なんですよね、三人とも同じ気持ちなんだと思いますよ
 
       そんな僕達を表す曲をお送りして今日は終わりにしようと思います、
       また明日!ジャンジャン!!
 
 
              
              青春貴族/中村雅俊   作曲:いずみたく  作詞:山川啓介
 
               いちばん大事なものは 何?  きまっているよ 友達さ
               いちばん嫌いなものは 何?  おあいにくさま 勉強さ
 
                  頭のできは よくないが 心のできは 最高さ
              根っから気のいい やつばかり 青春貴族だ おれたちは

              いちばんうれしい時は いつ?  あの娘と二人で いる時さ
              いちばん悲しい時は いつ?  あいつとケンカを した時さ

              難かしいことは 知らないが 若さが何かを 知っている
              のんびり自由な やつばかり 青春貴族だ おれたちは

              これからお前は どこへ行く?  誰も行かない とこまでさ
            これからお前は 何をする?  自分じゃなければ できないことさ
                 
                  今はビリで いるけれど 十年さきは 先頭さ
              ハートがでっかい やつばかり 青春貴族だ おれたちは