先日の月曜日、朝ひと仕事を終えて家に帰るとぞくぞくオヤジ暴走族が秘密ガレージに集結し出した。
ミニツーリングで昼御飯を食べに行こうと言う事である。
「みなさんどちらに行かれるんでしょうか？」と僕
「どこに行くかはあいつが決めるわいや、あいつが、、、」とシバさん
「あいつ」とは誰でしょう？ そう！みんなのアイドル オザキさんです、笑
息子はミニクーパーとヴェスパの磨きをやっています。
「今日はお兄ちゃんは行かんのん？」とシバさん
「今日は試験が近いんで勉強します、夜はバイトもありますんで、、、」と息子
そんなこんなでオザキさんが合流して出発進行！
「オザキさん、いったいどこに行くんでしょうか？」
「河内の方に廃校になった学校で手打ち蕎麦を食わすところがあるけん行ってみんかい」
「はい、わかりました」
いつものごとく僕は後ろをついて行くだけです。
焼山から郷原に抜けて黒瀬方面に、、、
それにしてもオザキさんは道をよく知っている。
まともに国道を走らない、裏道、抜け道、けもの道、、、
まるでドカティー９００ＳＳを原付のように乗るのだ、川べりの道を走っている時運転の苦手な（笑）シバさんは川に落ちそうになっていた。
僕はいつものごとく一番後ろなのでみんながよく見えるのだ。
そうこうするうちに目的地に到着。
広島県北部に位置する河内にある元、宇山小学校と言う所である。
聞く所によると、この小学校、平成５年に廃校になったそうだ。
その校舎を利用して「そば処 さわやか茶屋」と歴史資料館などになっているのだ。
建物の中に入ると地元で採れた野菜や果物も売っていた。
僕の大好きなピーマンがあったので買って帰ろうと思ったのだがあいにくバイクなので断念した、とても残念だ、笑
随所に学校時代の面影が残っている。
とても懐かしい光景だ。
なぜか図書室には本がそのままにしてあった、なぜなんだろうか？
歴史資料館には色んな物が展示してあった。
琺瑯看板も飾ってあった、オークションに出したら結構いい値段が付くと思う、笑
歴代校長先生の写真も飾ってあった。
たぶんこの辺りは過疎化しているんでしょうねー、さわやか茶屋で働いている人達の車が表にあったが殆どの車には「もみじマーク」が付いていた、笑
僕たち以外のお客さんも結構いたのだがみなさん昭和の戦争時代に青春を送ったのであろうと言う方ばかりだった。
まるで老人ホームに来たようだった、笑
さわやか茶屋の場所は職員室があった場所だそうだ。
でもどこを見ても懐かしい感じがしましたねー。
僕は長浜小学校に入学した時は木造校舎だった、２年生に時から鉄筋校舎に変わったのだが、ここも鉄筋校舎であったが懐かしい雰囲気は確かにあったのだ。
オザキさんとショーゴさんはもり蕎麦定食を頼んでいた。
散らし寿司に煮物、酢の物の小鉢にお漬け物。
僕とシバさんとヤノ君は鴨南蛮の定食。
小鉢その他は同じものだった。
地元で採れたものばかりで作るんでしょうねー、体に良さそうな感じがしました。
ちなみに鴨南蛮定食は１１００円でした。
さわやか茶屋の机や椅子は学校のそれでした。
この椅子も懐かしかったですねー、子供たちの参観日で見る事はあったけど実際座るのは小学校の時以来です。
ちなみに僕は中学校は木造だったので椅子ももっと古い物でした。
写真左奥は俳優の宍戸錠さんじゃありませんよ、オザキさんです、笑
呉でも統廃合されて廃校になった学校もありますがどこも住宅地になったりスーパーが出来たりして校舎は取り壊されています。
ここの宇山小学校のように校舎を利用して、、、みたいな物はありませんねー。
校舎を取り壊す予算もないし取り壊しても使い道がないのかも知れませんねー。
それだけここは田舎で過疎化してるんだと思います。
卒業生はどう思うんでしょうねー？
まあ母校の校舎が取り壊される方が悲しいかも知れませんよね、こうして校舎が残って利用されている方がいいのかも知れませんね。
こうして美味しい手打ち蕎麦をいただいた僕たちは呉に帰還するのであった、ジャンジャン！！